夕暮れのソロツーリング   2006/09/16 東秩父村の林道

この日は、夕方から空いた時間を利用して、東秩父村にある林道棒山線へと向けてソロツーリングに出かけてきた。

この棒山線、先日秩父高原牧場に遊びに行ったときに見つけた未舗装の林道なのだが、そのとき既に舗装工事が始まっていたようで、舗装化が完了する前になんとか行こうと思っていたのだが、今日夕方からだが空いた時間ができたのでようやく行くことが出来た。

16:00に出発してほぼ1時間で現地に到着すると、起点は先日と変わらず未舗装のまま、しかし先日見かけた舗装工事中を示す看板は撤去されている。
いやな予感はするがそのまま進入すると、普通車で通行するのも問題ないほどのフラットダートが続き、途中畑などが姿を見せる牧歌的な雰囲気の中、アップダウンの激しい道を進んでいく。

昼間は晴れ間も出ていたものの、現時点での空は雲に覆い尽くされ辺りは既に薄暗く、気温もだいぶ下がってきてはいるが、そんな中の林道を走っているのがなぜか楽しくて、鼻歌交じりで走っていった。

すると、起点からわずか400m程進んだ地点で・・・。

ぎゃあああああ!!
つい最近舗装したてと思われるまっさらのアスファルトが出迎えてくれましたよ(泣)。

あぁ、なんと綺麗な路面だろう(号泣)。

来るのが遅かったか・・・失意のまま先を進むと民家がちらほらと顔を出し、やがて終点へと至った。



そのまま先へ進み舗装路を下ると主要地方道11号線へと出たが、あ、ここは・・・

林道二本木線。
写真奥へ伸びているのが二本木線です。

以前から起点標識だけは気にはなっていたが、どうみても舗装林道の雰囲気だったので通行せずにいた道だ。そうか、ここへ出るんだ・・・。
ならばもう一度この道を上って終点まで行ってやろう。

道沿いにはまばらではあるが民家が立ち並び、生活道路としての様相を呈している道をひたすら上っていくと、二本木峠キャンプ場へと至り二本木線の終点となった。
二本木線の終点からさらに先を進むと、右に逸れる和知場線を見つけた。

今日はこの道を下って帰ることにしよう。すっかり薄暗くなった山道を進むとやがて県道294号に至り、そのまま真っすぐ帰宅の途についた。
この時期ともなると夕方の空気は既に肌寒く、メッシュグローブをはめた手は、少しではあるが指先が冷たくなってきていた。




<本日のまとめ>
えーつまり、400mのダートを走るために往復100kmの道のりを2時間かけて(全部で3時間)走ってきたのでした・・・。