奥武蔵リベンジ   2006/06/03 奥武蔵グリーンライン

「関東地方の皆さんに残念なお知らせです・・・」

夕べの天気予報の第一声である。見ればほんの二日前まで晴れだった土日の予報に傘マークが・・・。 だが、聞けばとりあえずは「晴れ時々雨」の様子らしく、朝の早いうちなら天気も持つんじゃないか、と思い予定を決行する事に。

<本日の予定>
・5:00AMに自宅を出発
・先月の奥武蔵グリーンラインツーリングで取りこぼしていた、グリーンライン本線に接続する林道の全走破
・10:00AMまでに帰宅

以上を踏まえ、4:30AMに起床。空はどんよりとしていたが、すぐに降りそうな感じでもなかったのでさっさと着替えて出発した。
今日はまず、先日車で清流線を訪れた際に見つけた入線に行きたかったので、いつもの鎌北湖方面からではなく、県道川越日高線からのアプローチをするが・・・。

いきまりびしょ濡れです・・・。
仕方が無いのでコンビニに立ち寄り雨具を着込んで再度出発。程なくして入線に到着。未舗装の路面を先へと進むが、思ったとおりわずか300m程で行き止まりに。



行き止まり自体は全然問題ではないのだが、生憎の天気でイマイチ気分が乗ってこない。この後少しでも天気が回復してくれれば良いが。

入線を引き返し、R299から関の入線を通ってグリーンラインへと入る。関の入線ではまだ雨足もさほどではなく、立ち込める早朝の草木の匂いがなんとも心地よい。



一度はもうこれで帰ろうかとも思ったのだが、次第にやる気も回復してきたようだ。
生憎の天気と鬱蒼とした景色が相まってまだまだ薄暗い中を進み権現堂線に合流するが、次第に強まってきた雨で、シールドを閉めればくもり、開ければ雨粒が顔を打つという、山道を走るには最悪のコンディションに。これではヤバイと思い一度R299にエスケープし、一気に刈場坂線を目指す。



しかし、その刈場坂線ではいよいよ霧も深くなり、刈場坂峠に付く頃には全く視界の開けない状態になってしまっていた・・・。

そのまま刈場坂峠からすぐ先にある奥武蔵支線に入る。ここも全線舗装の林道だが、起点を通り抜けたすぐ先に朴ノ木線という林道標識を見つけ進入してみると、お!これは!?



じゃり道行止まりキター!
始めの400m程こそ舗装だったが、その先終点まで約1.3kmに渡るダートの林道だった。

朴ノ木線を戻り本の道を先に下ると大野峠線の起点へと出た。さらにその先へ進めばやはり未走破だった久保向線があるので入ってみると、起点から100mにて・・・キャンプ場?しかも、金払えだと!? 今日はキャンプ場には用は無いので引き返し、大野峠線を越えて定峰支線の先に林道があるかを調べに行く事にした。



3km程のダート林道を越えて舗装路へと抜け、まずは下る道を進んでみると、やがて町へと出てしまったのでそこで引き返し、定峰支線の起点を越えてそのまま上っていく。 すると急に道が未舗装に変わった。こんなところにもダート区間が残っていたとは・・・。



900m程のダートを超えると、野外活動センターなる場所へと至り、その先へ進むと丸山線へと抜けることが出来た。なるほど、こういう風に繋がっていたのか!と一人納得し、本日最後の目的地となった笹郷線へ向かうため再びR299から一気に奥武蔵2号線起点までショートカット。そこから権現堂線へ入り笹郷線に入る。
権現堂線との分岐から1.8km程の全線舗装区間を走りぬき起点の標識へと辿り着き、これで目的だった奥武蔵グリーンラインとそこに接続する全ての林道を走破することが出来た。



そして予定通り10時前の9:45AMに帰宅。完璧だ!やれば出来るもんだなぁ(笑)。

いやー、しかしこれでようやくスッキリしましたよ。今夜はグッスリ眠れそうだ。明日も早起きだぜ!