日光浴
2011/05/04 埼玉県飯能市 林道西名栗線・他
 
 昨日の中津川林道ツーリングでは、あいにくの曇り空ということもあって5月連休とは思えない寒さの中を走ることとなってしまい、そのうえ帰りのR299では土砂降りにあう始末で、すっかり身体も冷え切ってしまった。天気予報によると、翌4日は概ねいい天気に恵まれるとのことなので、せっかくならどこかへ出かけようと思って朝6時に起床するも、前日の疲労によるあまりの眠さに加え、そもそもまだ何処へ行くかも決めていなかったので、結局そのまま昼近くまで2度寝をしてしまった。再び目を覚ますと空は快晴。やはりこれは出掛けなければ勿体無いが、この時間からどこへ行こうか・・・。そうだ、昨日の寒い記憶を払拭するためにも、日当たりのいい西名栗でも行ってのんびりと日光浴でもして来ることにしよう。
 というわけで本日の目的地は、飯能市の林道西名栗線とその周辺に決定!
 
 
 まずやって来たのは林道炭谷入線。ここを上がって西名栗線に接続する。起点に向かって舗装路を進んでいくと、早速陽を浴びて鮮やかに輝く新緑が迎えてくれる。そうそう、この時期はやっぱりこうでなくっちゃ!
 
 
 眩しい陽射しを浴びてダート道を駆け上がる。うーん、やっぱり来て良かった!
 
 
 林道西名栗線に合流。ここへ来るのもほぼ1年振りだけど、周囲が開けているのでやっぱり気分がいいなぁ。
 
 
 その場所のすぐ先の法面は、相変わらずサラサラと崩れているが、途中にはこんなところが至る所にある。整備よりも延伸を優先させているからだとは思うけど。走る分には問題ないからいいけどね。
 
 
 道が南側に面したトラバース区間にやって来た。道沿いには所々で山桜が咲き、新緑の山肌に彩りを添えている。
 
 
 そして、西名栗に来たら必ず立ち寄る見晴らしのいい休憩スポットでおやつタイム。
 
 
 山盛りのホイップクリームでーす。う、美味い(笑)。
 
 
 で、ここでしばらくのんびりしようかと思っていたのだが、さっきからひっきりなしに背後をオフ車が走り抜け、エンジン音が止むことがないのでちっとも落ち着けない。まあ、ここもすっかりメジャーな林道になったし、しかもこんな天気のいい日だから仕方ないか。
 
 
 なので、早々に出発しようと思って支度をしていると、何やら下の斜面からガサガサと物音が聞こえてくる。鹿でもいるのかと思って覗いてみると、籠を背負った人間だった。結構な急斜面だけど、山菜採りでもしてるのかな。
 
 
 さて、それじゃそろそろ引き返して、また細かい林道の探索でも行きますか。
 
 
 まず最初にやって来たのが、主要地方道53号線から分岐する林道大立入線。ここは5年半ほど前に途中まで走っているのだが、そのときは下草に覆われた深い溝にビビって、終点を見ずに引き返してしまっていた。今日こそは終点をこの目で確認してこよう。
 
 
 起点からすぐに現れる、名称不明の小さな橋の上で。ここ、味があって好きなんだよなぁ。
 
 
 そして、起点から僅か200m程来た地点で、なんとゲートで閉鎖されてしまっていた。あぁ、しまった、こんなことになっているのならもっと早く来ておくんだった・・・。
 
 
 続いては、同じく県53から分岐する林道原市場名栗線に入り、更にそこから分岐する林道を目指す。名栗側から入ると、しばらくの区間は桜並木が続いている。もう少し早く桜が満開の時期に来れていたら、すごく綺麗だっただろうなぁ。
 
 
 原市場名栗線の途中の、見晴らしのいい地点で。もしかしたらスカイツリーが見えるんじゃないかと思い見回してみたが、あいにく空気が霞んでいてそれらしいものを見つけることは出来なかった。
 
 
 やってきました続いての目的地、林道中沢線です。前回調べに来た時は、起点を重機で塞がれていて入ることが出来なかったのだが、おお!今日はバッチリ開いてるぜ!
 
 
 舗装路から外れ、斜度のある道を進んでいく。初めて入る道って、やっぱりワクワクするなぁ。
 
 
 少し進むと、すぐに周囲は鬱蒼とした景色に変わる。陽射しが入ってこないので、かなり薄暗い雰囲気に。
 
 
 そして、起点から400m程であっさり終点に行きついた。1年ちょい振りの再調査完了です(笑)。
 
 
 続いては、大名栗線の起点近くにある林道柳沢入線。なんだか人の家の庭先にでも突っ込んでしまいそうに見えるが、ちゃんとその手前に山の中へと続く道が延びているのだ。
 
 
 1年ほど前に、もともと柳沢入線だと思っていた道に入ったところ、別荘地へ向かう道ですぐに行き止まりとなってしまい、明らかにそこが林道ではないということは分かっていた。その後、そこから少し西に進んだ地点でこの道を見つけ、ここが本当の柳沢入線だと目星を付けておいた。案の定、砂防ダムに沿って進むこちらの道には保安林の看板なども立ち、林道っぽさ満点。
 
 
 昨日の雨のせいなのか、路面を覆うウェットな泥と下草にリアを滑らせながら、起点から200m程上ってくると、倒木により道が塞がれ、バイクではこれ以上進めなくなっていた。
 
 
 ただ、せっかくここまで来たので、BAJAを降りて倒木を潜り抜けると、そのすぐ10m程先で車道は終点となっていた。

 これで県53沿いで気になっていた道の調査は終了。そろそろ引き返して昨日のツーレポでも書くか、と思いながら、どうせ帰り際だからと、ついでに鹿戸入線の旧タイプ標識を見ていくことにした。
 
 
 林道鹿戸入線の旧タイプ標識です。相変わらず無事に残っていて一安心。何度見ても素晴らしい風合いだ。いやー、旧タイプ標識って、本っ当にいいもんですね(笑)。
 
 
 ねっ!!(もういいって?)