@はこちら。
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県道395号線から県道53号線に入り、続いてやって来たのは林道人見入線。このまま西名栗線まで到達出来ればいいなあ、なんて生温い考えで来たものの、果たしてこの奥の状況はどうなっているだろうか。さっきまでの道の状況から思うに、ここも案外すんなりと通れたりして?
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おなじみ人見入線の旧タイプ標識。今日は並び立つ新旧の2ショットでお届けします。
・・・やっぱりここへ来たら、皆さんにもこの標識をお見せしないと気が済まないわけでして。毎度すいやせんねえ、げへへ・・・。
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早速進んでみると、起点から僅かに進んだだけで、路面には先ほどのR299沿いの林道では見られなかった程の雪が残っている。
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雪の上には4輪のものと思われるタイヤの痕が残っている。軽トラでも通ったのだろうか。でも、車の通った痕跡があるということは、もしかしてこの先も通行は可能なのかな?
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はいアウト。ここでも斜面から倒れて来た杉の木によって完全に遮られてしまっている。ただ、この倒木の下の隙間は、バイクならギリギリ通り抜けできるくらいの高さはあるんだが・・・。
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その足元にも倒木が横たわり、雪の水分で湿った幹の表面はよく滑りそうで、越えていくのはなかなか厳しそう。それでもこの上を乗り越えていったタイヤの痕は残っているんだけれどね。しかも倒木はここだけじゃなく、この手前にある倒木でも、路肩の斜面ギリギリのところを越えていった痕もあるし。だけど、俺にはちょっと難しいかな・・・。
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そんなわけで、その倒木の先を歩いて進んでみたが、ここを越えてしまえばあとはだいぶ穏やかな状態が続いているようだった。
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そして、その先の陽の当たる場所まで出てみると、ちょうど川原に降りられるところがあったので、今日はここでランチタイム。いつもだったら、こんな道から丸見えの場所で飯にしようとはなかなか思わないけど、この状況ではそうそう人もやってこないと思うので、今日はのんびり出来そうだ(笑)。
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それにしても、やはりさっきのR299沿いの林道とは違い、この辺りまで来るとまだまだ残雪も多いな。この上の西名栗はどうなっているんだろう。西名栗まで出てしまえば陽の当たるところも多いので、意外と既にドライコンディションになってそうな気もするが。
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人見入線を引き返し、県53を下る途中で、ついでに林道原市場名栗線に寄ってみた。終点付近の桜並木の区間を越えて、日陰となる区間に差し掛かると、いきなり路面一面の雪が残っている。
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これ、起点側まで抜けられんのかなあ?一応、4輪のものらしいタイヤの轍は付いているけど・・・。なんて思っていると、ちょうど奥から1台のオフ車(シェルパだったかな?)が、その轍に沿ってゆっくりと下って来た。うそだろ?この人、まさか起点側から抜けて来たのか?それを確かめようと思ったものの、あっけに取られて見ているうちに、その人はそのまま通り過ぎて行ってしまった。ぬー・・・。
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下って来た人がいるなら、上っていくことだって出来るだろう、なんて思ってとりあえず進んできた。ただ、やはり進むにつれて、路面を覆う残雪の量は次第に増えてきているようだ。
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とりあえず写真を撮ろうとBAJAから降りて歩いていると、雪の表面には様々な獣の足跡が残っている。んふー、楽しい(笑)。
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ただ、動物の足跡を見てるのは楽しいんだが、この原市場名栗線、総延長は6km程もあり、まだ1km程しか進んでいないところでのこの路面状況の中、単身でこれ以上この先を進むのはやはり危険なニオイがするので、適当なところで引き返すことにした。
で、どうせ舗装林道を走るなら、あっちの林道へ行ってみよう。
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ということで、林道広河原逆川線を目指して走って来た。あわよくばこっち側から西名栗へ・・・なんて思っていたんだが、何と有間ダムのすぐ先で、法面工事だかで通行止めとなっていた。なんだよもー。工期を見ると、とりあえずこの先は3月いっぱいは走ることは出来ないようだ。ふぬー。
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広河原逆川線が走れなかったので、そのまま県53を引き返し、さっき長尾坂・野口入線を抜けて出てくるつもりだった県道350号線へ。まずやって来たのは林道牛骨入線。
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この標識、基本的には埼玉で良く見るグリーンのおにぎりタイプだが、標識外周を白で縁取られ(サビサビだけど・・・)、路線名をローマ字で併記している、県内でも希少なバリエーションだ。この「SI」のユルさ加減とか、好きなんだよなぁ(笑)。
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で、早速進んでみると、起点から100m程のダートに切り替わる地点で、鉄パイプで組まれたゲートでガッチリと閉じられてしまっていた。ここから先も既に残雪は無く、非常に穏やかなコンディションの路面が続いているだけに、何とも残念だ・・・。
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んじゃあ、せっかくこっちまで来たんだってことで、そのまま県道を進み、先ほど終点側で引き返した林道原市場名栗線の起点側にやって来た。直進している林道八王寺線は、竹寺に続いているだけあってさすがに除雪されているようだが、左手に折れる原市場名栗線はというと。
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こんな感じだぜ。それでもこんながっつり残る雪の上を、一体何をしに行ったのかは知らないが、1台の車が通行した跡が残っている。
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そう、この原市場名栗線、こんな状況でも通行止めじゃないんだぜ。かといって、さすがにここを進んで行く気にもならないが・・・。積雪からひと月も経っているためか、雪の表面は微妙な硬さで固まっていて、そっと乗れば表面に立てるのだが、少しでも動けば足が雪にめり込んでしまうような状態。さすがに通行した車両の跡も、この1台分しか見られない。今なら分かる・・・さっき終点側で見たオフ車の人、彼もこちらから通り抜けたのではなく、途中で引き返して来ただけに違いない(笑)!
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そんじゃあ、原市場名栗線の起点の脇に林道栃屋谷線があるので、今度はここを進んでみよう。雪に阻まれることが無ければ、このまま林道平坂飛村線〜林道吾野飛村線を経由してR299に抜けて帰るつもりだ。
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だが案の定というか、こちらも路面を覆う残雪によって進路を阻まれてしまった・・・。
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先ほどの原市場名栗線と違い、こちらは1台の車両の通行した跡も無く、あるのは人と獣の足跡のみ。
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ただ、この雪はコーナーを一つ越えるとすぐに途切れ、その先もしばらくは雪の無い路面が続いているようには見えた。それでも、この先がずっとこんな状態の訳も無く、更に上って行った先の平坂飛村線に合流する頃には、とんでもない量の雪が待っていることだろうな。
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仕方無い、この辺りはどこもこんな状況のようだし、BAJA君、今日はこの辺で帰ろうか。で、このまま大人しく県道を引き返せばいいのに、どうせここまで来たならばと、林道双沢線から子の権現の駐車場を通り抜けて林道子の山線〜県道395号線経由でR299に出よう!と思って子の権現まで行ってみたんだけどたまたま駐車場が工事中で通り抜けが出来ずに結局引き返すハメになっちまったんだぜっ!ワオ!
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