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桐生市の林道一色線に沿って流れる黒川に設置されています。
この堰堤の形式はHBBO+型砂防堰堤というようです。リンク先に詳細が説明があるので、興味のある方は是非読んでみてください。
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堰堤は林道を寸断するように造られたため、ここを訪れた2023年6月現在、堰堤の手前までバイクで来ることができます。ちなみに林道はこの堰堤を迂回するように、この左側に延びる新道に付け替えられています。
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全体を撮った写真でこの堰堤のスケール感は伝わると思いますが、こうして目の前でバイクとともに見上げるとその大きさに圧倒されます。
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上流側から。沢と林道を跨いで造られているため、縦ビームが段違いになっているのが珍しいですね。
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ちなみに、コンクリート扶壁部分に見えるあの階段状の構造はフーチングといい、両岸の強さが心もとないときなどに付けられるものだそうです。
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最下段の横ビームの下は、バイクに跨ったままでも通過できるだけの高さがあります。この堰堤の大きさがよく分かるのではないでしょうか。
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黒光りした武骨なバットレスの表面に、仄かに錆の浮き上がる質感がかっこよすぎます。
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この堰堤の名称がどこかに書かれていないかと周囲を探してみると、コンクリート扶壁上部に銘板がありました。
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名称は「東ノ入沢砂防堰堤」といい、前述のとおりここを訪れた2023年の2月に完成したばかりのようです。堰堤そのものは完成していますが、この日も林道付替工事の期間内(工期は2023年9月までの予定)であったため、工事が完了する頃にはここへの車両の立入が不可能になる可能性もあるかも知れません。
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