ときがわダウンヒルチャリダー 2009/12/27 埼玉県ときがわ町林道サイクリング 都幾川林道・他 |
年も押し迫った12月、久々に林道サイクリングの企画が立ち上がった。
地獄の上りを味わった前回の天目山と違い、ルートを計画してくれたTKさんによれば、今回はほぼ全行程に亘りダウンヒルの予定だという。
ダートの下りは楽しいからねぇ〜。どんなルートが待っているのか楽しみだ!
高篠峠で出発前に記念撮影。今回の参加者は、TKさん、蝋人形さん、KYさん、mioさん、ナノレカワの計5名。
ここへくる前に、まず林道久保向線にある木のむらキャンプ場でKYさん、蝋人形さんと待ち合わせをしたのだが、ここから自分の待つキャンプ場へ向かうKYさん達が道を間違えて少々遅れてしまい、そこから高篠峠で合流するまでの間、ここで待っていたTKさんとmioさんは、待ちきれずに峠の脇にある斜面をヒルクライムしていたらしい。ナノレカワ車で到着した我々も、ウォーミングアップを兼ねて登ってみることに。
結構な急斜面なうえ、木の根が張り出した地面を漕いだまま登るのは結構大変。
急斜面を颯爽と下るmioさん。
俺も俺も!
実は結構へっぴり腰なのはここだけの秘密だ!
ウォーミングアップを終えて堂平山線を上り、林道剣ヶ峰七重線に入る。ここから栗山七重腺に合流するまではほぼ下り、一気に下って行くぞ。
久しぶりの自転車でのダート林道、しかも下りだってことで一気にテンションも上がる。今日は思っていたよりも暖かいし、ここから1日楽しめそうだ。
蝋人形さんも飛ばしています。
冬の澄み切った空の下、ひんやりとした空気を切り裂きながら、体全体でダートの感触を味わいながら走っていくのは最高の気分。
起点から3.5km程下ったところで林道栗山七重線に合流。が、そこにあったのはまっさらな舗装路・・・。この後栗山七重線を下っていったのだが、結局前回BAJAで来たときに通行止めになっていた地点まで綺麗に舗装化が完了していた。ここもいいダート林道だったのに、残念だ・・・。こんなところの舗装化に何の必要性も感じないんだけどな。
続いて赤木七重線を少し上り、都幾川林道へと続くトレッキングコースへ。以前よりほんの少しだけガードが強固になっているような気もするが、自転車なら担ぎ上げて難なくクリアですよ。
冬枯れた景色の中、交通量の全くない路面に降り積もった落ち葉を踏みしめ、その音だけを聞きながら進んで行く。
途中、慈光寺方面へと分岐する道へと入る。
TKさんも満足げな表情で快走しています。
しばらく進んで行くと、屋根つきのベンチがある分岐点に到着。どうやらここが都幾川林道の終点のようだ。
見つけた!都幾川林道の終点標柱!これを見れたことで、自分的に今日の大きな目的を達成しました(笑)。
それにしても、ほぼ下りメインとはいえ、ひたすらペダルを漕いでいると体も熱くなり、自分、真冬だってのにこんな格好で休憩ですよ。
北風が汗を冷やして気持ちいいッス。
ここで記念撮影をし、このあと都幾川林道の起点から県172を経由して木のむらキャンプ場まで戻り、一旦高篠峠に置いた車を拾いに戻るナノレカワ、蝋人形さん、mioさん組と、グリーンラインに自転車を運ぶTKさん、KYさん組に分かれて次のルートのための仕込みをする。
仕込みを終えて、刈場坂峠までやってきました。これからブナ峠に下ります。
ブナ峠に到着。これから作業道砥石線を下って行く。
傾きかけた陽に照らされて駆け抜けて行くKYさん。カッケー!
途中の分岐を椚平方面へと直進すると、下りはさらに急になり、路面もかなり荒れてくる。
急斜面を下って行くと、自然とスピードも上がってくるが、軽い車体には路面のギャップがダイレクトに伝わり、振動で吹き飛ばされそうになるのを必死で押さえつけながら下って行くのが怖くもありまた楽しい。途中、ギャップを使ってジャンプをしてみたりもしたんだけど、傍から見たら相当しょぼかっただろうな(笑)。
ここでKYさんがみんなの動画を撮ってくれるというので、順番にカーブを抜けて行く。
mioさん・・・なんだけど、残像しか写ってないや。
最後にKYさんも撮ってあげるから登って、と言われ、「登りたくねぇ〜!」と言いつつも笑顔で登っていくKYさんと、誰に何を言われずとも追従するmioさん。さすがアレな人たちだ(笑)。
ひとしきりダウンヒルを堪能し、久保向線方面へ向かう分岐の突き当たりで休憩していると、そのすぐ下に停めた車から降りてきた人が、「どっち抜けてくの?」と聞いてきた。なんだろ?と思っていると、今度は「すぐどくの?」と。ここで休憩している我々が邪魔なのかと思ったが、どうやらこの辺りで鉄砲を撃つらしい。
とりあえずすぐに移動することを伝えると、今自分達が下ってきた道に入って行ったよ・・・えぇっ?まさかそのソレでこの先を通り抜けるのか??引き返すにしてもUターンも出来なさそうだし・・・謎だ。
久保向線へ抜けて木のむらキャンプ場まで戻ると、自転車でトライアルの練習をしている人たちがいた。青いジャケットを着ている人は何とバイクトライアルの世界チャンピオンだそうで、子供達にレッスンしているところらしかった。
さすがチャンピオンだけあって大きな岩を軽々とクリアしていく様子を見ていると無性に楽しく見えて、あの自転車が一体幾らくらいするのか、そばにいたスタッフの人に聞いてみたら、あのチャンピオンのバイクはなんと40万もするらしい。俺らの自転車を指差し、「ああいうマウンテンバイクに比べたら安いでしょ」って、いやいや、自分らのはそんなアレじゃないッスよ!安いのでも10万はするらしいが・・・いいなぁ、ちょっとやってみたいな。
そんな練習の様子を見ていたら、すっかりその気になってしまった僕たちなのでした(笑)。
参加の皆さん、お疲れ様でした。春になったらまたサイクリングに行きましょう!あ、オートバイのツーリングは随時ね(笑)。
それでは皆様、よいお年を!