@はこちら。
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次の林道を目指して走っている途中、田圃に囲まれて視界の開けた地点に出た。8月下旬になっても、まだまだ暑さは収まる気配が無いけど、稲穂は徐々にその色を変え始めていた。
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目的の林道に程近い地点で、センターラインの無い道のカーブのところで、車線に沿って矢印が書かれた場所があった。こういう表示ってあまり見たことが無いけど、カーブでインやアウトに車線をはみ出ないように誘導するためのものなのかな?(そう思ったんだけどこの後、センターラインのある道でもこの矢印の表示を見掛けた。結局何なんだろ?)
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さあ、時間が経つに連れてどんどん暑さが厳しくなる中、ようやく次の林道に到着。塩ノ沢林道だ(現在地はココ)。
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ここも起点から100m足らずで未舗装に変わる。ただ、もうこの時点で轍の中央には雑草がこんもりと生い茂り、やはり普段はあまり人も訪れていないような雰囲気が漂っている。
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ここは白い砂状の路面となっていて、今までとはちょっと異なる雰囲気だが、道の右側から迫り出す木々の葉が結構な圧迫感。それに、しつこいようだが厳しい暑さのせいで、こうして写真を撮るのもだんだんキツくなってきた・・・。
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起点から700m程来たところで、道が二股に分かれている。右手の道にはチェーンゲートが掛けられているが、左手に上って行く道はこのまま進めるようだ。この左手が本線なのかな?とにかく進める方に進んでみよう。
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うえっ!またこんなんなのかよぉ〜、もうカンベンしてくれよぉ〜・・・!
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こうやって視界が開けるだけで、だいぶ気分はマシになるよ。
なんて思ったのも束の間・・・。
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えっ、行き止まり!?ってことは、あのチェーンゲートの方が本線だったのか。
起点から約1.2km、分岐からは約500mとごく僅かな距離だったが、こっちは支線だからチェーンゲートも無く開放されていたのか。
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ここにも林道名を示すようなものは無かったが、この様子だと、ここも国有林林道だったみたいだな。何だか思うように走れないなあ今日は。まあ、嘆いていても仕方ない、さっさと切り替えて次の林道へ向かおう。
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塩ノ沢林道の起点まで戻って来た。ここは道沿いに沢が流れているので、堰堤の上に降りて汗だくの顔を洗って再出発だ!
・・・水も温いよぉ〜(笑)。
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次の林道へ向かう途中、今日初めて民有林林道の標識を見つけた。
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林道深久保国ヶ草線というらしいが・・・。事前に調べたときは全く情報の引っ掛からなかった林道だが、念の為少し入ってみるか。
しかし、1km程進んだところで、どうやら全線舗装林道の雰囲気マンマンだったので引き返してきた。オフローダーの情報に出てこないって、要はそういうことだよね(笑)。
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続いてやって来たのは、国道461号から分岐する横川林道(現在地はココ)。
田圃の畦道のような未舗装路が山の中に吸い込まれていくこの雰囲気はなかなか良いね。
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初っ端から、今日いままで通ってきた林道とは違った、なかなか良さ気な雰囲気が漂っている。
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少し進むと、道は沢沿いに延びるようになる。おお、思った通りこれはなかなか良い感じじゃないか!
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その沢の対岸に、広場のようになった場所が見えた。キャンプ場か何かか?このすぐ先に沢を渡って行ける道があるので、ちょっと覗いてみよう。
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「カブト虫の里」?どうもキャンプ場という訳では無さそうだが、体験学習の施設か何かなのかな?
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この施設の名前の通り、広場の隅にはかなり大きめなカブトムシの像が置かれている。
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ただ、このカブトムシ、本物に比べて身体の厚みが薄く、全体のシルエットとも相まってカブトムシというよりはゴキb・・・いやなんでもありませんごめんなさい。
あとここ、とにかく羽虫がすごくてとてもじゃないけど留まっていられない!退散だ!
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という訳で本線に戻って先へ進もう。
沢の水は透明度が高くとても綺麗で、これを見ながら走るだけでもかなり気分が良い。
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ただ、こうして写真だけ見てるととても涼しげだけど、とにかく蒸し暑くて沢のすぐそばを通っている恩恵はまるで無い(笑)。あづいよぉ〜・・・。
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この林道では現在伐採が進められているらしく、道沿いには伐り出された木材が積まれていた。周囲に漂う木の香りがとても芳しい。
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路肩にスペースの無い場所では、沢に迫り出すように土台を組んで木材を積んでいる。凄いな・・・。
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山の斜面に向かう支線の入り口には、伐り出した木材を運ぶ重機が停めてあった。ただ、今日は作業が休みなのか、お昼でたまたま出払っているだけなのか、周囲に人の気配は無かった。
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その先では、斜面が広く伐採されて明るくなった場所があった。
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国道の分岐から約4.4km地点で、道が二手に分かれた地点に着いた。ただ、ここではそのどちらもチェーンゲートによって閉鎖されていた。
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分岐地点には、国有林林道の根拠のひとつであるこの標識が立っていた。今日回った林道はどれも国有林林道だったっぽいな・・・。
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右手の道は、閉鎖林道のためやや下草は生えているものの、このまま穏やかな道が続きこちらが本線のような雰囲気。この先も行ってみたいなあ・・・。
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そして左手の道はというと、言われなければここに道があるとはとてもじゃないが分からないような状態になっている。この先はそれほど奥までは続いていないかもしれないが、仮にチェーンが無くても入りたいとは思えない(笑)。
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で、いい加減腹も減ってきていたんだけど、ここまで特に飯にするのに良さそうな場所も無かったので、この道沿いで簡単に飯を済ませた。
そして、そもそも1泊のキャンプのつもりで出てきたんだけど、あまりの暑さのためにもうこの時点で相当体力も削がれ、これ以上遠くへ足を伸ばすのは無理と判断し、今日はここで引き返すことにした。ヘタレでスマンが、マジでもう無理だって・・・!
でも、そんな1日だったけど、初めて茨城の林道を走れたというその1点においてはそれなりの満足は感じている(笑)。茨城県内でも、ここからもう少し離れたエリアには、他にも良さ気な民有林林道なんかもあるみたいなので、もう少し涼しくなった頃に、また改めて福島エリアも込みでキャンプに出直してみるかな。
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