2019/08/03 埼玉県秩父市・中津川林道〜中津・西沢の大カツラ〜奥秩父林道
 
 中津川林道から分岐する、大河俣林道の奥にある中津・西沢の大カツラ。
 写真を撮っているところをまあもさんに撮られていました(笑)。
 
 大カツラの周囲にはロープが張られ、中には立ち入れないようになっています。
 
 空に向かって枝を伸ばす大カツラ。神々しい姿です。
 
 大カツラまでの道のりもとても美しいです。中津川林道から大カツラまで歩いて30分ほど。ここは季節を変えて何度でも訪れてみたくなります。
 
 奥秩父林道起点の前にある、国有林の看板。今回初めて気づきました。
 
 奥秩父林道の様子。とても美しい林道です。一般車両の通行が制限されていることも、この美しさが保たれている理由の一つかもしれません。
 
 白岩谷の対岸に聳える岸壁。とても迫力のある姿です。
 
 戻る途中、ふと向の斜面の一部が崩れている箇所があるのに気づきました。あんな場所、前に来たときにあったかな?と思って前回の写真を見返してみたら、やはりそのときはまだ崩れていなかったようです。
 
 よく見ると、崩落地の上部に木々が嶋のように残っている地点の左右に、道筋のようなラインが見える気がします。あれが廃道区間の先だとしたら、あの崩落の原因はやはり廃林道が放置され続けたことなのでしょうか。
 
 ここは、国道140号沿いの、三峯神社の表参道入り口です。
 
 鳥居を潜ったすぐ先に、1対のお犬さまが鎮座しています。
 
 こちらは阿形。精悍で迫力ある姿に形作られています。
 
 阿形のバックショット。オオカミの特徴であるあばらの造形もリアルに彫られています。
 
 お顔のアップ。波打つ耳や、歯の1本1本など細かい造形が見事です。
 
 阿形の前掛けには、黄色いポッケのアップリケが付けられています。とてもかわいいですね。
 
 阿形のサイドショット。背中を反らせた、実に凛々しい姿勢をしています。
 
 こちらは吽形。基本的な造形は阿形と同様です。
 
 吽形のバックショット。美しい背中です。
 
 お顔のアップ。シュッと締まった吻部が吽形以上に印象的です。
 よく見ると瞳まで造形されています。
 
 吽形のサイドショット。力強い前足の造形も迫力があります。
 
 吽形には青い無地の前掛けが掛けられています。
 
 阿形を正面から。台座には「奉」の字。
 
 こちらは吽形。台座には「納」の字。
 
 爪先もしっかりと細やかに造形されています。
 
 台座には、恐らく奉納の日付として「大正十五年十二月十一日」と記されていました。