祝・中津川林道復旧!
2013/05/02 埼玉県秩父市・中津川林道〜林道大血川線 -A
 
@はこちら。
 
 さあ、後は再び中津川林道を下って行こう。
 
 毎度の一枚。今日は戻りがてら撮ってみた。
 
 ここまで走ってきて、だいぶ腹も減ってきたな。もうちょっと下って、あの場所で昼飯にするか。
 
 着いたー!
 
 奥秩父食堂・・・じゃなかった、奥秩父林道です。
 
 最近中津川で飯にするときは、ここで食べるのが定番なのだ。こんな奥まったところまで入ってくる人もそうはいないからのんびりできるんだけど、その分クマでも出ないかだけが気掛かりではあるが・・・(笑)。
 
 それにしても、未だ見たことの無い奥秩父林道のこの先の景色・・・みんなも気になるよね?

 (気になるー!)

 うん、俺もキニナル!
 
 今日も素晴らしい景色を見せてくれてありがとう中津川林道!次に来るのは川上牧丘の冬季閉鎖開けかな?
 
 中津川を引き返し、次の目的地へと向かって二瀬ダム方面へ来ると、駒ヶ滝隧道の外側に新しい道が造られていた。このトンネルならではの片側交互通行も、新しい道が出来たら無くなってしまうのかな。
 
 駒ヶ滝隧道から県278を進み、そのまま三峰神社の駐車場の奥で接続する林道大血川線へ。ここへ来るのもずいぶんと久しぶりだが、今日は戻りがてらこの大血川線を走って行こう。
 
 そういえば、さっきまであんなに青空だったのに、この辺りまで来てだいぶ雲が多くなって来たような・・・。せめてこの道を抜けるまでは陽射しを遮らないでくれよ。
 ちなみにこの”大血川”という地名、なんだか物騒な響きだと思っていたがその由来は、平将門の妃九十九人がこの川の源流付近に逃げた後に自害し、その血が七日七晩流れ続け、川の水を真っ赤に染めた、ということによるらしい。あくまでも伝説だそうだが、本当に物騒な由来だったのね・・・。
 
 (↑画像をクリックすると拡大します。)

 おお、これこれ!この景色が観たかったんだよ!この切り立った山肌に、半ば無理やり気味にも見えるように付けられたこの道。あの垂直に造られた擁壁の高さ、ただごとじゃないでしょ!やっぱりすげえな大血川線!
 
 ホント、よくこんなところに道を通そうと思ったもんだな。ガードレールの際を走っていると、男専用付属物の辺りがスーッとしてくるんだぜ(笑)。
 
 もう少し進んでくると、更に視界が開ける場所に出る。
 
 真ん中の辺りには市街地のようなところも見えているが、あれはどこだろう。山の中をグネグネ走っていると、もう自分が今どっち向いているのか分からないよ(笑)。
 
 どうだい、こんな景色を観ながら走ることが出来るんだから、舗装林道だって悪くないでしょ?
 
 起点近くまで下ってくると、谷側の斜面の桜並木が満開だった。ホント、良い日に来れたなー。
 
 更に、起点まであと数百mの地点で分岐する一本の道がある。
 
 東京大学演習林林道、東谷林道である。
 
 常にゲートで閉ざされたこの東谷林道だが、実はこの奥で更に、要倉沢林道という道が分岐しているらしい。もしかして標識とかあったりするのかな・・・みんなも気になるよね?

 (気になるー!)

 うん、俺もキニナル!
 
 約12kmの道のりを経て、大血川線の起点まで下って来た。これで本日のツーリングはおしまいです。久々に中津川と大血川を走ることが出来て、今日は本当に大満足だ。特に中津川は何度走っても飽きない道だし、今年もそれぞれの季節ごとの中津川の姿を観るのが今から楽しみだ。