陣見山周辺の林道探索
2007/11/27 陣見山周辺の林道

美里町〜本庄市〜長瀞町〜皆野町の4市町に跨る広域基幹林道・陣見山線。今日は6月のツーリングで走れずじまいだった、陣見山線に接続する支線を走りに行くことにした。



まずは県道349号から分岐する林道南谷線へ。

ここは起点、終点共に標識は立っていないが、未舗装区間だけでも1.3km程ある道で、終点は陣見山線に接続している。
途中、北谷線南谷支線という支線が分岐するが、どちらもチェーンゲートクローズ。
で、その南谷線、初めのうちはそうでもないのだが、終点近くになると九十九折れの急勾配になり路面もややガレ気味になってきて、ライン取りをしっかりしないとな、なんてことを思いながら終点まであとほんの10m程ってとこで・・・。

ここ、写真じゃわかり辛いかも知れないけど結構な急坂で、しかもBAJAが上下逆にひっくり返ってしまって、起こすのに物凄く難儀した・・・。もうおうち帰りたい、なんてちょっとだけ思ってしまったのはここだけの秘密だ!

続いての支線は林道十二天線

この道自体は何の変哲もない舗装林道。



起点脇には、十二天池がある。



その池の脇に、山火事注意の看板が立っている。お、「リスのまとい」のリス君、久しぶりだねえ。



・・・って、いつものリス君と何かちょっと違う・・・。誰だお前?

昨日買った山と高原地図によると、起点から横に逸れる道があるようだ。そちらへ向かって見ると、

で、出た!旧タイプ林道標識!その名は林道陣見線

久々に発見した旧タイプに大興奮するも、路面自体は酷い荒れ様で廃道同然・・・。

うーん、こりゃ自分には無理だわ、ってことで進入は断念。いやー、でもこの路線を発見できただけで大満足!ありがとう山と高原地図!

再度陣見山線へ戻り、続いて舗装の林道榎峠線へ。

更に続いて、同じく舗装の林道小平線を走破。

こちらも取り立てて特徴があるわけでもない普通の舗装林道だけど、途中でこんな看板を見つけた。

まるでドクロのようなマムシの顔・・・怖いって!

更には、山と高原地図を見て、小平線を下りきった近くにも怪しい行き止まりの道を見つけていたのだが、小平線終点近くの看板で、やはりそこが林道であることを確認できたので早速向かってみることに。

林道東小平線というらしいこの道も、起点標識は見当たらないのだが、しばらく進んでいくと未舗装路に変わった。

更に進んでいくとコンクリート舗装の急坂が現れ、その先は再び未舗装になるが、徐々に幅員も狭くなり、危険なニオイがしてきたので終点まで進まずに途中で引き返した。

ここで陣見山周辺の探索を終え、お腹も減ってきたので秩父市街へと向かい、久々に珍達そばを食べた。

冷え切った体に熱々のスープが染み込んで、今日は今まで食った中で一番旨いと感じたかもしれない・・・。

食後は、帰る前にもうすこしだけ寄り道するつもりで、去年のこの時期に起点だけ見つけていた、秩父さくら湖沿いで分岐する林道茶平線へ。

秩父さくら湖を眼下に望むコンクリ舗装の道をぐんぐん上っていくと、予想に反して1km程で未舗装区間が現れた。

が、そこから200m程進むと徐々に路面が荒れてきて、怪しい予感がしたのでBAJAから降りて先を歩いていくと、

流水跡で路面が崩壊し、どう見ても車両の通行は不可能・・・乗ったまま進んでこないで良かった・・・。

というわけで、そろそろここは引き返しますよ。

茶平線の探索後は、R299に戻って帰路につくが、途中で開設中の林道の起点に寄り道。

林道二子線です。この道は、いずれ武甲山の裏手にもある二子線と繋がり完抜けするそうだ。完成するのはまだだいぶ先らしいけど、今から楽しみだ!

その後、R299を進んでいくと、ふと御岳神社の近くで林道標識を発見し寄り道。

林道三社中沢線です。自然木を使った標識の支柱が素敵。

まだ開設されて間もないと思わしき、フラットで幅員の広い400m程の未舗装路を走っていくと、終点間際で崩落が。

これも恐らく台風9号の影響なんだろう。

三社中沢線の行き止まりまで辿り、今度こそ帰ろうと思ったものの、御岳神社の脇から子の権現へと至る道の奥がどうにもニオう・・・。ホントにこれで最後のつもりで進んでいくと・・・

で、出た!本日2本目の旧タイプ標識!その名は林道するぎ線

するぎ線」って、ひらがな表記の路線名も実は結構珍しかったりする。ここは起点からチェーンゲートクローズで進入することは出来ないが、この路線を発見できただけでもう大満足!あんまり嬉しくて一瞬、今日どこを走ってきたか忘れちゃったくらい。って忘れんなよ。