2017/04/02 群馬県多野郡神流町・林道二子山線・他
 
 雪の残る林道二子山線。本文で使わなかった写真をいくつか並べておきます。
 
 ほんの2日前に積もったばかりの雪は、どこを走ってもサクサクの感触が気持ちよすぎます。
 
 青空と真っ白な雪って、本当に最強の組み合わせですよね。
 
 山めっちゃ綺麗・・・。
 
 雪に覆われた林道って、何でこんなにも美しいんだろう。
 
 楽しかったなあ、BAJA君!また来シーズンもこんな雪の中を走れるといいな!
 
 ところ変わってこちらは林道八日見線。鉄塔がすぐ近くに建っています。
 
国道299号から分岐する八日見線の起点脇にある龍頭神社。「龍頭」と書いて「りょうかみ」と読むそうで、現在の「両神」の由来となったという説のひとつでもあるそうです。
 
 この龍頭神社は、秩父〜小鹿野地方に多くあるオオカミ信仰の神社のひとつで、ここには2対のオオカミの狛犬があります。
 手前の1対は平成18年に作られた比較的新しいものですが、拝殿の前にあるもう1対がとても良いものでした。
 
 その1対の、向かって右にいるのがこちら。だいぶ古いもののようですが、どうやら明治40年頃に造られたもののようです。
 
 脇腹には肋骨のシルエットも彫られ、嘗て撮影されたというニホンオオカミの写真で見た印象そのままの姿に形作られています。
 
 向かって左のもう1体がこちら。顔の部分がだいぶ破損してしまっていますが、その所為もあって手前の新しい狛犬が造られたのだと思います。
 
 こちらも、脊椎の凹凸がしっかりと形作られ、生物としてのリアリティが感じられる造形となっています。まだニホンオオカミが生きていた頃、当然実物を知っている人が造ったのだろうと思うと、なんともいえない感動を覚えます。
 
 そして、これは帰ってきてから知ったのですが、この拝殿には、白いオオカミが描かれた奉納額絵があります。何気なく撮った写真に、辛うじてそれが写っていました。
 
 それがこちら。現地で気づけなかったのが悔やまれます。もっとしっかり見るために、もう一度行きたい・・・。
 
 帰り道、R299沿いで見つけた看板。
 
 ナショナル坊や・・・ですよね??
 正解のナショナル坊やは各自調査の方向で!