@はこちら。
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一旦日向沢線と川乗線の分岐まで戻ってきた。せっかくだから飯の前に、久しぶりに川乗線の終点まで行ってみよう。
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この区間に入るのもだいぶ久々な気がするが、路面の状態がだいぶフラットに均されて、かなり走りやすくなっていることに気づいた。前はもっと荒れてたよな?
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そう思いながら走っていると、前方に看板が立っているのが見えた。
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なるほど、林道の維持管理工事の真っ最中か。だからあんなにフラットになってたんだな。
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ちょうどここが少し開けた場所になっているので写真撮ってみた。あいにく、あの山はほぼ杉の植林帯みたいだけど(笑)。
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そしてあっという間に終点に到着。あれ、川乗の未舗装区間ってこんなに短かったんだっけ?
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ここのモノラックの起点、以前台風か何かで倒壊した状態を見たことがあった気がするけど、さすがに現役の施設らしくしっかりと直されていた。
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さっき日影だった区間、ここは意外と傾斜が急なので、下りだとバイクを停めるのも一苦労だったりする(笑)。
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緑が綺麗すぎる・・・どこもかしこも目を惹くポイントばかりなので、こんなに僅かな距離をなかなか下り切れない・・・。
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川乗線イチの絶景地点に戻ってきた。ここはいつも往きも戻りも停まってしまう。
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あ、そういえば・・・いちどここで飯にしたいと思ってたんだよなー。今日は本当は、以前も飯にしたことのある廃道まで下って飯にしようと思ってたんだけど・・・。
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せっかくそのことを思い出したので、今日はここで飯にいたす!
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ちなみに、この道沿いから下を覗くと、百尋ノ滝を歩くハイカーの姿が良く見えるんだよね。くっくっく、まさかこんなところから見下ろしている人間がいるとは気づくまいて。
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そして上を見上げれば、新緑を透かして太陽の光が降り注ぐ。うーん、最高のランチじゃないか!
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そして、あまりに最高な気分だったので、ラーメン後にコーヒーも淹れてのんびり寛いでしまった。この後で、ここでコーヒーを使ってしまったことをちょっぴり後悔することになるのだが(笑)。
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久しぶりの新緑の川乗、ホント最高だったなー。
さあ、この後はこの付近で気になるところを回って行こう。
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川乗線を引き返し、続いてやってきたのは林道倉沢線の起点。とは言っても、今日は林道そのものに用があるわけではなくて、見たかったのは・・・。
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これ!倉沢線起点標識の脇に立つ、この古びたガードレールだ。
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この、緩い湾曲で形成されたガードレール、少し前にツイッターで見かけたものなのだが、ガードレールの規格が統一される前の古いもので、なんでも「防御力はぶっちぎりの最下位」とのこと(笑)。該当のツイートでは場所は明言されていなかったのだが、たまたま写真に倉沢線の標識が写り込んでいたので場所を特定できた。いやあ、ここにこんなものがあったなんて全く気づかなかったなあ。
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倉沢線起点の前に架かる、この倉沢橋が昭和34年の竣工なので、恐らく同時期に設置されたものだとは思うが、よくこの1枚だけ残されていたなあ。この古ガードレールの1つ右には、もう普通(現代)のガードレールが設置されているので、もしかしたら管理者もこのガードレールの希少価値を分かって残しておいたのか?
・・・でも、防御力が最下位なんでしょ?いざという時に危険だとも思うので、あえて残したというわけでもないのかな?
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続いては、日原街道を引き返して少し場所を移動し、林道峰谷線へやってきた。この林道、たしか去年だったか、起点にゲートが設置されてしまい、もう二度と走れなくなってしまったのかと思って諦めていたのだが、実はその起点ゲートは、開けたらまた閉めて通過すれば良いものだと(川乗線方式か)先日教えてもらっていたので、それを確かめに来た。確かにゲートに鍵はかけられておらず、そのゲートには林道の注意点を記した貼紙がしてあったので、注意書きをよく読んでから入ってきた。
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そんなわけで、1年半ぶりくらいになるかな、この林道を走るのは。ここも沢に並走して延びる、気持ちの良い林道だ。
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荒々しく削り取った岩肌と、その上に伸びる新緑の木々が、まるでトンネルのように路を覆う。トンネルと違うのは、その頭上から眩しい木漏れ日が差していることだ。
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日影の区間から見る、日向の眩しい緑。この光と影のコントラストがたまらなく美しいな・・・。
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あれ、この法面工は初めて見る気がするな。コンクリートの風合いもまだ真新しい感じだし、きっとゲートが出来た後の期間に施工されたんだろう。
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この終点からもモノラックのレールが出ているのだが、そのレールが眩しい緑の中を潜り抜けるように延びている。あまりにも美しくて、今日ほどこれに乗りたいと思ったことはないよ・・・。
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こんな景色の中をモノラックに乗って移動できたら、それはもうどんなテーマパークにも勝るアトラクションになるだろ。こういうものって観光資源化できたりしないものなのかな・・・?
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終点のすぐ脇には、起点から続く沢が流れていて、ここで飯にするのもアリかな、と考えてみたけれど、ここ、見た目は綺麗なんだけど意外と羽虫が多くて、やっぱここはナシだな、って結論になった(笑)。
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そして、そこから少し上流側に、沢を跨ぐ橋が架かっている。この先に登山道でも続いているのかな、と思って渡ってみたけど・・・。
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ここから延びる(先ほどとは別の)モノラックの車庫に来るためだけの道だったようだ。ここは引き返すか。
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さて、峰谷線に来たらここは外せない。支線の林道坊主線だ。ここは延長800mほどと、それほど長くない林道だが、途中で開けた場所のある、お気に入りの林道だ。
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路面は浅い洗堀のある部分もあるが、オフロードバイクなら問題なく走れるものだ。
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そして、道が終点を目指して左手に90度カーブする地点にあるのがこの場所!
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この、新緑に彩られた山肌にギュッと包み込まれるようなこの空間がとても好きなのだ。ここでコーヒーにすれば良かったなあ・・・と、さっき川乗でコーヒーを飲んでしまったことを少しだけ後悔したのであった(笑)。
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で、ここから先はもう行き止まりの終点に行きつくだけで、特に見るべきものも無いんだけど、せっかく久しぶりに来たんだし行ってみるかと思って先へ進んでみた。
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あの先に見えている終点の、すぐ手前で道を塞ぐこの土砂も、もうずっと変わらないままだ。これっぽっちの距離のためにこの土砂を撤去するなんてことはしないだろう。
そんな終点の景色を確認して、先ほどの広場まで引き返そうとすると・・・。
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おお!なんという美しさだ!強めの日差しが路上を影で覆い、その影の中に、僅かな木々の隙間から一点のスポットライトのように光が道の一角を照らしている。その外側は、溺れそうなほどに濃密な緑が覆い尽くし、木々の幹のシルエットを浮かび上がらせている。あまりにも見事な光景に、思わず一旦通り過ぎたBAJAをUターンさせてきてしまった。これは素晴らしいな・・・今日イチの景色が見られたかもしれない。
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いやホント、ここにコーヒーを残しておかなかったのが悔やまれる(笑)。
さて、元々はここを出たら帰ろうと思っていたんだけど、この峰谷線のゲートを確認したことで、あと1ヶ所寄って行きたい場所が出てきたので、最後に立ち寄ってみよう。
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やって来たのは林道真名井線。ここも恐らく峰谷線と同時期にゲートが設置されたのだが、峰谷線のゲートの状況を見て、もしかしてここも、と思ったら案の定同様の状況だったのでそのまま中に入ってみた。
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最後にここに来たのはいつだったっけかな。あの時はまだ真冬で、この先の舗装区間でアスファルトを覆う凍結に阻まれて撤退したんだよな。
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そんな久々の真名井線を気分良く進んでいると、舗装区間に入った先で、工事中のゲートに阻まれた。
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なるほど、7月の頭まで工事中か。じゃあ次は、この期間が過ぎた頃にでもまた来てみようかな。
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行き止まり地点から引き返してくると、ちょうどこのカーブの先で、オフロードバイクのグループがコーヒータイム中だったので、彼らが写らないアングルで1枚撮った。空もだいぶ雲が多くなってきたし、そろそろ引き返そう。
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さあ、5月連休は始まったばかりだ。次回は、割と急遽思い立ったあの場所へ行ってみよう。
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