鎌北湖の桜に会いに行こう
2019/04/06 埼玉県毛呂山町・鎌北湖の桜ツーリング
 
 ここ数年、毎年この時期になると鎌北湖の桜を見に行っているのだが、今年は例年とは事情が違っていた。
 鎌北湖は、正式名称を山根溜池といい、農業用貯水池として造られた人造湖である。去年聞いた話なのだが、この湖を堰き止めているダムの堤体の耐震工事を、今年、つまり2019年の秋から行うそうなのだ。そして、その工事に伴い、なんとこのダムの堤体上に並ぶ桜の木を伐採してしまう予定だとのことだった。つまり、あの桜が見られるのは今年で最後ということになってしまうのか!?これは今年の桜は絶対に見逃すわけにはいかない・・・!
 
 というわけで、少し前から桜の開花情報をチェックして、ようやく湖畔の桜が咲いたこの週末にやって来た。
 
 毛呂山町のツイッターをチェックしていたところ、ほんの3日ほど前まで2〜3分咲きさったようだが、昨日の気温上昇で一気に開花が進んだらしく、既に満開となっていた。しかもこんなに晴れ渡った最高の空模様。なんというベストタイミング!
 
 釣り人の邪魔をしないよう、着いたらすぐにエンジンを切りましょう(笑)。
 
 ここへ来たら必ず撮る、用水管理棟を望む景色。
 
 道を歩く老夫婦の姿がフレームに入る。普段の林道ではなるべく人の姿は写したくないんだけど、ここにくると行き交う人の姿がとても良いアクセントに感じられる。
 
 スワンボートも営業しております!そういえば、5月にはこのスワンボートでレースが行われるらしいよ!気になる人は毛呂山町のサイトをチェックだ!
 
 上記の通り、この桜が今年で見納めになるかもしれないということで、いつも以上にたくさんのシャッターを切った。
 
 何度もあっちへ行ったりこっちへ行ったりを繰り返してね(笑)。で、そのたくさん撮ってここに載せ切れなかった写真はPHOTOSのほうに載せておいたので興味があればそちらも見てね。
 
 ねえ、見て。↑↑↑
 
 ライダー、みんなしゃがんでシャッター切ってる(笑)。もちろん俺もね!しょうがないよねえ。桜の季節にこうなっちゃうのは(笑)。
 
 まあ、何枚もシャッターを切るとは言っても、この狭い範囲でそう長居もしていられないので、もう少しだけ先へ進んでみよう。
 
 鎌北湖から林道権現堂線を経由して、林道風影線へ来た。この季節の、集落を彩る花々が咲き誇る景色を見たくてやって来たのだ。
 
 今頃はちょうど八徳の一本桜も見頃になっている頃だと思うが、今日はそれほど時間があるわけでもないので、ここで引き返そうと思ってる。まあ、ここまで来たら八徳まで行ってもそんなに変わらなかったかもしれないけど(笑)。とりあえずここの景色が見られただけでも満足だ。
 
 遠くには連なる山々の稜線が淡いグラデーションとなって見えている。いい景色だなあ。
 
 そんじゃそろそろ引き返そうか。
 
 そういえば、権現堂線から分岐する林道清流線は、相変わらずの通行止め・・・。
 
 期日を見ると、平成35年3月末までとなっているけど、きっとそれ以降も閉鎖が延長され続けるんだろうな。ってか、その頃は令和5年か!
 
 権現堂線の起点側から鎌北湖畔の桜を眺める。この桜もこれで見納めかあ。いままで楽しませてくれてありがとうなあ。
 
 と思ってこの日は帰宅したのだが後日、この桜は伐らない方向で話が進んでいる、との情報を得た!うおお!また来年以降もここの桜を見に来ることが出来るかも知れないとは!本当ならこれは朗報だ!しばらくは今年の秋に始まるという工事の情報をチェックしておこう。
 
 そして戻り際に、鎌北湖から県道30号線方向に少し下ったところにある桜並木に立ち寄り。
 
 ここの存在は、去年鎌北湖の桜を見た帰りにたまたま気づいたのだが、今年もここは必ず見て行こうと決めていた。
 
 ここは並木の長さはそれほどあるわけでは無いのだが、それもあってか歩く人も車通りもほぼ無いため、独占状態でのんびりシャッターを切り放題なのだ(笑)。
 
 1年のうちのほんの僅かな期間に見られるこの花を、こんな青空の下で見ることが出来たなんて本当に最高だな、BAJA君!
 
 今年も満開の桜の下にBAJAと来ることが出来て良かった。そういえば、結局今シーズンは春になるまでに雪の林道に行けてなかったな。完全な春になるまでにあとワンチャンあるとは思ってたんだけど、果たしてどうなるかな・・・?