木に喰われたまといリス
 
これは「まといリス」のバリエーションとはちょっと違うものですが、
非常に珍しいものだったので紹介します。
 
この写真は、2007年に埼玉県寄居町の林道馬騎ノ内線で撮影したものです。
この時点ですでに看板の上部3分の1ほどが、成長した樹皮に「喰われ」ていたものの、
辛うじてまといリスの姿は見えていましたが・・・。
 
それから12年後の2019年、近くに来たついでに思い出して立ち寄ってみると、
驚いたことに、看板は成長した木にほぼ飲み込まれる寸前でした。
まといリスがもう足元しか見えない!
 
正直言って、ここまで変化しているとは思いもしなかったので、
最初にこれを見たときは、同じものだと気づきませんでした。
 
このまま木が成長を続けたら、
あと10年もしないうちに完全に飲み込まれてしまうかも知れませんね。
 
その日の帰宅後にその様子をツイッターで呟いたところ、思いも寄らぬ反響が(笑)。

専門家のコメントなども出てきました。
特に木の状態に対する心配は無さそうです(笑)。
木が“看板”を飲み込んでいく…12年前との比較写真が話題に 専門家に理由を聞いた(FNN PRIME)
 
2020/06/17、久しぶりに見に行って見ると、
約1年の間でも、僅かながら成長していることが確認出来ました。