武州中津川森林鉄道 2011・秋
 
 
 BAJAを停めて、軌道跡へと歩いていく。初めて来たときから、紅葉の時期にここを歩いてみたいと思っていたのだが、思い描いていた景色にはまだ少し早かったようだ。
 
 
 それでも徐々に黄色味を増してきた、この時期ならではの色彩を放つ木漏れ日の中を、奥へ向けて歩く。
 
 
 路面は、ずっと積もったままの落ち葉に覆い尽くされている。今年もまたこの上に新たな落ち葉を重ねて行くのだろう。
 
 
 本線を外れ、石垣の脇へ降りていく。木漏れ日が照らす石垣がまた美しいこと・・・。
 
 
 石垣から戻り、更に先へ。
 
 
 切り通しを振り返る。この区間のなかで、ここが一番当時を偲ばせるようで(もちろん当時を知る由もないが・・・)好きな場所だ。
 
 
 何度歩いても素敵な場所だ。また次に来る時もきっと寄り道してしまうだろう。