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こちらは吽形。
岩場に前足を掛けた造形が、釜山神社の2対目のお犬さまを彷彿とさせます。
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阿形の頭部。
頬の下辺りに、猪狩神社のお犬様でも見られた、渦巻き上の毛並の造形があります。
猪狩神社のお犬さまは昭和8年奉納のもので、時代的にはこちらのものよりやや後年のものですが、同様の形が彫られているのには何か意味があるのでしょうか。
太い眉の造形も印象的です。
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阿形の後ろ姿。
あまりにも生命感のあるリアルな造形で、まるで生きているお犬さまがそこにいるかのような印象を受けます。
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全体的な造形も写実的に造られていますが、足元を見てもとても細やかに形作られているのが分かります。
鋭く掘り込まれた爪先や、足首周りの毛並みなど、細部にまで神経の行き届いた素晴らしい仕事です。
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吽形の頭部右側面。
こちらにも阿形同様、渦巻状の毛並の造形が見られます。
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台座には、「明治丗八(38)年」と書かれています。
かなり昔のものですが、像のディテールも台座の文字もしっかりとした形を保っています。
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拝殿の手前には、獅子型の狛犬も置かれていますが、造形が印象的だったので併せて紹介します。
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訪れた時期が紅葉の残る季節ということもあり、とても印象に残る光景でした。
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