ここ最近、暖かくなったと思えばまた一気に寒くなったり、寒暖差の激しい日が続いているが、そんな中、言えの近所の桜並木も満開になってきた。そうなってくると気になるのが毛呂山町の鎌北湖畔の桜で、調べてみるとこちらもちょうど見頃になっているようだ。ダムの堤体工事も無事終わり、湖の水も満水になったようなので、久しぶりに桜の鎌北湖を見に行ってみるとしよう。
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というわけでやってきたぞ鎌北湖!まずはいつもの定点観測スポットで1枚。
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ダム堤体上の道から満開の桜と湖面を望む。過去の記録によると、鎌北湖の桜を見るのは実に3年ぶりだったようだ。ただ、ダムの工事中の渇水時は結局いちどしか見てなかったこともあってか、満水の状態を見てもいつもの鎌北湖という感じで、工事が終わったことに対する感慨は特に感じなかった(笑)。
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本当にいつもの見慣れた鎌北湖の風景だけど、やはりこの季節の満開の桜に囲まれた景色は何度見ても良い。
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道沿いのベンチでは、お花見に来た親子連れや、コーヒーを淹れて寛ぐライダー、湖畔に腰かけた釣り人達など、様々な人が思い思いに楽しんでいた。
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毎回言っていることだけど、いつもの林道ツーリングでは写真を撮るときは極力人の姿を排してシャッターを押すようにしているのだが、この鎌北湖では、路上を散策する人の姿がとても良いアクセントになる気がしている。BAJAの後ろで杖をついて歩く爺様もいい味を出していると思わない?
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久しぶりの鎌北湖、今年もこんな快晴の下で満開の桜を見ることができて本当に良かった。
せっかくここに来たので、すぐ近くにある林道を1本走りに行ってみよう。
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次の目的地に向かう途中で撮った1枚。この季節は、こういう何でもない景色がふと目に留まったりするんだよね。
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鎌北湖の奥を少し進み、やってきたのは林道阿諏訪線。総延長約1.1kmのごく短い林道だ。ここもかつてはその延長のほぼ全てとなる1kmほどの未舗装路があったのだが、つい最近、もうすぐ舗装化が完了しそうとの情報を見ていた。まだ未舗装区間は残っているのか、この目で確かめに行こう。
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入り口(こちら側は終点側)から少し進むが、路面は綺麗なアスファルトが続いている。この阿諏訪線も、もう何年ぶりとなるのかも覚えていないが、以前来た時はこの辺りはまだ未舗装だったはず。
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それに、全く覚えていなかったのだが、林道に入ってからひたすら登り勾配の道となっている。記憶ではこんな勾配のある道という印象は残っていなかったが、それももうどれだけここに訪れていなかったかということだよな・・・。
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やがて道のピークとなる地点に着いたが、そのアスファルトはまだ敷かれて間もないと思わしき綺麗なグレーをしていて、路肩の縁石もシャープなエッジを見せていた。
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この地点が、舗装化が近いと言われてから後で舗装化されたのか、この先にもう未舗装区間が残っていないのかはこの先を見ないとまだ分からないが、恐らくここが最後の舗装化地点のような気はする・・・。
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そのピークの地点を過ぎてすぐ、道の脇に送電鉄塔が見えてくる。
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いまでは何食わぬ顔で普通に立っているが、以前来た時は、ちょうど古い鉄塔との入れ替えの真っ最中だった。
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その時撮った写真がこれ。今も立っている鉄塔にはまだ送電線が付けられておらず、解体途中の鉄塔の低い位置に送電線が付けられていた。その後またこの鉄塔を見に来ようと思っていたのだけれど、写真の日付を見たらもう10年も前のことだったらしい・・・。
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鉄塔を過ぎると道は下り勾配となり、途中のヘアピンカーブでは滑り止めのカラー舗装が施された、こちらも真新しい路面が続いていたが、アスファルトの感じから見て、ピーク地点よりは前に舗装されたようだった。やはりすでに全線舗装化は完了しているのだろう。
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そして、約1.1kmを経て起点に到着。結局、全線舗装化を確認してしまった。こうしてまたひとつ、埼玉から未舗装林道が消失したのであった・・・。
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ちなみに、阿諏訪線の起点脇から分岐する阿諏訪支線は通行止めだった。これも令和元年台風19号の被害によるものなのだろうか?
さて、それじゃあ阿諏訪線を引き返して、鎌北湖近くの桜スポットに立ち寄ってから帰るとしよう。
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戻る途中、少し離れた地点から見た堤体上の桜並木。ここから見るのもいいね。
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鎌北湖を通り越して、品実最後にやってきたのは、県道186号線から1本奥に入ったところにある桜並木。ここは桜の季節に鎌北湖に来たら必ず立ち寄ることにしている場所だ。
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少し離れた場所から見るとこんな感じ。ここは並木の距離は短いけれど、道を覆うように咲く桜のトンネル感がすごく気に入っている。それに、鎌北湖と違って通りかかるのはほぼ地元の人であろうかと言うくらいひっそりとしているのもポイント高し。
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この桜に覆われた道の上から見る青空もまた最高だ。今日来れて本当に良かった。
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鎌北湖畔でもそうだったんだけど、こうして桜の下でBAJAの写真を撮っていたら、爺様3人くらいから次々と「バイクと一緒に撮ってあげようか?」って声をかけられて、でも「自分は写らなくて大丈夫ッス!」と言ってことごとく断っちゃったんだけど、いま思えば撮ってもらえばよかったかな、爺様とのコミュニケーションって意味で(笑)。
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今年もこうしてお気に入りの場所で桜成分を補給できた。あまり人出で賑わう名所よりも、こういうところのほうが俺には合ってるよね(笑)。そんな小一時間の桜ツーリングでした!
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帰宅がてら、近所の桜並木にも立ち寄って、ここの桜はもう散り始めていたけれど、ようやくここでもBAJAと桜の写真を撮ることができた。桜の開花時期は本当に短くて儚いけれど、だからこそこれだけ人の心を惹き付けるんだろうね。
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