林道ナノレカワ線<埼玉版>のための奥武蔵グリーンライン再訪・不完全版
2013/09/01 埼玉県毛呂山町〜飯能市・奥武蔵グリーンライン
 
 今日は元々、秩父の上野山線に行こうとしていた。ここのところ疲労が溜まりまくっていたので、昼近くというかなり遅めの出発となったが、上野山線までなら小一時間もあれば着くので、軽く走って帰ってくる程度のつもりでの出発となった。ただ、出発してから、どうせ秩父まで行くなら途中で寄り道して行こうと思って、まずは毛呂山町へと向かうことにした。
 
 真っ白な雲が浮かぶ、夏らしい青空の下のこの長閑な景色、たまりませんね。
 ・・・なんて、景色はいいんだけど、今日も凄まじいまでの猛暑だ。バイクで出てきたことを軽く後悔する暑さ、いや、熱さだ。強い陽射しに照らされた太腿が炎に焼かれたように熱い・・・。
 
 そんな熱さの中、まずやって来たのは鎌北湖。ここは何だかしょっちゅう来ているような気がしていたが、最後に訪れてからはもう2年近くも経っていた。
 
 この鎌北湖、意外と言っては失礼かもしれないが、小ぢんまりとした人造湖の割にはいつ来ても人が多くてそこそこ賑わっているんだよな。周りには特に何もないが、ちょっとのんびりしに来るにはちょうどいいのかもしれない。
 
 さて、今日久しぶりにここへ来たのには訳がある。まあ訳と言っても別に大したことではないが・・・。
 埼玉県内の林道をリストアップしている埼玉版について、そろそろ新規で載せる路線が残り僅かになって来ているが、その中で、県内ではメジャー(?)な、ある路線を未だに載せていない。そこに気付いている方がいるかどうかは分からないが(笑)、その路線とは、林道奥武蔵1号線、林道奥武蔵2号線、林道権現堂線によって構成される、東秩父村〜毛呂山町を結ぶ舗装林道群、通称奥武蔵グリーンラインである。
 この奥武蔵グリーンラインについては、埼玉版の新規更新の最後に載せようと思っていたのだが、以前走った記録がもう何年も前のものになってしまい、まあ特に風景や路面状況が以前と変わっているとも思えないが、そろそろ新規更新が終わりそうなこのタイミングで、改めて走っておくのも悪くないだろうと思い、秩父へと抜ける前に通っていくことにした。
 
 強い陽射しが落とす木洩れ日の中、湖畔を延びる道をのんびりと進む。湖の周りには何人もの釣り人が竿を垂らしていた。
 
 鎌北湖畔を抜けて、まず現れるのがこの林道権現堂線。今日はここから奥武蔵1号線まで、分岐する林道には目もくれずにグリーンライン本線のみを走り継いで行こう。
 
 ふえっ、通行止め!?
 
 ・・・と一瞬焦ったが、よく読めば工事をしているのは途中で分岐する林道中野線で、グリーンライン本線を進むことは問題ないようだ。良かったー、こんなところで引き返せって言われたらどうしようかと思ったよ(笑)。
 
 起点を越えてすぐに現れる急坂を上り、一気に高度を稼いでいく。適当なところで写真を撮ろうと周囲の景色を眺めながら走るが、改めて見ると、薄暗い杉林に囲まれた鬱蒼とした風景がひたすらに続いている。ここをBAJAで上って行くのも本当に久しぶりだが、そういえば確かにこんな景色だったよなあ。
 
 起点から2km程来ると、左手に林道清流線が分岐するが、ここは不法投棄対策のため、通年ゲートで閉鎖されている。一応表向きには、毎年一年刻みで期限を付けてはいるようだが、もう一般に開放するつもりは無いのかも知れないな。
 
 ・・・まあ、開放されたところでこの清流線は元々2輪車通行禁止なんですけどね(笑)。
 
 清流線から更に500mほど上がってくると、現在工事中の地点が現れた。
 
 ここがさっき権現堂線の起点で予告されていた工事地点だが、本当に完全に通行止めにして作業しているんだな。実はこの前後で信号による交互通行をしていたのだが、ここでのんびり写真を撮っていたら、危なく対向側の信号が変わってしまうところだった・・・。
 
 熱い空気で満たされた杉林の中を進んでいく。山の中に入ればもうちょっと涼しいかと思ったんだけどな(笑)。
 
 権現堂線の起点から約10kmの道のりを経て、林道奥武蔵2号線に接続する終点に到着。ここを少し下った奥武蔵2号線の起点まで一旦戻り、改めて2号線を上って行く。
 
 奥武蔵2号線の起点から約0.9kmで顔振峠に到着。写真では分からないが、峠の茶屋は結構賑わっていて、この写真を撮っている時も茶屋の裏の登山道から大勢のハイカーが下って来た。最近はこの辺りも結構ハイカーなんかが多いんだな。
 
 峠から見る奥武蔵の山々。この暑さの所為で景色も霞んでいるし、それにだいぶ雲も多くなって来たような・・・。
 
 あ、ここは昔よく写真を撮っていた場所・・・だよな。久しぶりに来てみたら路肩の雑草がずいぶんと生い茂ってしまっているな。
 
 ・・・だいぶ空模様も怪しくなってきた。武甲山も霞んでしまっているぜ。
 
 緑の眩しい道を撮ろうとカメラを構えても、すぐに陽射しが遮られて薄暗くなってしまう。このまま秩父まで進んで行けるのか?
 
 作業道砥石線の分岐するブナ峠に、奥武蔵グリーンラインについての看板が立っている。
 
 実は、奥武蔵グリーンラインの明確な定義っていうのが未だによく分かっていないのだが、この図によれば、やはり奥武蔵1号線・奥武蔵2号線・権現堂線を纏めて奥武蔵グリーンラインと呼ぶということでいいようだ。
 
 あれ、路面が濡れてる・・・この辺り、雨が降ったのか?
 
 起点から約11.8kmを経て終点となる刈場坂峠に到着。
 
 久しぶりに来てみると、以前あった「刈場坂峠」の看板が支柱の根元から切られて無くなっていた。特に古くなっていたとも思えないが、何か理由があるのだろうか。
 
 空を見れば、いつ降り出してもおかしくないような薄暗い雲が広がってきている。市街地はまだ大丈夫なようだが・・・。
 
 山の上は、既に全体が黒い雨雲に覆い尽くされてしまっている。今日はこれ以上山に向かって進んでいくのはマズいな・・・。
 なんて思っていた矢先、本当にポツポツと雨が落ちてきてしまった。本当はこの後奥武蔵1号線から丸山線を経由して上野山線へ向かおうと思っていたのだが、今日のこの暑さの後では、いつゲリラ豪雨になってもおかしくない。ずいぶんと中途半端にはなってしまったが、今日はここで引き返して帰るとしよう。
 このあと林道苅場坂線を下って国道299号へと出たのだが、予想通り正丸辺りでいきなりの豪雨になった。林道北川正丸線の入口で合羽を着こみ、土砂降りのR299を下って行くと、吾野の辺りでスッパリと切り分けたかのように雨が止んだ。着たままの合羽が蒸し暑くて、県15に入って高麗のコンビニで合羽を脱いだのだが、そのすぐ後でまた雷が・・・。
 
ゲリ豪ナウ!
 
 県30を跨ぐ立体交差を上っている最中に突然大粒の雨が降り出したが、ちょうどそのすぐ先にスーパーがあったので、もう合羽を着るのも面倒だったので雨が止むまでここでしばらく雨宿り。出だしの青空が嘘のようだ。なにも無ければ家まで大した距離でも無いのだが、今日はもうヘトヘトですよ・・・この後コンビニで飲んだドリップのアイスコーヒーが死ぬほど美味かった!
 
 という訳で、今日のツーリングはお終いです。当初予定していた林道にも行けず、あまりに中途半端なので、今日はトップページの画像の更新は無しだ!それにしても、今日から9月だというのにまだこんな不安定な空模様とは・・・一体いつまでこんな状態が続くんだろう?