爆盛りの昼食と夕暮れの林道   2006/10/07 古都〜林道大名栗線

埼玉県入間市にある、手打ちうどん・そばの店、古都。
4月の林道大名栗線ツーリングのときに、林道に夢中になってしまいうっかりランチタイムを逃してしまい訪れることが出来なかったため、今回こそは暴食のかぎりを尽くしてやるとばかりに再び猛者が集結!

本来なら朝から大名栗線を走った後に古都へと向かうはずだったのだが、前日まで降り続いた豪雨で林道が荒れていることが予想されたために、まず古都で昼食を食べた後に林道へと向かうことになった。と、それはそれで危険な気はするが(笑)。

今回古都に集まったのは、でがしらさん、みやさん、miyakenさん、よっすぃさん、みわみわさん、chaukaさん、isgkさん、ナノレカワの計8名。
集合時刻の12時を少し回って店内の座敷に全員集合し、メニューを選びつつ食後の計画の話をしているとみやさんから思わぬ一言が。

「大名栗、起点から8kmほどの地点で土砂崩れがあって通れませんよ!」

え、マジ?っていうか、何で知ってるの!?

「今日、ここ来る前に大名栗を起点から走ってきたんですよ、あと奥武蔵グリーンラインも。」

・ ・・若さってすばらしいなぁ(笑)。

で、大名栗線へ行き土砂崩れの地点まで走るか、それともグリーンライン周辺のダートでも走るかと話していたところに、注文した料理が続々到着!人物と比較して、このどんぶりの恐るべき巨大さが伝わるだろうか・・・!





何だこの米(笑)。

しかし、怯んだら負けだとばかりに皆一言も話さずに目の前のブツを口に運ぶ。俺も最後の一口二口で負けそうになりもしたが、気がつけば皆ほぼ完食状態に。これって実はスゴイことなんじゃ・・・古都、恐るるに足りず! ・・・って、いいのかこんなこと言って(笑)。

腹ごなしにしばしくつろいだあと、結局、大名栗線の終点から行けるところまで行ってみようという話になり、isgkさんとここでお別れし、一路大名栗線へ。
飯能へと向かう道沿いを流れる入間川が、前日までの雨の所為で増水し土地の色をした濁流となっている。大名栗の終点へと向かう舗装林道の広河原逆川線では、山の斜面から流れ出した雨水が路面を川へと変化させ、さらに路面を覆い尽くす濡れた落ち葉が、下手なダートよりも恐怖を感じさせる。大名栗の状態が心配だ・・・。



やがて大名栗への終点へと到着し、今日は訳あってNINJAで来ていたでがしらさんとここでお別れ。次回はちゃんと林道行きましょう(笑)!

林道に足を踏み入れると、やはり山はかなりの水を吸っているようで、沢は増水し、それ以外でもいたるところで斜面から流れ出した水が川となって流れている。

しかし、それ以外のところはあれだけ降った雨の後にもかかわらず路面は既に乾き、ところどころ荒れた部分もあるものの走りやすいフラットなダートを、日の暮れかけた西日のなかを下っていく。10月の山の中の空気は平地のそれとは違い既に肌寒さを感じさせるが、澄み渡る空気は裾野に広がる関東平野をクリアに見せてくれる。







視界の開けた景色を楽しみながら下っていくと、やがてみやさんの情報にあった土砂崩れの現場に辿り着いた。土砂とガードレールの間にはわずかに隙間があるが、その隙間を倒木が塞ぎ、完全に通行が不可能な状態になっていた。



とりあえず記念写真でも・・ん?上に何かいるよ(笑)?
現場では土砂崩れの向こう側でも2名のオフローダーが足止めを食らっていた。彼らとしばし話をし、辺りも薄暗くなってきたのでそろそろ引き返すことにした。

普段ソロで来ている時は、夕暮れの林道にいると無性に心細さを感じたりするのだが、今日は仲間達とのツーリングということもあり、そんなことを感じることもなく沈みゆく陽の光を受ける空と雲を堪能しつつの余裕の走行。

あぁ、なんて感動的な・・・夕暮れの大名栗ってこんなにも素晴らしいところだったんだ!

ひとしきりダートと景色を堪能し、本日の林道走行は終了
帰り際にファミレスでお茶をして、それぞれ家路へと向かったのでした。

皆様お疲れ様でした! のんびりスタートの割にはかなりガッツリと楽しめて大満足な1日でした。
また紅葉の頃にでも再びこのコースを訪れようかとも思ってますんで、そのときはまた是非!