埼玉最南部の林道へ 2010/03/14 埼玉県飯能市の林道 |
今日は、飯能市の最南端エリアの林道へ向かうことにした。
■林道戸谷入線
まずは、前回来たときに延長を測れずに終わっていた林道戸谷入線へ。
300m程の舗装路の確認を済ませ、さっさと次の目的地へ進みます。
途中、県道から分岐する未舗装路を走っていく。雲ひとつない晴天の光に照らされた川の流れが素敵。
続いて、県221から飯能パークカントリークラブ方面に延びるエリアへ。ここは埼玉県の林道として、最南端に位置するエリアです。
まずは三つ久保線の旧タイプ標識の前でパチリ。何度見ても素敵です。
続いてこのエリアの未踏の林道へ。
■林道寺の入線
残念ながら起点からすぐにチェーンゲートで閉鎖されている。
こちらは林道正木入線。ここが正真正銘、埼玉最南端の林道です。
梅の花咲く起点標識の前で記念撮影。道自体は以前確認しているのでそのまま次へ進みます。
■林道間野入線
次に、このエリアの2つめの未踏林道、間野入線へ。トロトロと目星をつけた地点へ近づいていくと、植え込みの向こうに起点標識が立っているのに気付いた。以前来たときに見落としていたんだな、と思って近づいていくと・・・。
お、おおおおお!!出た、旧タイプ標識!まさかこんな近場にまだ旧タイプが潜んでいるなんて思わなかった・・・!しかも、支柱の管理主体の表記も読み取れるほどの良好なコンディション。これは素晴らしい!
旧タイプとの遭遇に感動しつつも、早速先へと進んで行くと、道自体は起点から100m程でチェーンゲートで閉鎖されていた。
ゲートで阻まれてあっさり引き返すが、この間野入線沿いには梅の花が咲いて春らしい雰囲気を漂わせていた。しかも足元にはふきのとうも顔を出している。
季節はいつのまにかすっかり春めいているんだねぇ。雲ひとつない青空と相まって、なんだか意味もなくワクワクしちゃいます。
■林道鹿戸入線
続いて、県70からカート場へと向かう分岐へ入ると起点のある鹿戸入線へ。
橋を渡った突き当りをカート場と反対方向へ少し進んで行くと、道の脇に起点標識が立っているのに気付いた。ここも1月にちょっとだけ様子見で来ていたのだが、その時は標識に気付かなかったのに・・・と思ってよく見ると・・・。
うっ、うおおおお!!本日2つ目の旧タイプ!しかも、こちらも薄っすらとだが支柱の原市場森林組合の文字が読み取れる。
うわぁ、下手すりゃこの標識に気付かずに終わるとこだったよ、あぶねぇ・・・。っていうか、ひょっとしたら今までまわった林道でも、ひっそりと立っている旧タイプに気付かずにいる林道もあるんじゃないのかなぁ・・・?
さらに、何気なく裏面を覗いてみるとこの標識の製造元と思われる表記のシールが張られていた。「岩澤建設塗機部」って書いてあるのかな?今まで見てきた旧タイプの中でも、こんなの初めて気付いたよ。
と、こんな俺一人しか喜ばないようなことに興奮しつつ、早速先へと進んで行くと、起点から400m程で未舗装になるのだが。
おっと、前回来たときに掛けられていたチェーンゲートが外されている。こいつはラッキー、早速先へと進ませていただきます。
先日降った雪が薄っすらと残る道を進んで行くと、起点から800mほどの地点で行き止まりになったが、終点には「害獣駆除中」と書かれた車が停まっていた。なるほど、これのためにゲートが開けてあったんだな。
■林道桐の木平線
続いて同じく県70から分岐する桐の木平線。
起点から100m程の舗装のあと、さらに50m程未舗装路を進んであっさり終点に。
■林道柳沢入線・・・?
続いてやってきたのは柳沢入線・・・と思われる道。地図によると、起点から800m程は道が延びているらしいのだが・・・。
早速進んでみると、100m程未舗装になるが、そこからすぐにバンガローっぽい建物に行き着き、そこで車道は終わっていた。
その先は、どうみても車道ではない、登山道のような道があるだけ・・・ホントにここが柳沢入線なのかなぁ?この柳沢入線と思わしき道の起点からもう少し北西の地点に、林道っぽい道を見つけはしたんだけど(下の写真)。
ただ、事前に調べた場所とは違うっぽいんだよなぁ。でも、ここには保安林の看板なんかも立ってるし、こっちのほうがよっぽど林道っぽいんだけど。また改めて調べるか。
とりあえず今日まわろうと思っていた林道は全てまわったので、この後はどうしようかと。先週降った雪の具合も気になるし、久々に西名栗線の様子でも見に行こうかと思って広河原逆川線を上っていくと、工事中で通行止めになっていた。
なんでも、道幅を拡げているらしいが、先を見ると工事の真っ最中だったので引き返すことにした。
そんでもって、大名栗線の起点の近くにある宮ノ入線の舗装区間の延長を測りに行ったりして、予定していたこのエリアの探索は全て終わったので、このあとグリーンライン方面にでも行ってみようかとも思ったが、せっかくここまで来たし、しばらく走っていない大名栗線の様子がどうなっているのかも気になったので、とりあえず起点の様子だけでも見に行くことにした。すると、意外なことにいつもの衝立が開いている・・・よし、このまま行けるところまで行ってみるか。
九十九折を上って高度を上げていくと、やがて視界が広がり、鮮やかな空の青が目に飛び込んできた。そうそう、大名栗ってこれだよなぁ。そういえば去年は一度もここには来なかったし、かれこれ1年半ぶりくらいになるのかな。
しばらく走っていくと雪が残る場所も出てきたが、道の脇に残るだけなのでまだ普通に走っていくことが出来る。
突然、道の脇に駐車場のように整備された広場が見えた。この広場が出来たことは話しには聞いていたけど、これがそうか。こんなところにこんなものを作るのは、登山者のためだったりするのかな?起点からの舗装区間が延長されたのも何か関係があったりするのだろうか?
その広場を越えると、いきなり残雪が深くなってきた。先週降った雪ももう大方溶けた頃かと思っていただけに、これはちょっと嬉しい。
見れば幾つかの2輪の轍が残っているので、その跡を辿るように慎重に進んで行く。
いやぁ、楽しくなって参りました。青い空と白い雪のコントラストって、やっぱり最高だ。なんだか無駄にテンション上がってきた。
この時期なので路面の凍結などもなく、安心してシャリシャリとした雪の感触を楽しみながらのんびりと走る。
棒ノ峯へ至る登山道のある東屋の地点までやってきました。
いやぁ、楽しいねぇBAJA君。3月も半ばにこんな雪の感触を味わえるなんて思わなかったもんなぁ。
で、この先をどうしようかと思ったけど、残雪の状況も分からないし、ソロのときにこんなロングダートのど真ん中で何かあったことを考えると、自分の技量では少々心許ないのでここで引き返すことにした。どうせ広河原逆川線経由で戻ることが出来ないのはさっき見てるから分かっているしね。
僅かな区間ではあったけど、思いがけず柔らかな雪の感触を味わうことが出来て今日は大満足。さっきまでこの後にグリーンライン方面にも行こうかと思ってたけど、今日はこれで引き返してBAJAを洗車してあげよう。