入川林道
 
所在地:秩父市。
未舗装。
行き止まり。
 かつて東京大学農学部の演習林軌道として敷設された入川森林軌道を車道に転用した林道で、東京大学秩父演習林林道です。
 大滝地区の、国道140号から入川渓谷へと分岐する道を進むと起点があります。
 起点から約1.3kmの地点でゲートがあり、その先は一般車両の通行は制限されています。
 ゲートの先で分岐する登山道では、今でもかつての森林軌道のレールを見ることが出来ます。
 また、起点の左脇には、やはりかつての東大演習林滝川軌道を転用した車道がありますが、東京電力川又発電所へと続いていて、こちらも一般車両の通行は制限されています。
 
入川林道起点。
右手に進む道が入川林道。
左手に折れる道は滝川軌道跡、手前が国道140号方面。
 
 

『科学の森たんけん4 秩父演習林の歴史』 東京大学秩父演習林(平成17年発行)より引用。 
かつてはこの地点で、それぞれの方向へ延びる軌道がデルタ線を構成していました。
 
 
 
 
 
道沿いでは森林軌道のレールを利用したガードレールを見ることが出来ます。
 
 
起点から約1.3km地点にあるゲート。
 
 
ゲート地点にある、栃本十文字峠線歩道案内図。
 
栃本十文字峠線歩道に残る、かつての入川森林軌道のレール。