@はこちら。
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川俣桧枝岐林道を抜けて、一気に林道七ヶ岳線までやってきたが・・・。
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えっ、通行止めかよ!マジかあ、そう言えばここはいつでも問題なく走れるって頭になってたから、特に事前情報を調べることもなく来ちゃったもんなあ。ここでこの写真を撮っていると、たまたま林道の奥から乗用車が来たので、この先って抜けられるのかを聞いてみると、「たぶん抜けられない」とのことだった。たぶん・・・?見た感じ工事の関係者とかではなさそうだったけど、じゃあこの人どこから来たんだろう??
とりあえず看板によれば、全線に渡っての通行止めではなく、迂回して途中から七ヶ岳線に入ることはできるようだ。迂回路の案内図によると、どうやら林道富貴沢線から上って行く感じになるのかな。
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それじゃあ、富貴沢線を目指して迂回するとしますか。途中で見たこの景色があまりにも夏!という感じだったので思わず停車。いやあ、気持ちいいねえー!
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国道沿いの七ヶ岳線入口から20分ほどかけて、富貴沢川沿いの道までやってきた。ここから富貴沢線を上って七ヶ岳線に合流するぞ!
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そのまま進んでくると、道が分岐する地点に出た。富貴沢線は左手に折れる舗装路を進めばいいのだと思うが、直進方向に未舗装路が延びている・・・。
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直進する未舗装路は林道古桧峠線というらしい。もともと富貴沢線で直に七ヶ岳線を目指すつもりだったけど、まだ時間はあるし、こんな未舗装林道があるんじゃ入ってみようかな。
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標注によれば延長はおよそ10kmとのこと。それだけの長さがあれば行き止まりということは無さそうだ。おそらく国道289号方面に抜けるような感じかな?それならそれでまたさっきの迂回路で戻って来ればいいけど。
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序盤は傾斜も緩く、ここは道の両側に平坦な地形が続いていて、ちょっと珍しい感じがした。
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わ、ビックリした、ヘビかと思った・・・。何だろうこれ、ケーブルとかを保護するものとか、かな・・・?
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ここでは、道を横断していたであろう倒木が綺麗にカットされていた。マイナーっぽい林道だけど、きちんと日常的に整備されているのかな。まあ、林道ライダーによるものという可能性もあるけど。
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こんな感じで空が開けている場所もあったりして、雰囲気はなかなか良い感じじゃないの。
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そんな道を進んでいると、道が二股に分かれる地点に着いた。
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その分岐地点には、こんな山の中にもかかわらずこんな立派な看板が設置されていて驚いたが、それによると、右手の道は林道久戸沢線というらしい。
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その久戸沢線の入口には、路上に柵が置かれている。特に通行禁止とも何も書かれていないので、本当にただ置かれているだけっぽいが・・・(ちなみに道の脇に見える入山禁止の看板は、道以外の山域にきのこ取りで入山することを禁じたものだ)。
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まあ、この古桧峠線はせっかく未舗装林道があるならちょっと覗いてみよう程度の気持ちで入ってきていたので、この時点で久戸沢線のほうまで深追いする気はなかったから、今日はこのまま左手に続く本線のほうを進んでいこう。
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そう思って、ふと足元を見てみると、ギラギラと油が浮いたような不思議な水が道を跨ぐように流れていた。もしかして、この水のひみつを隠すために、久戸沢線の入口に柵を置いているのかッ!?
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と、ちょっとその水のことが気になりはしたけど、おとなしく古桧峠線の方を進んでいくことにする。
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・・・っと、あれれ、いつの間にか作業道に入り込んでしまった・・・。そういえばさっき、二股に分かれる分岐があった気がしたけど、あそこで間違えたのかな?
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その作業道を引き返してくると、おお、あった。そうそう、この分岐だ。
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さっきは明るくて上の方に伸びている左手の道を進んでしまったが、どうやら本線はこの右手のほうだったようだ。見るからに鬱蒼としたアヤシイ雰囲気だったのでさっきはスルーしてしまったが、よく見ればたしかにこちらのほうがタイヤ痕が多く残っている。
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先を進んでみると、入口で感じた鬱蒼とした雰囲気はだいぶ和らいだけど、それでもここまでの道に比べるとだいぶ心許ない雰囲気になってきた気がする。
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これ、ホントに抜けてるのかなあ?一応、オフ車の他にも軽トラのタイヤ痕も見えるから抜けてるんだとは思うけど・・・。
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右手に折れる道は下り勾配の舗装路となっている。ここを下れば麓に抜けるのは確実だろう。
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そして直進方向は引き続き未舗装路だが、やはりこちらにオフ車のタイヤ痕が続いている。このままもう少しこちらを進んでみるか。
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そういえばメーターをちゃんと確認することなく進んできたけど、古桧峠線の標注に記されていた延長はそろそろ越えそうな気がする・・・。
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そんな道をずんずん突き進むと、突然道の外に景色が開けた場所に出た!おお、これは良い!夏の空気に霞んだ山並みが一直線に連なり、その稜線に落ちる雲の影が雰囲気を引き立たせている。この景色に関して言えば、七ヶ岳線沿いでもこれだけの眺めはなかなか無いんじゃないだろうか。
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そこを抜けると、周囲の木々を伐採中の現場に出た。今日は作業は休みのようだが、これでこの先が抜けていることは確実になった。ただ、それでもまだこの時は、この先で国道にでも抜けて、またぐるっと迂回して富貴沢線まで戻るようかな、なんて思っていたのだが・・・。
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うお、また分岐だ。ここは、先ほどの現場へ向かう重機のタイヤ痕が続く左手に進もう。
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って、また分岐かーい!ちょうどここでスマホの電波が入っていたのでマップを確認すると、ここを右手に進めば国道方面に向かうようだ。
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その分岐を右手に進むと、またしても周囲が伐採されて開けた場所に出た。おお!なかなかいい林道の眺めじゃないか!
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伐採されてからまだそれほど経っていないようで、裸になった斜面はまだ新しい苗木なども植えられている様子はなかった。
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最初にこの場所を見たときの印象が、山梨の金ヶ岳線にとても似ている気がして、一瞬(あれ、俺いまどこを走ってるんだっけ?)って混乱してしまった(笑)。
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全く知らずに入ってきた林道だったけど、こんなにいい景色も見ることができてなかなか楽しかったな。あとは富貴沢線まで戻ってから七ヶ岳線を走っていくとしようか。
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・・・んん?ちょっと待って、この道、何か見覚えがある気が・・・。
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さっきの最後の分岐で、林道七ヶ岳線に合流してたんだ!この看板に書かれている国土強靭化対策工事というのが、さっき国道沿いの入り口の看板で見た通行止めの理由なんだろう。
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その現場を過ぎると、工事地点までの距離を示す看板が逆向きに並ぶようになった。やっぱりさっきの現場が看板に書かれた工事なんだな。このままここを進めばもうすぐ国道に出るだけのはずだし、この先は通行止めの扱いになっている区間だと思うのでここで引き返そう。
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で、さっきこの橋の上から見えるこのなぞの堰堤を見ていたので、ここが七ヶ岳線であることを確信したわけだけど(笑)。あそこって近づくすべはあるのかな?
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先ほど、古桧峠線から進んできた最後の分岐まで戻ってきた。
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うーん、いままで何度か七ヶ岳線を走ったけど、こんな分岐、気にしたことなかったなあ。まさかあんなに道が続いてここに抜けてくるとは。
そして、古桧峠線の起点からここに至るまで、通行止めを示すものは一切なかったので、ここから七ヶ岳線を進んでいくことも問題はないはず・・・。
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というわけで、このまま七ヶ岳線を南下していこう!結果オーライだぜ(笑)!
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お、あの後に見える掘割りのとこは、前に何度かメシにした場所だな。さすがに今日は藪が凄そうなので近寄らないけど(笑)。
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こうして見ると、空の雲は多めだけど、それほど日差しも遮られなくて良かったなあ。
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その先で、林道富貴沢線の接続地点に着いた。恐らくこちらが、先ほどの国土強靭化対策工事の、本来の迂回路であったはずだ。
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いままで意識したことなかったけど、この図によると、この記念碑ってほぼ林道の中間地点に位置してたんだな。
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その記念碑の脇のカーブを越えてすぐに見えるこの景色、好きなんだよなあ。ここはいつも縦アングルで撮ってしまう。
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この堤防状の構造が特徴的なこの場所も、七ヶ岳線に来ると通過するのが楽しみな場所だ。
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ここで小腹が空いたので、この路上の日影に腰掛けて、買っておいたパンを食べながら遠くの山々を眺めて休憩した。
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看板によると、こっちの工事はあと3週間ほどで終わる予定のようだ。くぅー、あと少しだったのか!
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そして、ここからは右手に分岐する林道長沢線が迂回路として示されていた。ここもいままで気にしたことなかったなあ。
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どうやらこの長沢線は舗装林道みたいだな。まあ、ここからはもう下るだけだし仕方ないか。
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と思ったら、すぐに未舗装路登場!やったぜ!
・・・なんて喜んだのも束の間、すぐにまたアスファルトに変わり、その後も断続的に舗装と未舗装を繰り返し・・・。
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気づいたらいつの間にか道なりに、こんな立派な2車線の道に変わっていた。なんともぬか喜びな林道だったな・・・(笑)。
まあでも、古桧峠線は結構楽しかったし、途中にあった分岐も気になるから、また七ヶ岳線の通行止めが解除された辺りにでもあの辺りメインで訪れてみよう。
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このあと宇都宮まで戻り東北道に乗ったんだけど、今日はずっと無給油で走っていたので、次のSAでガソリンを入れようと思ったら、次にスタンドのあるのが佐野SAで、そこまでまだ50km近くあることに乗ってから気づいた(笑)。計算上はまだ大丈夫なはずだけど、内心ちょっとドキドキしながらようやく佐野SAに着いて、この時点での走行距離が450kmオーバーだった。幸いまだまだ走れるだけのガソリンは残っていたけど、これだけの距離を無給油で走ったのは久しぶりだったのでちょっと焦ったわ!給油は計画的にね!
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