今年のうちに、やっつけておきたい道がいる・・・そう、コイツだ!
あのときは夏の真っ盛り、こんな道に来るには一番悪い時期に来てしまい、まるで魔窟のような藪に阻まれて撃沈してしまった訳だが、さすがに12月ともなれば藪も枯れ果て、終点まで通行することも出来るようになっているだろう。
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というわけで、白石峠にやってきた・・・って、何だこりゃ?先ずは起点風景を載せようと思って撮った写真が、自分でも驚くくらい酷いピンボケだったんで、とりあえず写真は小さ目に載せとく・・・。
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改めまして、林道白石笠山線です。今日も自転車を持ってやって来た。この起点に立つと、あの夏の凄まじい藪の記憶が蘇ってゲンナリしてしまうが、果たして今の道の状態は・・・?
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やった!はっきりと道が見えてるよ!これならきっと難無く進んで行けるぞ!
(ちなみに、同じ地点から見た8月の画像がこちら。とても同じ場所とは思えん・・・。)
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路面は一面を落ち葉で覆われ、当然だが車両の通行した気配も無く、冬枯れた木々が周囲の物淋しさを一層際立たせる。そして、自転車を漕ぎだすと、落ち葉の下に隠れた霜を踏みしめるザクザクという音が響く。そうか、もうそんな季節なんだよなあ。
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ここは前回、このコンクリートの擁壁で確かにここが車道だったと確認した場所だ。あのときはここまで辿り着くのも一苦労だった記憶があるが、今日はものの数分でここまで辿りついてしまった。道は起点からほぼ下りとなっているので、藪さえ無ければあっという間に下ってしまえるのだ。ということは当然、戻りは登りが続くということなんだけど(笑)。
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周囲の木々は既に葉を落とし切り、辛うじて奥の景色が見渡せる。夏に来た時は周囲なんて全く見えなかったもんなあ。
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斜面を埋め尽くす、冷たささえ感じさせる冬枯れた木々。緑豊かな季節の山も素晴らしいが、こうした冬の山の景色もすごく好きなのだ。
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ここは前回、橋の上と言った場所だが、正確には暗渠だったようだ。・・・だって、あの見た目じゃ何が何だかサッパリだもん(笑)。
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その暗渠へと向かう、斜面を伝う流れ込みが、周囲に微かな音を響かせている。
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路面の窪みに溜まった水が凍りついている。今年は秋の実感があまり無かった所為もあって、目の前にこんな風景があるのが何だか不思議な感じ。路面を覆う霜でも思ったけど、もうすっかり冬なんだなあ。
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その場所を越えると道がやや登りに転じるが、ここへ来てようやく日向に出た。やはり陽の光は嬉しいぜ。
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葉を落とし切った木々を通して見える、深く蒼く澄んだ空。道に積もった落ち葉を踏みしめる音。この季節ならではの景色をじっくりと味わう。どの季節に走っても、やはりその季節ならではの良さが林道にはあるんだよなあ。
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道は再び下りへと転じる。藪も枯れ切っているので下って行くこと自体は楽なのだが、路面に散乱する落ち葉や細い枝がタイヤに纏わりついてくるので、時折下車して払わなければならないのが少々鬱陶しい・・・。
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あ、ここは前回引き返した場所・・・だな、多分。あの時は目の前に延々と続く藪を見て、こんな状態がどこまで続くのかと思ってそれ以上進むのを断念してしまったのだが・・・。
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よし!これなら行けるぞ!今日はきっと終点まで辿り着けるだろう(笑)。
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ふと木々の隙間から視界が開ける場所に出た。ああ、この季節ならではのコントラストの強い景色。堪らないなー。
麓のほうからは、微かにチェーンソーの音が響いてくる。どこかで伐採作業でもしているのだろうか。
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途中、この道にしては珍しく路肩が崩れている場所があった。きっとこの先、この道が補修されることはもう無いだろうし、今はまだ大丈夫だが、このまま崩れ続けて行けば、いずれは通り抜けが出来なくなってしまうかもしれないな。
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うわ!ここ、枯れててもツタが凄いな。路面自体は自動車が通れるだけの幅があるはずなのに、目の前に見えているのはシングルトラックというこの現実(笑)。
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途中には、何度が流れ込みの跡が見られたが、最初に見たもの以外は全て枯れ果てていた。この季節だからなのだろうか?
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道は相変わらず下りが続いている。路肩にはガードレールも無く、藪の向こうはそのまま急斜面の崖へと続いている。この藪の中に、さっきの崩落みたいなのが隠れていたりしたら本気でヤバいな・・・。
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木々のシルエットの向こうに透けて見える山々。この眺め、好きだなあ。
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ここでは、しっかりしたコンクリートブロックの擁壁が組まれていた。ここが車両通行止めとなってどれくらいの時が流れたのか分からないが、かつては通り抜けが出来る林道として造られたこの道が、閉鎖されて荒廃していく一方なのは何とも勿体無いよなあ。
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うわっ!でか・・・怖・・・!こいつが転がり落ちて来た斜面を見上げてみると、かなり脆そうな感じの地質に見えた。今ここで次の弾が降ってくることは無いと思うが、さすがにここは足早に通過してしまった。
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道は再び日向へ。周囲を覆い尽くす暖かな色合いの薄と、その奥を埋め尽くす深い蒼のグラデーションに惚れ惚れ。
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やっぱり冬のクリアな空気感は堪んねーな!この季節が一番、空を見るのが楽しみなのだ。
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この辺りは路面も穏やかで、暖色の薄の中をのんびりと走って行くのが楽しい。
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なんて思ってるとコレだよ!この時期でこんなんじゃ、やっぱり前回は引き返して正解だったな・・・。
しかし、ここを越えて程なく・・・。
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やった!遂に白石笠山線の終点に到着!起点からこの終点まで僅か2kmちょっとと、距離的には大したことの無い道だが、前回途中で引き返しているだけに、こうして終点まで通り抜けが出来たことは本当に嬉しい!
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そして、接続するこの舗装路は林道荻殿線だ。本当は終点まで辿り着いたらすぐにそのまま引き返そうと思っていたんだけど、ちょっとだけ進んでみようかな。
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とりあえず、下ってしまって引き返すとなると後が大変だと思い(笑)、右手へ進んで数百m上ってくると、道の脇にキロポストを見つけた。
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起点より4.0km、か・・・。俺の乗車のペースじゃ歩きと殆んど変わらないし、そうなると早くても1時間近くは掛かるな・・・。
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ま、このまま荻殿線を起点まで進んだところで特に目的も無いし、この辺りで引き返すか(笑)。
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それじゃ白石笠山線を戻るとしよう。こちら側からはほぼ登り続きのルートだ・・・。
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陽の光を浴びて眩しく輝く薄の穂の中を潜り抜ける。夏場の藪と違いカラッと乾いている所為か、これだけ茂っていてもそれほど不快になることはない。
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道に山側からは藪が迫り出し、残された路面は垂直に造られた擁壁の側へ押しやられている。木々は全て葉を落としているので道の見通しも良いが、緑の生い茂った季節ではうっかり路肩を見誤ってしまいそうで恐ろしいな・・・。
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ほぼ登り続きの道だが、それほど勾配もきつい訳ではなく、出来るだけ乗車したまま進もうと思って漕ぎ続けていると、身体も温まってきた。
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たまにこうして自転車で林道を走るのも、やっぱり楽しいな。
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人のいない静かな林道を、静かな自転車で辿るのも凄く落ち着くし、冬の空気がその雰囲気を更に増幅しているようだ。
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もうすぐ昼になるというのに、日陰では落ち葉に付いた霜も全く溶ける気配が無い。こんな日陰の区間では、一度雪でも降ればもう春まで溶けることはないだろうな。
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さっきも見掛けた場所だが、今度は自転車も入れて撮ってみた。光の具合で何だか夕方のように見えるな。
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冬の山の空気を味わいながらペダルを漕ぐ。焦ることは無い、のんびり進んで行こう。
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なるべく乗車したまま進もうと思っているんだけど、この辺りは路面に大きめな石が散乱し、漕ごうとするそばからタイヤが弾かれて前輪が浮いてしまったりして非常に走り辛い。
それでも頑張って進もうとしていると、ふとペダルが引っ掛かったような感触がして、チェーンが外れてしまった。自転車を降りてチェーンを戻そうとするが、何故かチェーンは弛んだまま。何か変だぞ、そう思って良く良く見ると・・・。
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うわ!ディレイラーがぶっ壊れちゃってるよ!どうも、路面の小枝をタイヤが拾い上げて、そのままチェーンに絡まってやられてしまったようだ。なんてこったい!それにしても、BAJAのチェンジペダルといい、よくぶっ壊すなー俺は・・・。
当然だが、この道は落ち葉や小枝なども積もれば積もったままの状態になっているので、ちょっと走っただけでもすぐにタイヤがそれらを捲き上げてしまうのだが、まさかこんな事が起こるとは。こんな枯れ枝が原因で壊れてしまうなんて、これもこの時期ならでは、って言えるのかな?出来るだけ頑張って走り続けようと思っていたけど、これで強制下車となってしまった。ただ、この地点がもう起点のすぐそばまで戻って来ていたのがまだ良かったかな・・・。
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残った区間を自転車を押して歩き、ようやく起点まで戻って来た。ふう、あっちぃー。
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起点脇の東屋には、何故か沢山の人が集まっていて賑わっていた。見たところ登山者ってわけでもなさそうだけど、何やってんだろ?
ようやく白石笠山線を通り抜けできて、僅かな時間だったけどすっごく楽しかったし、何より今年のうちにリベンジできて良かった。自転車は故障してしまったけど、まあそれはそれとして(笑)。あ、自転車は帰りにそのまま修理に出してきました。来週中には仕上がるってことで一安心。
で、あとは年内にBAJAで走り納めに行きたいところだけど、どうなるかな・・・?
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