飯能林道巡り   2005/11/13 飯能市の林道

飯能市を通る県道53号線沿いに小ぶりな林道が点在するとの話を聞き、朝からサクッと言ってきましたよ。

ようやくこの辺りでも色づき始めた紅葉を眺めながらR299を北上し、正丸トンネルを抜けたところで信号を左折し53号線へと入る。しばらく進むと右手に山の中に向かう道を見つけ進入してみると、初めは道幅の広い舗装路だが、程なくしてダートが始まった。当たり!



ダンプやショベルカーが停まっている作業場を越えてヌタヌタの路面を先へ進むとやがて林の中を進む道へと変わり、程ほどにガレた路面を1km進んだところでチェーンゲートによって封鎖されていた。標識を見るとこの道は焼山線というらしい。

これ以上進めないので引き返し、53号に戻り先へ進むと、今度は林道の標識が出ている道を見つけ進入。



落ち葉に覆い隠された道は、路面に大きめの石があるらしく、走行すると見た目の印象以上に結構ガタガタとくる。こちらもダート開始から1kmほどでチェーンゲートによって封鎖されていた。



ゲート手前の標識によるとここは牛喰線というそうだ。スゲー名前だなぁ。
ちなみにこの牛喰線のゲートへ至る道ですが、中程から林道に沿って流れる川の両サイドに道が分岐し、ゲートの手前でまた1本に集束します。そのため、ピストン林道であるにもかかわらず、行きと帰りで違った路面を楽しむことができます(笑)。

再び53号線へ引き返し先へ進むと、左手にダートの入口を発見。そのまま進入するも、単にオートキャンプ場の入口でした・・・。
その先には、標識の立っている林道が3本(永井谷線大栗沢線菖蒲ヶ入線)あったのだが、どれも入口が封鎖されていて進入はできなかった。うーん、残念・・・。

山伏峠の快適なワインディングを経て53号線を下っていくと、突然左手にダートの入口を見つけた。特に林道の標識は見当たらないがそのまま進入し、そこそこの斜度のあるダートを上っていくと、ここも1km程で行き止まりに付いたが、こちらはゲート封鎖ではなく、完全に道が終了していた。

さらに先へ進むと、今度は右手にダートの入口が。



この道も林道の名称は見つけられず、落ちていた看板にも「民有林林道」とあるのみ。大きめの砂利の転がる路面を上っていくと、500mほど進んだ地点で、しばらく誰も通行していなそうな枯れ草だらけの路面になり、一見しただけではわからないが、茂る草の陰には深いわだちが隠れていた。



様子を見に歩いて先へ進んでみると、道幅は狭くなり、路面には深いクレバスがはしり、単独で進入するには少々身の危険を感じたので(笑)この林道はここで撤収することに。

このまま53号線を進むと大名栗線の入口へと辿りつくが、今日は大名栗へは行かずにこのまま帰宅することに。途中R299へと向かう全線舗装の林道長尾坂野口入線を進み、以前通ったときに気になっていた支線へと入ってみた。



入口からすぐのところで道が二股に分かれていて、ちょうど右手の道から山菜取りに来ていたおじさんが降りてきたので少し話をすると、右手の道はこの先で行き止まりになるとのことで、とりあえず左に進むことにしてみた。
路面の状態のよくわからない道を上って行くと、途中で山歩きのおじいさんと、お孫さんと思わしき女の子のコンビが下ってきた。一旦バイクを停めて話を聞くと、いちおうこの道は上まで行けるらしい・・・“上“ってどこ?まあ行けるトコまで行ってみるかと思い先へ進むと、突然怪しい建物が登場。道幅は狭く、一瞬行き止まりかと思い、こんなトコじゃUターンもできねぇよ!と心の中で焦るが、よく見ればフェンスの脇が通れるようだ。



このままもう少し進んでみようと思いアクセルを開けて坂を上ると、いきなり舗装路の脇へと出た・・・ここ、さっき支線があるかもと思い立ち寄ったところだ・・・。まさかココに抜けているとは思わなかった。

こんなところで本日の林道探索は終了。通行することができた林道は、距離的にはどこも短めではあったが、なかなかどうして楽しめましたよ。惜しむらくは永井谷線などのゲートで封鎖された林道、いつかは走れるようになるのだろうか・・・。