2018/03/23 群馬県多野郡神流町・林道二子山線〜埼玉県小鹿野町・龍頭神社
 
 去年も同じ時期に訪れた林道二子山線。今回は舗装区間からガッツリと雪が残っていました。
 
 アスファルトに積もる雪を踏みしめて進みますが、リアタイヤが空転しがちでかなりふらふらします(笑)。
 
 晴れ渡った青空の下で見る雪の林道は、やはり格別です!
 
 場所によって路面の雪の残り具合が違うのは、日照時間の差だったりするのかな?
 
 タイヤが空回りしてこれ以上進めなくなり、ここでギブアップです。もうお腹イッパイ(笑)!
 
 これ以上登れなくなって、なんとか路肩に逃げ込んだ痕です(笑)。
 
 目の前にまだまだ続く、このまっさらな雪道を踏まずに帰るのもちょっと勿体無い気はしますが・・・。
 
 走った(?)距離は僅かですが、めちゃめちゃ満足しました!やっぱり新雪楽しい!!
 
 竜頭神社の新旧の狛犬を比較します。こちらの阿の像の頭部は、各部の形状を見るに、平成18年の新しい像は、明治40年の古い像の形状をかなり忠実にトレースしているように見えます。
 
 胴体を見ると、古いほうの像には、胴体に浮き上がる肋骨のディテールなど、ニホンオオカミの特徴と言われる痩身の体型に造られています。
 
 しかし、新しいほうの像ではその体型は再現されていませんでした。眷属としての力強さを重視したのでしょうか。
 
 こちらは吽の像。頭部を比較すると、阿の像と比べて造形にかなりの差異が見られます。
 新しいほうの像は猛々しい印象の造形ですが、古いほうは素朴な雰囲気が印象的です。
 これはあくまで想像ですが、現在残っている古い阿の像も、元々はこの吽の像と同じテイストで造られていたものが、損壊などの理由により明治40年に新たな姿で造り直され、その阿の像の造形を元に、平成18年の新しい像が造られた、ということではないかと、これらの像を見ていて思いました。
 
 この古いほうの阿の像、特に顔の左側の損壊が激しく、下顎が完全に欠けてしまっています。
 
 像の周囲を見ていると、胴体の下側に、その欠けた下顎の部分が置かれていました。いまのうちに補修がされるといいのですが・・・。
 
 これは、社殿に向かって右側にある額絵。描かれているのは何でしょう?日本武尊・・・っぽくはないか。
 ※この地の日本武尊伝説については、以下のサイトに解説があります。
 狛犬の杜別館「八日見山龍頭神社・本社」