カブと林道ツーリング
2011/07/16 東京都奥多摩町 林道日原線
 
 以前同じ職場で働いていたshin君が、新しいマシンを入手したと聞いたので、「林道行こう!」と声掛けてみたところ、意外なことに食いついてきたので、都内から近場で初心者にも優しそうな林道を選んで走りに行こうってことになった。
 ・・・というのがおよそ2カ月前の話。その後、何度か予定を立てるも、ちょうど梅雨時だったために週末に雨に降られたり、お互いの都合もあって延び延びになり、ようやく今日走りに行けることとなった。と思ったらもう梅雨明けてんじゃん!まあ結果的には夏空の下を走ることが出来るようになって良かったかも。
 
 
 というわけで、青梅で待ち合わせて奥多摩方面の林道へと向かうことにした。上の画像がshin君のニューマシン、スーパーカブ110である。現在、メインではkawasaki ER6nに乗っているそうだが、初めてのダートにコレで突っ込もうってんだから大したもんだ(笑)。彼と走るのもかなり久しぶりで、かれこれ4年振りくらいになるのかな?ちなみにこのサイトに残る記録だと、2002年に乗鞍へキャンプに行ったりしている。
 
 
 R411から日原街道へと入り、やってきました林道日原線です。今日はこの終点まで行き、そこで昼飯を作って食う予定・・・なのだが、起点から少し先にあった看板によると、どうやらこの奥で何やら工事をしているようだ。とりあえず行けるところまで行ってみようという事で先へと進んでいく。
 
 
 起点から少しの舗装路を経てダートへと入る。
 
 
 ところどころで様子を見ると、「怖ぇー怖ぇー!」と言いながらも結構しっかりと走れている。カメラを向けると走りながらもピースサインを向けてくるのはさすが(笑)。
 
 
 後ろから追っかけ撮影してみた。
 
 
 途中、若干路面が荒れたところもあったが、後ろから見ている限り難なくこなしているように見える。やるじゃん(笑)。
 
 
 それはそうと、人ばかり撮ってないで自分も撮らないとね(笑)。眩しい夏の日差し、たまらん!

 しばらくダートを進むと、終点まであと2km程を残すと思われる地点で、工事に阻まれてしまった。仕方なくここは引き返すことに。
 
 
 引き返す途中、路肩の広くなった木蔭で小休止。で、ちょっと感想を聞いてみると、楽しいと言いつつ、「あまり初心者にやさしくない」と言われちゃった。これでもフラットな道を選んだつもりだったんだけど、オフ車基準の「やさしい」はあまり当てにならないようだ(笑)。
 
 
 木陰から向かいの山を望む。空も山肌も、すっかり鮮やかな夏の色を纏っている。去年は忙しくて、夏の間はまったく走ることが出来なかったので、久々の夏山が本当に嬉しい。今年は夏の山を満喫できるといいな。
 
 
 とりあえず、日原線の起点まで戻れば、もう一本の道の先に小川谷線があるので、そっちへ行ってみようということにして引き返していく。shin君も、上りよりも下りのほうがより怖かったようだが、それでもだいぶ速度も乗ってきているようだ。
 
 
 停車したついでに自分も撮影。もう、夏の日差しを見ているだけで嬉しくなっちゃう。
 
 
 そういえば、俺も初めてダートに連れて行かれた時は怖くて仕方なかったなぁ。こんな路肩にガードレールもないようなところをこんなギリギリで走って怖くないのかと、ひと事ながら心配になってしまう・・・。
 
 
 なんてことを思いつつも先に行かせ、自分はのんびり写真撮影(笑)。やっぱり、夏の緑の美しさは格別なのだ!
 
 
 日原線を引き返し、続いて林道小川谷線へ向かおうとしたのだが、落石のためという理由で、起点まで辿り着かずに通行止めとなってしまったので、仕方なくここも引き返す。
 
 
 なので、日原街道沿いの河原に降りて昼飯にすることにしたよ!
 
 
 河原から上を見上げると、石灰鉱山のトロッコの鉄橋が見える。 
 
 
 そういえばあのトロッコ、いつ来てもあの位置に停まっているけど、もう稼働していないのかな? 
 
 
 暑苦しいブーツを脱いで冷たい川の水に足をさらし、まったりと寛ぐ。林道の終点で飯にするより、むしろこっちでよかったかも(笑)。
 
 
 さあ、ここで調理開始です。まずはshin君秘伝のつけダレを作る。見てると勉強になるなあ。
 
 
 ジャーン!ソーメンの完成です!う、美味い!マジで美味いよ!!
 
 
 腹いっぱいになったあとは、そのまま河原に横になり、しばしお昼寝タイム。
 
 
 川の音だけが響く中、木漏れ日の下でひと眠り。こんなにのんびりしたの、ホント久しぶりだなー。
 
 
 その後、丹波山村まで入り、のめこい湯でひとっ風呂浴びて帰りましたとさ。
 
 
 以上、タバスキーがお送りしました!