2017/05/06 埼玉県秩父市・天目山林道
 
 県道73号線から分岐する天目山林道。この橋の袂に、林道開設当時の古い名前が残っています。
 
 橋の欄干に、「細久保林道」と記されています。これが、この道の開設当初の路線名だったようです。
 
 その橋の向かいに、古い石柱が残っています。
 
 ここには、「細久保林道基点」と記されています。
 
 側面には「三、二六二米」の文字も。この道の開設当時、まだ細久保谷に沿った区間しか無かった頃の総延長でしょう。
 
 その脇には、現在の天目山林道入り口の案内もあります。「細久保林道」の名は、現在では天目山林道の10km地点付近で分岐する支線に引き継がれています。
 
 傾いた支柱に対して、わざわざ垂直になるように取り付けられた標識。以前来たときからそのままでしたが、一体いつからこの状態なのだろう?
 
 天目山林道沿いに、500m刻みで設置されたキロポスト。距離が分かり易い利点もありますが、時には残りの距離を知って絶望することも・・・(笑)。
 
 今回の行程で最も印象的だった、深い切り通しを塞ぐ瓦礫の山。復旧がなされるのはいつの日か・・・。
 
 首を傾げた、10.5kmのキロポスト。何が原因でこうなったんでしょうね?
 
 かすれ過ぎて、全く用を成さないカーブミラー。
 
 天目山林道からの撤退を決めた、路肩の広場。これだけ広ければ、航空写真でも分かるかも。
 
 帰路での一枚。次にここに来るのはいつになるかなー?
 
 切り通しの崩落からこぼれ落ちた瓦礫が、ここでも道を塞いでいます。これが崩れた瞬間を想像すると恐ろしいですね・・・。
 
 ところ変わって仙元林道にて。もっと手頃な林道かと思い込んでました・・・(笑)。
 
 新緑が実に綺麗でした。次は紅葉の頃に来るのもいいかも。