@はこちら。
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そもそも今日この勝呂入山線へ来た目的は、去年工事が行われたという入山側の舗装の進捗具合を見たかったというのもあるのだが、ここから正面に見える位置にあった展望区間からの景色を久しぶりに見たいというのもあった。
で、このアングルを覚えたうえで次の写真を見てほしい。
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↑この写真は、ひとつ上の写真とほぼ同じ位置から、初めてこの道の貫通を確認した日に撮ったものだけど、前方に結構な斜度で続くガードレールが見えると思う。それが見えなくなっているということは・・・。と、とりあえずあの位置まで戻ってみよう。
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むう・・・。道の外の木々が思った以上に成長していた・・・これでは気づかんわ・・・。
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これは道の脇の擁壁に上って撮ったものだけど、それでもその奥の景色は全く見えなくなっている・・・。
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これも、ほぼ同じ位置から、初めて通った日と今日のもので比較画像を作ってみた。そりゃあ、13年近くも経てば木々だって大きくなるよなあ・・・。
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登山道と交差するピークの地点まで戻ってきた。これからこのまま入山側へ車道を下っていく。
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お、あのカーブの内側の残土が積まれた場所は、やはりこの道の貫通を確認した日に昼飯にした場所だ。あの日は本当に楽しすぎて終始ハイテンションだったなあ。
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ひとつ上の写真とそっくりな線形だけど、これはさらに下った別の場所だ(笑)。
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ここから見えるさらにその先も、ずっとアスファルトの路面が続いている様子が見えている。
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上から見えていた地点まで下ってくると、道の脇には、おそらく舗装工事中に重機の置き場となっていたであろう、まだキャタピラの痕がはっきりと残る平場があった。
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そしてここから先は、この道が勝呂入山線となる前の、旧林道入山線として元々存在していたであろう区間に入るが、ここも当然のように舗装済みとなっている。
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さらに下ると、蛇篭が組まれた場所があった。これは昔からあったのか覚えていないが・・・。
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その蛇篭の区間の途中で、路面がアスファルトからコンクリート舗装に切り替わった。
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そのコンクリートの路上には、舗装化に関すると思われる数値が記された真新しいビニールテープが貼られていた。おそらくここからが、去年の工事で舗装された区間なのだろう。でもなんで急にコンクリ舗装に切り替わった?
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コンクリ区間を少し下って振り返ると、舗装の切り替わりで若干斜度が異なっているようにも見えるけど・・・コンクリ舗装が必要なほど急傾斜って感じでもないよなあ。まあ、他に何かしら理由はあるんだろう。
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そして、林道もだいぶ下ってきたので、このまま入山側の起点までもう舗装化が完了したのかと思っていると、意外なことに未舗装区間が見えてきた。
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まあ、すでに林道もだいぶ下ってきているので、ここから起点まで未舗装路が残っていたとしても、もはやオフローダーが期待するようなものでは無いと思うし、ここに残る未舗装区間だって、そう遠くない時期に舗装化の想定はあるんだろう。
ただ、ここまで下ってくる中で、ところどころでそろそろ引き返そうかなとは思いながら歩いてはいたんだけど、この未舗装区間を見たことで、どうせならこのまま起点まで確認しに行こうと思い直した。
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というわけで、続けて林道を下っていく。この先再びここに訪れることがあるかは分からないけど、この未舗装の状態を見るのはこれで最後になるかもしれないな・・・。
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さらに下ると、遮断機タイプのゲートが設置されているのが見えた。あー、ここもこんなゲートが作られちゃったのかあ。
ゲート・・・。
ん?ちょっと待って?ゲート開いてんじゃん!?
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そう思って逸る気持ちを抑えつつ、ゲート地点を越えて進むと、その先にあるバリケードと「通行止」の看板も、道の脇に寄せられている。おおお、マジか!?もしかして・・・バイクで入れる?
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もっとも、この先に規制が無いとは限らないし・・・そう思いながら歩き続けると・・・。
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おおお!起点まで通り抜けちゃったよ!
どうでもいいけど、この木製標識もすっかりボロくなったなあ(笑)。
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そして、見ての通り、この起点の脇には民家があるので、ここから手前の区間に通行規制があるとは考えられない。つまり・・・やっぱりバイクで入れるってことッスか??
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そう思ったら居ても立っても居られなくなって、慌てて峠の登山道分岐まで戻ってきた。実はここまで戻ってくる途中で、久々の山歩きが祟ったのか膝の関節に猛烈な痛みを感じてしまい、かなりキツい思いをしながら歩いてきたのだが、ここからさらに登山道を1時間近くかけて戻らなければならない・・・。
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登山道の道中はバッサリ端折ったが、痛む膝をかばいつつ、何とかBAJAのところまで帰ってきた。さあ、一緒に行くぞBAJA君!勝呂入山線へ!
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官倉林道から10分ちょっとかけて、ほんの1時間ちょっと前に立った入山側の起点に、今度はBAJAと共に戻ってきた。
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この道をBAJAで最後に走ったのは2012年、もう12年も前のことになる。もうこの道が解放されることは無いんじゃないかと思っていたので、まさか今になって再びBAJAと走ることができるとは思わなかった。
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そうは言っても、路面の状況はその12年前とは変わり、ほぼ全線に渡って舗装化が完了しているような雰囲気だが・・・。BAJAのメーターでざっくり計測したところ、こちら側に残る未舗装区間はおよそ400mちょっとだった。この先の勝呂側区間にも舗装区間が残っているかは今の時点で分からないし、さっき遠目に勝呂側の路面にアスファルトが見えたときは、あっち側にはいかなくていいかな、なんて思ったけれど、BAJAで進めるなら話は別だ。
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正直、このアスファルトの道を走っていると、舗装化されてしまった寂しさと、12年ぶりにBAJAと走れている嬉しさで、なんとも言い表し難い気持ちだったよ・・・。
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ついさっき、あんなに大変な思いをして歩いてきた登山道分岐に、起点からものの数分で戻ってきてしまった。なんかすっげー変な気分・・・。
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さっき昼飯にした切通しも、ほんの僅かな時間ですっかり日陰となっていた。やっぱり冬は陽が傾くのが早いなあ。
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そして、この先はそこそこの下り勾配が続くので、BAJAを停めて写真を撮ることもままならず、跨ったままで失礼シマス・・・。
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ようやく斜度が落ち着いてきたのでBAJAを停めてみたが、もうそろそろ林道も終盤のはずだ。そう思いつつ先へと進むと・・・。
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だあーっ!
ゲート閉まってんじゃん!
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入山側の起点からおよそ3.5km、この勝呂入山線の総延長が約4.2kmなので、勝呂側の起点まであと700m程を残す地点だった。ンモー、なんなのこのトラップ!
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まあ、そこまで走ってこちら側をスルーしちゃうのも悔しいので、こっち側も確認したよ。結局、予想した通りこの勝呂入山線の中に残る未舗装区間は、入山の起点側に残るあの400mほどだけだった。
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・・・ってか、こっち側の起点標識は相変わらずこんな感じか・・・。埼玉県内の林道標識の中でも、トップレベルの見てくれの酷さだ・・・(笑)。
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と、まあそんな訳で、勝呂入山線を12年ぶりにBAJAで走れたこと自体は嬉しさも感じはしたけれど、それはそれとして、もう余程のことでも無い限り、ここへ来ることもそうは無くなるんだろうなと、一抹の寂しさを覚えたハイクとライドの一日でしたとさ。
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