@はこちら。
|
秋鹿大影林道を抜けて、次の目的地へと向かう途中、ふと思い立って昼飯を食いに寄り道・・・と言うにはちょっと遠回りにはなるのだが、万沢が走れなかったこともあって時間はたっぷりあるし、久々に思い出した場所に行ってみることにした。
|
|
|
|
|
沼田市の川田林道だ。久しぶりに来たらちょっと迷っちゃったけど、なんとか辿り着いた。
|
|
|
とはいえ、この川田林道がわざわざ寄り道しに来た理由ではなく、ここは単なる目印なんだけど(笑)。
|
|
|
この川田林道自体は、総延長も1.4kmほどと短く、杉の植林帯に囲まれた、特に見どころのない林道ではあるのだが、ここまで来た理由は、ここを抜けた先にある。
|
|
|
そうして、あっという間に林道を抜けると、道はヘアピンカーブの突端に接続し、路面は一瞬舗装路になる。
|
|
|
その地点のすぐ先に、左手に折れる道があるのだが、そこを下って行くと・・・。
|
|
|
着いた!以前、子持山林道を探してふらふらしていたときに辿り着いた場所だ!
|
|
|
せっかく群馬まで出てきたのなら、久しぶりにここからの景色を見ながら飯にしたいと思って、わざわざ遠回りして来たけど、やっぱりここまで来て良かった!
|
|
|
ただ、これは季節的な問題なのかもしれないが、以前テーブル代わりに使った伐り株や、その周囲の路面も、だいぶ雑草に覆い尽くされていて、この場所が以前よりも放置臭が漂っているような気がした。そのせいか、前回来たときにBAJAを止めた地点をよく思い出せずに、ちょっと下りすぎてしまったかも・・・(笑)。
|
|
|
まあ、そんなのは些細なことだ!さっそく飯にするんだぜ!
|
|
|
あー、やっぱりのんびりしてていい場所だなあ、ここは。
|
|
|
ふと下のほうを見ると、たくさんの実を付けた柿の木が並んでいるのが見えた。紅葉とは違うけど、これもまた秋を感じさせる景色だなあ。
|
|
|
そして、足元を見ると、何故かこの時期にたんぽぽの綿帽子が咲いていた。今年の暑さで、芽吹く時期を間違えてしまったのか・・・?
|
|
|
さあ、昼飯も済ませたし、元々行こうとしてた場所へ向かって走って行こう。
|
|
|
絶景ポイントを引き返し、先ほど走ってきた川田林道を、そのまま直進する方向へ入る。ここを直進すると、麓へ下る道に接続するはずなので、そこを経由して行こう。
|
|
|
麓へ下る道に繋がるこの区間は、以前も一度走ったことがあるのだが、ここが何ていう林道なのかは不明だ。もしかすると子持山林道の支線の扱いなのかも知れない(それか、実はここも川田林道の区間とか??)。
|
|
|
少々雲が多くなってきて日は陰ってきてしまっているが、道の雰囲気自体は悪くは無い。
|
|
|
路面は一面の落ち葉で覆われていて、普段の通行量の少なさを物語っているようだ。
|
|
|
しばらく進んでくると、進行方向に対してT字路となる地点に出た。写真左手が今走ってきた道で、これから写真奥方向に下る道を進んで行く。
|
|
|
ここから先の区間を走るのは初めてのことで、恐らくここを下っていけば国道方面に抜けられるはずではないかと思うのだが・・・。
|
|
|
こういう、他の道と接続する林道を走っていると、ごく稀に、片方から入ってきたときは特に規制も無く進んで来れたのに、出口でゲートが閉まってた、なんてこともあるから、この先がそうなっていないことを祈るしかないが・・・。
(まあ、そうなったらそうなったで引き返せばいいだけなんだけど、余計な時間は食いたくないしね・・・。)
|
|
|
雰囲気の良い堀割りでS字カーブを抜けて行く地点があった。
|
|
|
|
|
そのまま下って来ると麓方向に視界が開け、路肩の擁壁やガードレールなどもしっかりと施工された区間に出た。砂防堰堤も見えているので、その管理用道路も兼ねているのだろうか。
|
|
|
まあ、さすがにこの状態の道なら、この先で閉鎖されている可能性はほぼ無いだろうな。
|
|
|
そのまま下って来ると、集落の中を延びる道へと接続した。・・・って、あれ?ここ、さっき来たよな俺?
実は、さっき久しぶりに川田林道の入り口を探してこの周辺をウロウロしてたときに、この道も入って、先ほど見た砂防堰堤のある地点辺りまで進んでいったのだが、いま下ってくるときに全くそのことに気づいて無かった(笑)。そうそう、さっきあの堰堤を見たときも、きっとこの堰堤の管理用道路で、たぶんこの先で行き止まりになってたりするんじゃねーのかなー、とか思って引き返したんだっけ。なるほど、こういう感じで繋がってたのね。
よし、それじゃそもそもの目的地へ向かうとしよう。
|
|
|
という訳で、やってきたのはここ。この地点に見覚えのある人もいるのではないかと思う。この道を奥に進んで行くと、やがて辿り着くのは・・・。
|
|
|
|
|
林道三ッ丸大平線だ!
今年の8月に初めて訪れたときに、その景色の美しさにいたく感動し、紅葉の季節になったらさぞ素晴らしい景色が見られるのではないかと思っていた。恐らくこのエリアは紅葉のピークにはあと少しといった頃合いではないかと思うが、今日は紅葉の色付き具合の下見をするためにやって来た。
|
|
|
起点標識のある地点から見えるこの景色だけでも、かなり期待できそうな雰囲気がプンプンしてるぜ!
|
|
|
起点を過ぎると、古い小さな橋を渡るのだが、そこを越えるとすぐにこんな景色がお出迎えだ!なんだ!?ここはいきなり紅葉の真っ盛りか!?
|
|
|
いきなりの鮮やかな景色の歓迎を受けて、気分良くその先を進んで行く。
|
|
|
場所によっては、既に色付き始めた葉と、まだこれから色付き始める葉が入り混じった景色もある。植生のせいもあるのか、林道全体で同じような色付きになるわけではないようだ。
|
|
|
ここ、俺の大好きな切通しの地点!この岩の間から紅葉を望むこの景色を見たかったんだ!素晴らしいね!
|
|
|
今日はあくまで下見のつもりで来てみたんだけど、なかなかどうして、鮮やかな景色が広がっているじゃないか。
|
|
|
こんな、道と沢が一緒に見えるところなんてもう堪らないね。空がやや陰って来てしまったのが本当に惜しい。
|
|
|
そしてここが、前回三ッ丸大平線で一番感動した地点だ!
|
|
|
狭い渓谷状の地形に道を付け、沢を覆うように木々が迫り出しているこの場所。紅葉が色づけばかなりの景色が期待できるんじゃないかと思っていたが、やはり期待通りだった!
|
|
|
とりあえずその区間を抜けてきたが、今日はあくまでも紅葉の下見と言うことで、終点までは行かなくてもいいや(笑)。
|
|
|
ということで早々に引き返して、あの渓谷地点の景色を愉しんでいくことにしよう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
いやあ、素晴らしかった。この三ッ丸大平線、起点標識から終点までの区間は本当に短いんだけど、県道から林道に至るまでの未舗装区間もそれなりに楽しめるし、この渓谷地点は本当に素晴らしい景色だと思うので、これを見てくれた人には是非訪れて欲しいなあ、と思う。まあ、地元の人ならともかく、遠方からここだけのために来るのはさすがに厳しいかもしれないけど、俺はここだけのためでも来てもいい、くらいには思ってる(笑)。
|
|
|
林道三ッ丸大平線、やっぱり思った通りの素敵な景色を見せてくれた。
|
|
|
というわけで、来週もここに来ることに決めた。あと1週間でどれだけ紅葉の景色に変化があるのか、今から楽しみだぜ!
|
|
|