おはようございます。ナノレカワです。
本日は東京都青梅市に来ています。前回の檜原村のツーリングで、久々の未踏マイナー林道巡りが楽しかったこともあって、今回も東京都の林道にやってきてみましたよ。今回は、飯能から都道53号線に入り、成木周辺の林道を周るつもりだ。
53号線を下りながら、一本脇を延びる道を注意深く見ていると、菱形の林道標識らしきものが目に入った。あれだな・・・。
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ビンゴ!本日一本目、林道なちゃぎり線です。このなちゃぎり線、路線名が印象的なこともあり、この界隈の林道としてはずっと気になっていた道だった。自宅からの距離的には本当に近い場所に位置しているのだが、ようやく来ることが出来た。さて、どんな景色が待っているだろうか。
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起点からの舗装路は、かなりの急勾配で一気に標高を稼いでいく。
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日陰では、法面から滲み出した沢水が路面を凍りつかせている。この急勾配で凍結って、超コエーんですけど・・・。
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あ、索道か。すごいな、こういうの初めて見たかも。今でも動きそうな感じにも見えるが、稼働してるとこ見てみたいなー。
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起点から1.9km程の地点で路面はダートへと変わったが、この後も急勾配の道が続くためか、2度ほど舗装とダートの区間が交互に現れる。
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俺の好きな、冬枯れた木々の向こうに透けて見える遠景。この景色が見れるだけで、寒い中走りに来て良かったなあ、と思う。
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木々の向こうの景色も良いが、ダイレクトに見える景色ももちろん良い!写真では分からないけど、肉眼では都心のビル群も薄っすらと見えていた。
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勾配が緩くなると路面はダートへと戻る。やはり荒れやすい急勾配の区間だけ優先して舗装化したようだな。この辺りは超絶フラットなので、もう舗装化の必要は無いよね(笑)。
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途中、路肩に立っていたキロポストによると、恐らく起点から4.4km程の地点で、ゲートで閉鎖されてそれ以上進めなくなっていた。どうやらこの奥にはお寺か何かがあるらしく、この少し手前に山の中に延びる参道が造られていた。ここで写真を撮っている間にも、ここに車を停めてお寺に向かう人や、戻りの途中ではジョギングやハイキングの人など、林道にしては結構な数の人を見た。こんなに人のいる林道って何だか落ち着かないな(笑)。
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続いては林道常盤線。なちゃぎり線の分岐する都道202号線を更に奥まで進んで行くと、そのままこの常盤線の起点となる。
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お!この看板、林野庁と東京都のダブルネームだ!初めて見るデザインだが、レトロなレタリングがめちゃめちゃかっこいいぞ!これ好きー!!いやー、これが見れただけでもここへ来た甲斐はあった(笑)。
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さて、道の方はと言うと、先ほどのなちゃぎり線に更に輪を掛けたような急勾配が続いている。
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道はしばらく沢に沿って延びていく。この時期では多少寒々しい風景だが、夏場にでも来ればこの日陰と相まってかなり気持ち良く走れそうだ。
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それにしても凄まじい急坂だ・・・途中何度も張り紙がしてあるのだが、何でもこの道は、自転車レースだかの練習コースになっているらしい。確かに、ここを上って行くのはいい鍛錬にはなりそうだ・・・。
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やがて、起点から3km程で林道の終点に到着。ここまで積雪や凍結は無かったものの、終点付近だけ残雪が凍りついていた。
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起点からここまでは全て舗装路だったが、終点の脇を見ると、更に奥へと未舗装路が延びている。ポールに掛けられたワイヤーは路上に垂れ下がり、現状ではバイクでもこの先に入って行くことが可能だが・・・。
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このつるっつるのアイスバーンを、無事に越えていく自信は俺には無い・・・。ちょうどここで写真を撮っているときに、ここに停車していた車が帰って行ったのだが、タイヤをロックさせたままここを滑り降りて行ったのを目の当たりにしてホントに恐ろしくなったよ(笑)。
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なので、歩いて少しだけ入ってみたが、やはり作業道レベルの道のようだ。ここは、またこの近くに来ることがあれば寄ってみればいいかな・・・。
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続いては、なちゃぎり線から都道53号線を少し下り、伏木橋を渡ったところに起点のある林道伏木線。起点から未舗装路だが、残念ながらチェーンゲート閉鎖。
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続いて、同じく都53から分岐する林道高土戸入線。だがこちらも残念ながらチェーンゲート閉鎖・・・。
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続いて、松ノ木トンネルを越えてすぐに分岐する林道松の木線。はい、お分かりのように、こちらもチェーンゲート閉鎖でございます・・・。
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ゲートの先は、陽のあたる谷間を延びる、結構雰囲気の良さそうな道なんだけどなー。うー、走ってみたいウー!
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続いて・・・えーと、どこだっけココ・・・そうそう、林道平溝線です。都道193号線から平溝川に沿って分岐する道を平すら進んでいくと起点があるんだけど、起点前には重機や軽トラが停まり、しかも、画像の右側に写る看板の奥の木の陰で、作業員の方がドラム缶で焚き火をしているところだったので、遠目に写真だけ撮って退散。ちなみに、写真にもちらっとポールが写っているが、ここも起点からチェーンゲートでござった!ニンニン!
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続きまして、都道193号線を東へ進み、正澤寺方面に分岐する道へと入りますと、更に左手に分岐する道の入口に菱形の標識が見えたのでございます。
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林道善吾谷津線・・・これは一体何とお読みすればよろしいのでしょうか?幸いこの起点にはチェーンゲートは見当たりませんで、ようやく通行可能な林道に出会えましたと、ナノレカワは喜び勇んで進みだしたのでございます。
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しかし、起点から僅か100m程で、やはりここでもチェーンゲート閉鎖と相成りました・・・。
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ちなみにここの路線名は、そのまま「ぜんごやつ」と読めばいいようだ。
結局ここまで通行出来たのは、途中に民家があったからに他ならない。なんだよもー、今日はこんなんばっかじゃねーか。もう帰ろっかな・・・。
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Aへ続く。 |