こんにちは、ナノレカワです。今日は東京都檜原村に来ています。
檜原村は、東京都の島嶼部を除く本州で唯一の村である・・・という豆知識はさておき、新年一発目のツーリングは東京の林道にしようと、去年のうちから決めていた。ただ、どのエリアに行こうかまでははっきりと決めていなかった。そんななか、696さんのブログに元旦にアップされた林道が結構良さ気な雰囲気・・・よーっし!ここに決定じゃーい!!
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というわけで、ここは東京都道33号線上、前方に見えているのは笹野大橋、そして今ナノレカワが立っている地点が馬場橋である。この2つの橋の間から分岐する一本の林道がある。
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ここが林道笹野向線、696さんのブログで見た目的の林道だ。檜原村の辺りまではそこそこ遠いようなイメージがあったんだが、いざ来てみたら意外と近いのな。この時期の朝でもそれほど寒さを感じることなく到着することが出来た。それじゃ早速、2014年一発目の林道、行ってみようか!
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起点から200m程の舗装路を経て道はダートへと変わる。大掛かりに削られた法面が印象的な地点だ。
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天に向かって真っ直ぐに林立する杉林の中を抜けていく。こうやって規則的に並ぶ杉の木の景色も、結構嫌いじゃないんだよな。間違っても花粉の時期には近づきたくないが・・・。
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で、その氷を良く見ると、窪みの上に薄い氷が浮くように張り付いている。霜柱に押し上げられた、というわけでもなさそうだが、こういうのってどうやって形作られるんだろう?
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道はいくつのもカーブを越えながら一気に標高を稼いでいく。
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ここでも大掛かりに斜面を削った場所を越えていく。この先でようやく日向に出るようだ。
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おおお!路肩の木々の隙間から透けて見える山々と冬の済んだ青空!これは良い!良いぞお!
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後ろを振り返ってもこの景色!なかなかの開放感を味わえる地点だ。
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林道から眺める、空の青を主体とした、全体的に彩度を落とした冬の景色。んんんー、堪らないっすね。
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そのカーブを越えると、今現在工事中らしく、路肩には擁壁の補強に使うであろう鉄材が積まれ、作業の詰所が設営されている。
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檜原村の集落が見える!そしてあの橋は、この笹野向線の入口があった笹野大橋だな。
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それにしても実に素晴らしい眺めだ。景色としては、後方のプレハブが少々邪魔ではあるが(笑)。いずれ工事が完了した暁には今以上に素晴らしい景色を見せてくれるだろう。
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更に上りとなる道を進んでいくと、道は今まさに工事の真っ最中らしく、土が剥き出しの路面へと変わり・・・。
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起点から約1.3km地点で、開削中の現場に辿り着いた。ただ、さすがに今日は作業はしていないようだ。
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BAJAを降りて、重機の先を歩いて進んでみると、すぐに道は途切れたが、そこは今まさに道を造っている真っ最中だった。この先はどこまで延ばす予定があるのかは分からないが、今後が非常に楽しみな林道ではあるな。
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重機 vs BAJA。
・・・いやいや、絶対敵わないから(笑)。
それじゃ、そろそろ引き返して次へ向かうとするか。
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引き返そうとしたのに、もう一度Uターンして撮ってしまった。ここからだと、ヘアピンを越えて上ってくる線形が良く見えて、この区間のダイナミックさがよく分かると思う。距離こそまだまだ短いものの、いやあ、ここは本当にいい林道だ。
続いては、都道33号線まで引き返し、笹野大橋を渡って少し走った先で分岐する道を上って行く。
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民家のぽつぽつと建つ道を進んでいくと、道なりにダートとなる。どうやらここから林道馬道線となるようだ。
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ガードレールも無く、鬱蒼としたいかにもマイナー林道と行った風情の道を少し進んでくると、すぐに小さな橋を渡る地点に着く。さて、この先はあとどれくらいあるんだろうと思っていると・・・。
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その橋を渡り切った地点で道の先が広場となって終点となっているのだが・・・。
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ふえっ!ダメダメダメ!絶対ダメッ!
路肩から溢れ出た沢水が凍りついて、道幅いっぱいのアイスバーンと化している。試しに氷の上を歩いてみたが、予想通り良く滑りますこと・・・。結局、BAJAでこの先の広場には到達できなかったが、ダートになってここまで僅か200m足らず、極短の林道でした。
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続いてやって来たのは林道小坂志線。笹平バス停から市道山方面へ向かう道を進むと起点がある。
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ここも沢に沿って延びる雰囲気の良さそうな道に見えるが、果たしてこの奥は・・・。
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フガ。ダートになって僅か数十m、どうやらここが小坂志線としての起点のようだが、この地点で通行止めとなっている。でかでかと掲げられた「ゴミ捨禁止」の看板が悲しい・・・。まあ、こんな走りやすくて行き止まりの林道なんて、不法投棄の格好の標的なんだろうし、それが通行止めの理由でもあるんだろう。
で、通行止めではあるが、右側のポールの脇が甘々なので、ちょっとだけ入ってみたんだが、ほぼ勾配もフラットで走りやすい道ではあるが、何だか人の気配が濃厚というか、それは歩行者がいるとかそういうことではなく、例えば舗装されていない市道、とでも言ったらいいのか、100〜200m程しか進まなかったが、上手く言えないけど、あまり林道としての趣を感じなかったので、すぐに引き返して来た。そう感じてしまった要因として、この「ゴミ捨禁止」の看板を見た時点で、だいぶ気分が萎えていたというのもあるのかもしれないが・・・。
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気を取り直して次の目的地、林道入沢線です。ここも現在通行止めの扱いにはなっているのだが、起点にはA型バリケードがひとつ置いてあるだけだ。こんなユルい規制の場合は、道が荒れている等の理由で管理者的に通行して欲しくない、とかその程度の理由だろう。と勝手に解釈してお邪魔させていただきます。
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あっ、おしゃるしゃんに見つかってしまった!このことはナイショだからな!
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起点からしばらくは舗装路が続いているようだ。冬枯れた木々の中を延びる道を進んでいく。
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ちなみにこの場所からは、すぐ脇を平行して延びる橋が見える。都道から分岐するこの橋は、幅員も広く、割としっかりした造りにも見えるが、実は橋を渡り切った時点でそのまま崖に突き当って行き止まりとなってる(なお、都道からの分岐は柵で閉鎖されている)。一見、何のために造られたのかまるで見当もつかない橋だが、その筋ではそこそこ有名(?)な物件で、「檜原村 未成橋」でググると何かしら出てくるので気になる人は見てみるといいかも・・・。
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改めて先へと向かう。この奥にはダートも残っているはずだと思うが、この舗装区間はそこそこ長いのかな?
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な、何これ?水路のトンネル・・・のようにも見えるが、わざわざトンネルを掘るような地形でもないような気もするが・・・何て言うんだろ、この構造物?
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路面もだいぶ苔生してまいりました・・・こういう路面が一番オッカネーよ。ツルンコ行かないように気を付けないと。
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起点から1.1km程進み、ようやく道がダートに変わった。路肩のガードレールも消え去り、途端に林道っぽさ溢れる景色に変貌を遂げた。
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道は日向の中を延びていて、周囲の視界も開け、なかなか良い雰囲気。やっぱそうこなくっちゃ!
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で、ダートになってから300m程で、「車両通行止」の看板がぶっ倒れている地点についたが・・・。
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あちゃー、こりゃ駄目だ。路盤がごっそり持って行かれちまってる。ただ、山側にバイク一台程度なら通れるくらいの路面が残ってはいるんだが、ここを無事に往復できる自信は俺には無い・・・。
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それでもこの先に続いている道も気になるので、そのまま歩いて進んでみたが、その先の路面は、こんな感じでずっと深い雨裂が延びていた。ここが車両の通行が不可能になってから、もうかなり長い月日が経っているのだろうか。この崩落から先はもう修復されることはないのかな・・・。
たとえ無理をしてBAJAであの崩落を越えてきても、この先もこれではもうどうしようもない。こんなとこでUターンなんて出来ねーよ(笑)。ここは大人しく引き返すとするか。
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Aへ続く。 |