奥多摩で「ここはど〜こだ!?」   2007/03/10 奥多摩の林道

『バックオフ』という隔月刊のオフロード雑誌に、「ここはど〜こだ!?」というコーナーがある。 出題されたエリアの林道で、写真で指定された「ここどこポイント」を探すというものだ。
4月号の関東編は、奥多摩湖北岸エリアの林道群。去年一度訪れているエリアであるが、そのときは生憎の悪天候だったために、そのリベンジも兼ねて「ここどこ」に初参加すべく、昨日は奥多摩へと向かった。

まだまだ寒い朝の空気の中、青梅街道を経て一気に奥多摩を目指す。途中ちょっと寄り道をしながら、まず最初の目的地、林道水根沢線へ。



起点付近で奥多摩湖を見下ろすポイントを通過して先へと進む。3月とはいえまだまだ寒々しい景色の中を走っていく。



きょろきょろあたりを見回しながらしながらしばらく走っていくと、お、あった! 「GPSここどこ」ポイント発見!さっそく証拠写真を撮影。

その後行き止まり地点まで走り、続いてR411から峰谷橋まで移動し林道麦山線へ。



急勾配・タイトコーナーの道が続き、途中木々の間から辛うじて奥多摩湖が見下ろせるものの、全体的に杉林に囲まれた鬱蒼とした林道で、ここには「ここどこポイント」は無いだろうなと思っていたが案の定設定されたポイントは無く終点へ。

続いてさらに先へと進み次の目的地、林道峰谷線へ。



沢に沿って走る道を進んでいくと、もう3月だというのにおびただしい量の落ち葉に囲まれた景色に向かえられた。途中泥でぬかるんだ地点などを通過し、わさび田のある終点に到着。

次は終点から少し戻って分岐する支線へ。
起点に置かれた落石注意の看板のとおり、ところどころガレた路面を進むと、出た!「WEBここどこ」ポイントゲット!

ポイントはみつけたもののせっかくだから一旦終点まで向かおうと走り出すと、目の前に何かいる・・・うおっ!ニホンカモシカだ!
向こうもこちらのエンジン音に驚いたのか、すぐに斜面を下って逃げてしまったが、ゆったりとした足取りで歩くその姿がとても美しくすごく印象的だった。初めて野生のカモシカを見たが、かなり感動かも。

終点を引き返し、ちょうどポイントのすぐ上の場所が広場のようになっていたので、すっかり冷えた身体を温めようと、少し早めのコーヒーブレイク
このあたりの高さでは雪はみられないが、前を見ると、奥のほうに薄っすらと冠雪した山が見える。

うーん、なんて綺麗なんだ。
コーヒーを飲んでいると、下からエンジン音がして1台のオフ車が上っていった。わざわざこんな時期にこんな林道に来るなんて、ひょっとして・・・?

峰谷線を引き返し、続いては峰谷線の起点と目と鼻の先にある林道奥沢線へ。

BAJAと廃屋と林道標識。最強のコラボレーションです。

しばらく舗装路を上って行くと、九十九折の集落を抜けてダートへと変わる。前回来た時は生憎の天候で何も見えなかったが、天気がいいとこんなに見晴らしがいいところだったんだ。

と、ここで最後の一つ「ここどこ」ポイント発見!

これで「ここはど〜こだ!?」の全てのチェックポイントをゲット!
終点で休憩していると、先ほど峰谷線で見かけたオフ車がやってきた。横浜から来たというKTMの方で、話を聞けば、やはり「ここどこ」でやって来たとの事。しばらく話をした後、ここを引き返すことにした。

さて、ポイントは全て撮ったものの、まだ時間も早いので一瞬山梨に入り、林道後山線へと向かうことにした。
この林道を訪れるのは2年ぶりだが、少し前には途中で車両通行止めになっているとの話も聞いていたので、それを確かめに行くことに。



ここも緑の季節に来るとすごく綺麗なんだけど、まだまだ寒々しい景色の中を進んでいくと、特に通行止めの表示などもなく普通に終点まで来ることができて一安心。
終点の先の登山道を歩いていくと、三条の湯という山小屋のお風呂に入れるのだが、この時期は湯冷め確実なので今日はさっさと引き返す。

そろそろお腹も空いてきたので奥多摩へ戻り、バックオフでも紹介されていた「のんき屋」さん手打ちラーメンを食べた後、午後の林道探索へ。
とあるサイトで調べた情報をもとに奥多摩駅周辺の林道を探索しようと思っていたのだが、何故か思うように見つけることが出来ず辛うじて見つけた林道も起点から数百メートルで工事車両が停まっていたので引き返すことに。

またまた寄り道をしながら引返し、だったら日原線でも走りに行くかと思い日原街道を進んでいくと、途中、普段はゲートがしまっている川乗線が開いている。



これは・・・こんなチャンスめったにない!っつーことでさっそく進入!
しかし、起点からしばらくの間は舗装路が続いていた。ここってダート林道じゃなかったのかよ・・・と思いながら進むが、よく見ればなかなか雰囲気のある道だということに気付く。



今でこそこんなに寒々しい風景だが、新緑が芽吹く頃にはさぞかし素晴らしい景色が見られるんじゃないだろうか。5月頃にもういちど来て見ようかな。

滝があった。虹が出てます。

かなり長い間舗装路を上り続け、ようやく路面がダートに変わった。途中で川乗線と、分岐する日向沢線に分かれるが、まずは川乗線を進むと程なくして終点に。
分岐まで引き返し日向沢線を進む。どんどん高度を上げていくと、突然目の前に雪が現れた。

まるで水墨画のようなこの景色・・・。
夕べ降ったにわか雨が、この辺りでは雪になっていたんだ。日陰部分ではうっすら残る新雪を踏みしめて進んでいく。



よし、楽しくなってきたぞー!と思ったら。

起点にあった看板の通り、落石で道が塞がれていた。頑張れば通れそうなことも無いように見えたが、ガードレールもないし、一人なのでもしものことがあったら洒落にならないのでここで引き返すことにした。帰る前に歩いて先へと進んでみたが、まだまだ先は続いてそうな雰囲気だった。そういえばこの先にトンネルがあるそうだが、そこまでは到達できず終い。
春の再訪を誓って起点まで引き返すが、げえっ!ゲート閉まってるじゃん!閉じ込められちゃったよ!って、よく見ればゲートに掛けてある看板には、通行する人は自分で開け閉めしろって書いてある・・・前はこんなこと書いてなかったと思ったけど、まぁこれでいつ来ても通っていいってことなんだな。

川乗線を出て、本日最後の目的地、日原線へ。



空も曇り出し、相変わらずの寒々しい景色の中を終点まで進み、すっかり冷え切った体を温めようと、本日2度目のお茶タイムに。沢の音だけが聞こえる中、泥だらけになったBAJAを眺めながらしばらくのんびりと過ごし、今日はこれで帰ることにした。

今日はどこを走ってもまだまだ冬のような景色で、奥多摩の春はもうすこし掛かりそうだが、新緑の季節に見られる景色も楽しみだ。その頃になったらまた走りにやってこよう。