皆野町・未知の林道探索
2011/07/02 埼玉県皆野町 金山林道・他 @
 
 先週、もへじさんのブログによって、皆野町にある未知の林道の情報がもたらされた。その名を「金山林道」という。埼玉県内の路線で金山林道という名は初めて聞くが、webで軽く調べてみても、やはりそれらしい道の情報は引っかかってこない。こうなってくるともう気になって仕方がない。
 ちょうど今日は予定もなく、天気もなんとか持ちそうな感じだったので早速出かけてみることにした。最近ずっとくたびれ気味ではあったが、頑張ってなんとか7時に起きると、なんと出がけに霧雨が降って来た。せっかく早起きしたのに・・・。最近全くあてにならない天気予報だが、それでも午後からは曇りとなっていたので、これ以上悪くなることはないだろうと思い、2度寝して雨が止むのを待ち、再度仕切り直して11時頃に遅めの出発。R254からR140へ入り皆野町を目指すが、途中長瀞駅の近くで国道から分岐する未踏の林道があるのでまずはそこへ立ち寄ることにした。
 
 
 林道本山根線です。長瀞駅前の交差点から少し南側に起点があります。
 
 
 早速進んでいくと、なだらかな舗装路が山の中へと延びていく。徐々に陽も射してきていい感じ。
 
 
 更に進むと、あまり交通量が無いせいなのか、路面が苔に覆われだした。うっかりツルッといったりしないように気を付けなきゃ。
 
 
 ・・・うお、この看板は初めて見た。食べられるほうの傘が赤く描かれているのは、本当にそういう色をしているのか?こっちのほうが猛毒を持っていそうに見えるが・・・。
 
 
 やがて、舗装路を2.6km程進んだ地点で未舗装となり、その先で突然周囲が開けた場所に出た。ちょっと意外な展開だ。
 

 だが、またすぐその先で道は木々の中へと吸い込まれ、車道の終点となった。その先には登山道が延びてはいたが、車道が終わった以上、この先に進んでも仕方ないので、ここを引き返していよいよ皆野町へと向かう。
 
 
 お、町道のヘキサ発見!しかも1号線だ。何だか珍しいな。
 
 皆野町へと入り、いよいよ目的の主要地方道44号秩父児玉線へ。お目当ての金山林道はこの道沿いから分岐するとのことなので、目印となる、もへじさんのブログで見た石碑を探しながらゆっくりと走るが、結局見つけることが出来ないまま出牛まで着いてしまった。なので、先にこちらの林道から・・・。
 
 
 林道大平線です。こちらは起点標識も経っているのでとても分かりやすいが、起点の脇には住宅が立ち、ぱっと見では林道らしさが薄い印象。
 
 
 起点から少し進むと、住宅と並び神社などもあり、やはり生活道路と行った趣きを醸し出している。
 
 
 だが、更に進むと、道は急坂のコンクリート舗装となり、一気に様子が変わって来た。
 
 
 この辺りまで来るともういつも見なれたマイナー林道の状態に。こんなナリしてまだ舗装路なんだぜ(笑)。
 
 
 更に奥では、路面に生える雑草で轍も消失しかけております。
 
 
 そして、起点から約1.1kmで終点に到着。終点付近の数十mだけ未舗装区間が残っているため、路面は全て雑草に覆われて、辺り一面が鮮やかな緑色に。とてもあの起点から地続きの終点とは思えん(笑)。
 
 
 で、ここにはこんな綺麗な終点標識が立っている。つい最近立てたばかりにも見えるが、起点はともかく、普段はめったに人も来ることもなさそうな終点なのに、一体何故・・・。
 
 
 ともかく、終点を確認し、コンクリ舗装の道を引き返すと、目の前には夏のような青空が広がっていた。
もう梅雨明けってことでいいよ(笑)。
 
 で、県44を引き返しても結局金山林道は見つけられなかったので、とりあえずそのまま直進して県道284号線沿いの林道を探索しに行くことにした。
 
 
続いてやってきたのは林道藤原線
 
 
 初め、県道との分岐地点が起点かと思っていたのだが、分岐から100m程進んだところに起点標識が立っていた。
 
 
 そして、そのまま舗装路を1km程進んだ地点で、突然終点標識が立っていた。右手に分岐する道と、直進方向にもまだ道は続いているのに、ここを終点としたのには何か訳があるのだろうか。

 ちなみにこの道の先には藤原安産堂というのがあるそうで、気になったので先を進んでみたのだが、少し進んだところで集落の入口っぽくなり、なんだかそれ以上進むのがはばかられたのでそのまま引き返した。少し調べてみたところ、この辺りにはいろいろと歴史があるようだ。林道の終点がこの手前にあるのも、そのあたりが関係していたりするのだろうか。
 
 
 県道まで戻り、続いては林道奈良尾線。旧タイプ標識でおなじみ(おなじみ?)の林道です。
 
 
 久しぶりの奈良尾線、旧タイプ標識も相変わらず無事に立っていて一安心。で、じつはここ、今だかつて終点まで走ったことが無かった。せっかくここまで来たので、今日は上武秩父線に接続する終点まで行ってみよう。
 
 
 閻魔さま(?)、お久しぶりです。
 
 
 舗装路を真っ直ぐ進んでいくと、路面は荒れたコンクリ舗装となり、道の上にせり出す岩が印象的な地点に着いた。そしてその向かいに、資材置き場として使われているような廃車が佇んでいた。
 
 
 つーかこれ、どうやってここに置いたんだ?
 ・・・いや、そんなことより、奈良尾線にこんな場所あったっけかなぁ??と思いながらも先へと進むと、やがて道はシングルトラックとなってしまった。やっぱり途中で分岐を間違えたみたい・・・。
 
 
 間違えた道を戻り、途中で門平方面へ向かう分岐へ入ると、ようやく見覚えのある景色が現れた。そうそう、こっちだよ。
 
 
 しかし、景色は見覚えがあるのに、この路面には覚えがないぞ。以前来た時は、ちょうどこの辺りから未舗装に切り替わっていたはずだが・・・。もしかして、景色が似てるだけで、こっちも間違いか?
 
 
なんてことを考えながら進んでくると、やがて林道城峰奈良尾線との分岐地点が現れた。うわ、こんなところまで舗装が延びちゃったんだ!
 
 
 つい最近施工されたばかりのような綺麗なアスファルトを進んでいくと、起点から3.1km程の地点でようやく未舗装に切り替わった。ただ、未舗装とはいえ路面の様子は、もう今すぐにでも舗装出来るように綺麗に均されている。
 
 
 この地点の脇には、舗装工事の告知看板が立っていた。あの〜、皆野町役場さん、そんなに頑張らなくてもいいんですよ?
 
 この少し先で、ちょうど重機で路面を均す工事の真っ最中だった。その重機の脇を通り抜けとうとすると、運転していたおじさんが何か呼びかけてきた。引き止められるのかな、と思いながらBAJAを停めて話を聞くと、この先で土砂があるから通れないかも、とのことだった。土砂崩れでも起きたのかと思ったが、「この少し先だから行ってみて」と言うので、そのまま進んでみると。
 
 
 あ、土砂って、路面を均すための土を積んであるってことなのね。これならバイクなら問題なく通ることが出来るので、そのまま盛り土の脇を通っていく。
 
 
 工事をしていた地点を過ぎると、道はいかにもな未舗装林道の姿を見せ始める。看板に書かれていた今回の工期では、この辺りまでは舗装されることは無いと思うが、それでもいずれは終点まで舗装されてしまうのだろうな。
 
 
 起点から4.5km程進んだ地点で終点に到着すると、上武秩父線との分岐点には何やら看板が・・・。
 
 
 あら、通行止めの扱いでしたのね、すいませんでした・・・。でも、工事のおじさんも何も言ってなかったし、まあいいよね?ってことで、一旦奈良尾線を引き返す。
 
 
 続いて、奈良尾線の途中で分岐する林道城峰奈良尾線へと入り、一旦起点まで行き、再び戻ってきます(笑)。
 
 
 その城峰奈良尾線の起点近くで、路肩になにやら動物の姿が目に入った。ニホンカモシカだ!BAJAで近付くと、さっと斜面を下って行ったが、少し離れたところでこちらの様子を窺っていた。こちらもBAJAを停め、少し様子を見ていたが、向こうも警戒しているのか、じっと見つめあったままそこから動かないのでカメラを向けてみた。ニホンカモシカは何度か見たことがあったが、今回やっと写真に撮ることが出来た。結構嬉しい(笑)。
 しばらくそんなことをしていると、向こうも飽きてきたのか、首を振ったりしだしたので、こちらもBAJAに跨りその場を後にした。でも、この辺りでニホンカモシカを見るとはちょっと意外だったな。
 
 
 カモシカとの遭遇地点からすぐに城峰奈良尾線の起点に到着。ありがたいことに、ここは今のところ総延長約4.1kmが全線未舗装のままだ。ここから今来た道を引き返し、再び奈良尾線へと戻る。
 
 
 ほぼ山の等高線に沿って延びているような、アップダウンの少ない非常になだらかな道を進んでいく。
 
 
 ただ、今はまだ未舗装路だが、奈良尾線がこのまま舗装化を進め全線舗装化でもされると、起点が接続している城峰1号線も舗装ということもあるし、いずれはここも舗装化の標的にされてしまうだろう。
 
Aへ続く。