みなさんこんにちは。ナノレカワです。今日は小川町に来ています。
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ここは、東武竹沢駅から北に400mほど進んだ地点。ここから金勝山へと向かう東登山口が分岐している。
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今日はある目的の為に、この東登山口から金勝山を経て南登山口へと抜けるコースを辿っていく。コースタイム自体は、1時間ちょっともあれば辿れるようなので、さくっと廻ってこよう。
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舗装路の分岐から歩き始めてすぐに、登山届けを出すポストのある登山道の入り口に着く。さあ、久しぶりの山歩き、行ってみよう!
(そういや前回も、予定外の山歩きをしたっちゃあしたんだけど、まああれはノーカンで 笑。)
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そこから4分ほどで、小さな沢を跨ぐ分岐が現れた。そういえば、事前にコースを調べたときに、途中で尾根コースと沢コースに分かれる分岐があるって書いてあったな。どっちに行くかは決めていなかったけど、直進するコースのほうが日当たりも良くて気分良さそうだし、ここはこのまま真っ直ぐ進んでみよう。
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少し歩いて、先ほど分岐した道の先を見下ろしてみると、すぐに道が途絶えていた。どうやらコースの分岐ではなく、単なる作業道か何かだったようだ。
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そこからすぐに、再び分岐が現れた。こんどこそコースの分岐だな。さて、どっちへ行こうか。左手の水平に伸びている道のほうが沢に沿っているっぽいので、そっちが沢コースかな。ただ、さっき沢を観た感じだと何だか枯れ沢っぽく見えたので、ここは尾根コースのほうを登ってみるか。
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尾根コースとはいえ、この辺りは普通に山の中を歩いていく。
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で、出た!階段だ!ただ、ここはたまたま自分の歩幅に合っていたので、登山道でよくある、階段の脇を歩いたほうが楽!みたいなことにはならずに済んだ(笑)。
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コースの分岐から6分ほどで、先ほど分かれたコースとの合流地点に着いた。え、もう合流するんだ。
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って、あれ?いま俺が辿ってきたほう(写真左手)が沢コースだったの?むう、よく分からんな。ひなん小屋ってやつ、ちょっと見てみたかったんだけどな。まあ、その為に尾根コースを下るのもなんなんで、このまま先を進もう。
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合流地点を過ぎると、ようやく尾根に出て空が開けてきた。
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いや、ここはただのピークのようで、特に山頂を表す看板のようなものは見当たらなかった。
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あそこに見えている白い建物はホンダの工場だな。木々が芽吹く季節になったらここからは見えなくなってしまいそうだな。
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そのピークを過ぎると、またすぐに開けた尾根が見えてきた。
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標高264m、金勝山山頂だ。登山口からここまで僅か18分。近っ!
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ここからは小川町の街並みが良く見えている。天気も申し分無しだ。
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あそこに見えているのが小川げんきプラザだな。名前は良く聞くけど、一度も行ったことは無かったんだよな。
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歩き始めてまだ僅かな時間しか経っていないけど、早速ここでランチタイムだ。今日はこの後、他に飯にするのに良さそうな場所があるか分からないので、今のうちに食料を摂取しておくのだ。
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飯を終えて、ベンチの上に横たわって空を見上げながら少し休憩。この、冬枯れた白い枝の向こうに青空が透けて見える景色、すごく好きなんだよなあ。
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さて、そろそろ進むとするか。ここからすぐ先に、次のピークが見えているが、恐らくあれが裏金勝山だろう。近いなあ(笑)。この地点までに今日の目的のものは現れてはいないが、ちゃんとこの先にあることを期待して進もう。
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・・・つーか、あんな目と鼻の先なのに、こんな急坂を下りてまた登るのかよ(笑)。
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山頂の先は当然下りになるが、コース的にもそれほどきついところも無いのでのんびりと歩いていくことが出来る。
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裏金勝山から3分ほどで、小川げんきプラザに到着。ここまでで昼飯の時間を入れても僅か1時間ほど。
さて、この先のコースは、トイレの脇の細い道を進むらしいが、どこだ・・・?
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あ、あった。これ、知らないとちょっと迷いそうだな。
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と思ったら分岐だ。コースは左手に下る道を進めばいいようだが・・・。
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直進する登りの先にピークが見えているな。すぐそこだし、ちょっと行ってみるか。
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登りきってみると、ここは西金勝山の山頂だった。すごいな、こんな僅かな範囲に3つも山頂が密集してるのか。
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西金勝山を引き返し、南登山口へ向かう下りを進むと、周囲が開けた場所に出た。
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ここは学習用果樹園となっているらしい。げんきプラザのプログラムで使うのかな。
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その先を進むと、このコースの中では珍しく道が川底のように荒れている区間があった。躓いたりしないように気を付けないと。油断は禁物だ。
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道の脇に立つ案内図を見ると、南登山口に出るまではもうあとほんの僅かな距離のようだが、ここまでに今日ここに来た本来の目的のものはまだ現れていない。本当にあるんだろうな?ってか、もしさっきの西金勝山の先にあるとかだったらちょっと厄介だな。いや、そもそも最初の分岐の尾根コースのほうにあるとしたら、改めて向こうからその区間だけ歩き直さないといけないかも・・・。
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なんてことを考えながら下っていると・・・おおお!?あれか!!
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いた!#まといリスの描かれた、山火事注意のこの看板!今日はこれが見たくてこのコースを歩いて来たのだ!少し前に、ツイッターで見かけて、是非自分の目で見たくてやってきたのだが、分かっていたのはこの看板が金勝山のコース中のどこかにあるということだけで、まさかもう登山道も終わるという地点まで下った地点にいるとは(笑)。もし始からここにあることが分かっていたら、南登山口から来て登山をせずにこいつだけを見て引き返していたかもしれないが、まあ久しぶりの山歩きも楽しかったので問題無しだ!
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このタイプの大型の看板は、どうも設置された地区毎に作り起こされているようで、まといリスのイラストも、それぞれ描く人が異なっているのか、看板毎にタッチが異なる1点ものとなっている。当然この看板のリス君も初めて見るタッチのもので、それ故に自分の目で見て、写真に収めたくてやって来たのだ。
さあ、それではじっくりと観察してみよう。上記の通り、このタイプのリス君はそれぞれ描かれた人によってタッチが異なるのだが、基準となるイラスト(恐らくこのタイプ)を参考にして描いているようで、細かい部分で差異が見受けられる。例えばこのリス君でいうと、顔付きがややマンガチックにデフォルメされていたり、左腕の色が塗られていなかったり。それでもこのイラストはまだ元のテイストを残しているが、物によっては腕や足の立体を把握しないまま描かれているため各部位のディテールが曖昧だったり、顔がもう全然別人(別リス?)だったりと、物によってバリエーションが豊富なので、林道ツーリングや登山の途中でそれらを見つけるのも楽しみの一つになったりするんだよね。
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この顔も、描いた人のさじ加減でだいぶ可愛らしい顔付きになっている。ちょっとクッピーラムネのキャラクターを思い出すけど、ぐぐってみたらそれほど似てなかった(笑)。
そして、このまといリスのイラストに加え、看板自体の経年による錆の侵食で生み出されたこの味わいが実に素晴らしい!それに、良く見ると目の辺りに苔も生えたりしていて、このリス君の昭和テイスト溢れるタッチと相まって、新品には出せない風格を纏っているのが何とも堪らんではないかっ!
リス君の左に書かれている文章なんて最早読み取るのも難しいけど、このリス君がいるだけでじゅうぶん注意喚起はなされていると言えるだろう!まといリス、偉大なり!(?)
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ああ、実に良い物を見ることが出来た。金勝山のリス君、会えて嬉しかったよ。これからも頑張ってね。
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そこからすぐに道は舗装路に切り替わり、登山道は終わった。途中で飯にしたり、写真を撮るために足を停めたりしたものの、それでも東登山口からここまで僅か1時間半の行程だった。
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これは、東武東上線とJRの交差する地点のすぐ近くにある中華料理まるやま。見てのとおり、昭和臭溢れるものすごくソソる外観で実に良い!今日は金勝山でらーめん食べちゃったから寄らなかったけど、ここで昼飯にしても良かったかもなあ。今度改めて食べに来てみよう。
この後は、特に目的も決めてなかったけど、近くの林道を幾つか回ってみるとしようか。
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Aへ続く。
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