福島林道満喫ツーリング   2005/09/10 福島県南部の林道

この日は、ナノレカワ初となる福島県の林道ツーリングへと行ってきました。

前日までの天気予報が心配だったので、当日の朝5時の状況をみて、なんとか大丈夫そうだったので決行することに。早速仕度をして、まずはみわみわさん@DJEBEL200との待ち合わせ場所の常磐道守谷SAへと向かった。んがしかし、いろいろあってチョイ遅れ気味に。7時には間に合いそうもないなぁ、と思い外環を走っていると、目の前に女性のオフ車ライダーが。しかもDJEBEL、そしてmixiのトップ画像で見た黒いメット・・・みわみわさんでねーの!追い越しがてら振り向いてアイコンタクトを送り、そのまま一旦守谷SAへ寄り、その後一気にいわき勿来ICを目指した。本日初めてお会いするてるてる坊’sさん@XR230との待ち合わせの9時をちょっと過ぎて現地へ着くと、すでにてるてる坊’sさんが待っていて笑顔でこちらに手を振ってくれた。3人ではじめましての挨拶をかわし、早速お目当ての林道へと向かった。

まずはいわき勿来ICを降りてすぐのところにある目兼林道〜横川林道〜弥太郎林道へ。



入り口から背の高い木々に囲まれた鬱蒼とした道で、基本的に走りやすい路面なのだが、目兼林道では所々流水跡が深くえぐれてクレバスになっている部分がありライン取りに迷ってしまうところがあった。おかげでどう進もうかとふらふら迷っているうちにフロントをすっぽり溝に取られてしまい、そのままよろよろと立ちゴケしてしまったのはここだけの秘密だ!

に弥太郎林道から分岐する林道藤ノ木沢線へと入る。



入り口にある神社の鳥居が物々しい感じ。ここだけ見ると江戸時代あたりにでもタイムスリップしてしまったかのような雰囲気。ここは、林道ガイドには「フラット」と書いてあるのだが、入ってみると路面のいたるところに土が撒いてある。どうもえぐれた路面を整地する目的で撒かれたようだが、ふかふかの路面にタイヤがグリップせずに、なんだか畑を走っているみたいでなんともおっかない。

ノ木沢林道を抜けると、このエリア最後の四時川林道へ。目兼林道から四時川林道へと連続する林道は、常に渓流に沿って走っていて、川の流れと逆に上流へと林道を上っていったのだが、フラットなダートを美しい渓流を眺めながら走るのはとても気分が良かった。

これらの林道を抜けた後、鹿角平観光牧場で昼食をとったのだが、食堂のオバチャンとその娘さんが続々やってくる客を捌ききれずにテンパっていたのがちょっと可笑しかった。
食事を取ったあと牧場を抜ける道を走ってみた。このころにはいつの間にか空も晴れ渡り、朝の曇り空が嘘のような青空を見せていた。

続いて次の目的地、板庭入宝坂林道へ。多少砂利が多いが、ここも基本的にフラットな路面の続くダートで、高度をあげながら走ると途中で眼下に平地の見えるところがあったのでしばし休憩したのだが、そのチョイ先にもっと眺めの良い場所が!蛇行する川を囲うように田んぼの広がる風景、あぁ、なんて素晴らしい眺めなんだろう・・・。



どうだいBAJA、最高だろ?

そして本日最後の目的地、林道真名畑八溝線へ。八溝山の山頂へと至るこのダートも終始走りやすい渓流沿いのフラットダートで、木漏れ日の中を快適に走ることができた。



途中バイクを停めて休憩したところであけびを発見するもまだ口は開いていなかった。もうちょい経てば美味しくいただけたんだけどなぁ、残念。ここでてるてる坊’sさんにおにぎりを分けていただきました。実は小腹が空いていたので非常にありがたかったのです(笑)。
八溝真名畑林道を抜けて、ここでてるてる坊’sさんとお別れした後、みわみわさんと五峰の湯へと向かった。浸かったとたんに肌がつるつる、いや、ぬるぬるしてくるお湯が非常に気持ちの良い温泉でした。露天風呂からは、晴れていれば那須連峰が望めるとのことだったのだが、残念ながら雲が厚くなってしまい、辛うじて夕日が見える程度に・・・。

この日は走った林道は、全線ほぼ走りやすいフラットダートで、しかも日中は天気にも恵まれ、久しぶりに気分の良い林道走行を堪能できて、ホント楽しい一日でした。てるてる坊’sさん、みわみわさん、お疲れさまでした、また、ありがとうございました。福島の林道はずっと走ってみたいとは思っていたのだが、このきっかけがなければ一人ではなかなか重い腰が上がらなかったんじゃないかと思う。またいつか一緒に走れる日を楽しみにしています!