2015/06/07 埼玉県秩父市・赤沢軌道
 入川林道ゲート手前の駐車場。乗用車は500円、バイクは200円です。
 
 ここに書かれた現行契約期間は終わっちゃってるけど、更新はされてるんだよね?
 
 保安林の看板に、沢の名前が細かく書かれています。こういった、林道で見る看板も実に資料性が高いです。
 
 この看板を見る度に思うんですが、これ、イラストではなく稼働当時の写真を使って欲しいです(笑)。
 
 赤沢吊橋を渡ってすぐに現れる木橋。見た目以上にしっかりとはしてますよ(笑)。
 
 その木橋もあっという間に引き離されるほど、一気に高低差を稼ぎます。赤沢谷出合と赤沢軌道の路盤の高低差は、実に80mにも及ぶそうです。
 
 レールはごく一部の箇所に残るのみですが、枕木は至る所で見ることが出来ます。
 
 崩れた斜面からレールが顔を出しています。非常にいい雰囲気です。
 
 苔に覆われた枕木もたくさん撮ったんですが、ことごとくピンボケに・・・(泣)。
 
 奥に進むにつれ、赤沢との高低差を徐々に詰めて行きます。
 
 このくらいなら落ちても死にはしないだろうけど、骨でも折ったら大変だ。慎重に進みますよ。
 
 東京大学演習林であることを示す、山火注意の看板。こんな奥地でも見ることが出来るとは!
 
 路盤上にはところどころで、こんな大岩が道を塞いでいることもあります。
 
 この石垣は、嘗ての造林小屋の跡地です。この場所の写真もピンボケしまくりでした・・・。
 
 造林小屋跡地には飯盒も落ちていました。現役当時のものか、それとも後から来た登山者の物かは分かりませんが・・・。
 
 路盤のある右岸だけでなく、沢を挟んだ左岸側でも斜面が崩落している場所がかなりありました。
 
 赤沢軌道終点の景色。土に埋もれたレールの脇に、こんな巨木が育っています。
 
 終点には、用途不明の金具が幾つか落ちていました。ピンボケになってしまったのが本当に惜しい。ああ、もう一度行きたい・・・。