山歩きを経て林道へ
2024/02/17 埼玉県小川町〜東秩父村・官ノ倉山ハイク〜林道勝呂入山線-@
 
 前回ツーリングに出てから早くも1ヶ月以上が経過してしまったが、実はあの後、初めて新型コロナウイルスに感染してしまい、その後遺症なのか、しばらく何もする気力もなく過ごしていた。そろそろどこか行けそうかな、なんて思い始めた今月頭には、かなりガッツリとした雪が降り、秩父方面でも結構な積雪があったようだ。それが週末なら喜んで走りに行けたかもだけど、あいにく週の初めだったこともあり、翌週には踏み締められた圧雪が凍結してんだろうな、と思ったらまた走りに行く気にもなれなくて、とまあ、そんな言い訳をつらつらと並べてみたものの、ちょっと行ってみたいところはあった。今週末はそこそこ天気もよさそうだし、久しぶりに出かけてみるかあ。
 
 本日まずやって来たのは、小川町の官倉林道。とは言っても、この林道そのものが目的という訳ではなく、この先の終点のさらに奥に伸びる登山道を歩いて、途中で登山道と交差する林道勝呂入山線まで行くのが目的だ。
 
 林道を少し進むと、道の脇に「官倉林道開設記念碑」がある。この裏面には、官倉林道の成り立ちを記した碑文が彫られているのだが、以前初めてここに来たときに、その全文を書き起こしているので、興味があれば見てほしい。
 
 起点から400mほど進むと路肩に駐車スペースがある。写真には写っていないが、このスペースの手前に登山届を出すポストがあるので、念のためと思って届を書いていると、後から来たマダム4人組が俺の背後を通り過ぎるときに、

 「どうする?登山届書く?」
 「アタシ、こんな低山で登山届書いたこと無いワア〜」
 
 って会話が聞こえてきてムムム・・・ってなった(笑)。
 
 そのマダム4人組になります、ご査収ください。そんなマダムはさっさと追い越して先へ進むンだっ!
 
 林道起点から900m程で車道の終点へと辿り着くが、ここから先に、外秩父七峰縦走ハイキングコースが延びている。ここから官ノ倉山を経て勝呂入山線へ向かう。
 
 実は、今日これから辿るルートは9年前にも歩いたことがあるのだが、最早それを覚えている人もおるまい・・・。さっそく先へと進もう!
 
 杉林の間から木漏れ日が射す。今朝は起きたときにはどんよりとした曇り空で、天気予報を見たら昼前ごろから晴れになると言っていたので出発を少し遅らせたんだけど、やっぱり遅らせて正解だったな。
 
 おお、この根っこ階段はよく覚えてるぞ!こういうの好きなんだよねえ。
 
 そして、くさり場を通過すると最初のピークに到達。
 
 標高344.2m、石尊山だ。
 
 登山道に入ってからわずか12分で辿り着くお手軽な低山だけど、自分の足で歩いてきて眺めるこの景色はやっぱり爽快だ。
 久しぶりの山歩きで、初っ端から息が上がってるけど、さすがにまだ歩き始めなので休憩は取らずに先へと進む。じきに身体も馴染んでくるだろう。
 
 そして、ここからそう遠くない位置に次の山頂が待っているんだが、山頂を通過ということは下りが待っているわけで・・・。
 
 ここで、道が外秩父七峰縦走ハイキングコースと、官ノ倉山へ向かう道に分かれる。これから向かうのは右手の登りとなる官ノ倉山方面だ。
 
 そこそこ斜度のある道を登っていくと・・・。
 
 標高344.2m、官ノ倉山に到着。って、あれ?さっきの石尊山と標高が全く一緒になってる?前に歩いたときは、僅か50cmだったけど官ノ倉山のほうが高かったんだよな。いつ変わったんだろ?
 
 そして、その山頂の先のゴツゴツした岩場を下る。低山とはいえ、先週の雪が残ってるかもしれないと心配してたけど、この日登山道の途中で雪を見ることは無かった。
 
 道の周囲が平たんに広がった地点に出た。こういうところ、何か好きなんだよな。ウキウキしちゃう(笑)。
 
 ここは、密集した木の根元に祠が祀ってあって、その両脇に道が延びている。前に来た時も気になりつつ祠の写真を撮りそびれていたので、確かこっちだったよなあ、と思いながら右の道を進むとこちらは祠の背後になってしまったようで、かといってわざわざ戻るのもなあ、と思い結局そのまま通過してしまった。
 
 続いて不動沢ノ頭に到着。特に展望が開けているわけでもないのでここもそのまま通過。
 
 この子は、この道中で唯一見たまといリス。前に見た時からだいぶ色褪せちゃったねえ。
 
 続いて、またも道の脇に祠の祀られた場所に出た。
 
 ここは烏森山(虚空蔵山)というようだ。
 
 その向かいにももう一つ標が取り付けてあった。前に来たときはこの山に気づかなかったので、最近になって取り付けられたみたいだな。
 
 そのさらに先に天ノ峰がある。
 
 ここは以前来た時も気づいてはいたけど、そのときは標もだいぶぞんざいな扱いになっていた。いまではキツツキの透かし彫りも添えられた標が取り付けられていて、このコースが全般的に整備され直した様子が伝わってくる。
 
 その先で道が下りに転じると、進行方向に竹林が見えてきた。ということは、勝呂入山線はもうすぐ先だ。
 
 おっ!
 
 見えた!林道勝呂入山線だ!さあ行くぞ!
 
 
着いたーーーーーーーーーーーーーー
 
 
ーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・。
 
 ゲエーッ!なんてことだ、綺麗に舗装されちゃってんじゃん!!!
 いや、実は去年の夏頃に、入山側の起点付近に、舗装工事中の看板が立っていたことは知っていて、今日はここで昼飯にした後で入山側区間を下って舗装の様子を確認しようと思っていたんだけど、まさかここまで舗装の魔の手が延びているとか思いもしなかった・・・!
 
 と、とりあえず飯の場所まで行ってみるか・・・。そう思い、勝呂方面へと下っていく。
 
 この日、登山道では一度も見なかった雪が、この林道の路肩にはわずかながら残っていた。ここが日陰になる区間だったからかもしれない。
 
 しかし・・・前回歩いてここに来たときはまだ未舗装路だったのが信じられないくらい、アスファルトが馴染んでいるなあ。
 
 適度に色褪せた路面の様子からも、昨日今日舗装されたような感じではなく、舗装されてからそれなりの時間が経っているであろうことが伺える。
 
 そんな道を下ってくると、目的の切通しが見えてきた。
 ・・・って、あれ?ちょっと待って?ここまでの間に、かつて素晴らしい展望を誇った地点があったはずなんだけど・・・全く気づかずに下ってきちゃったぞ?
 
 そう思って今歩いてきた方向を振り返ると、以前はこの道の延長線上に見えていたガードレールの姿が全く見えなくなっている・・・ま、まあ、それは後で確認するか・・・。
 
 と、とりあえずこの切通しの上で昼飯にするんだぜ!
 
 前よりも木が生い茂って登り辛くなってるけど・・・。
 
 おっし!登頂完了(笑)!
 
 さあ!さっそく飯の準備を始めるんだぜ!
 
 久しぶりに来たけど、ここは辛うじて展望が残っていて良かった。ラーメンも美味いぜ。
 
 お、あれは小川げんきプラザか。あの脇を通る登山コース上には、珍しいまといリスがいるんだよなあ(笑)。
 
 そういえば、この下にもうちょっと下れるんだったよな。久しぶりに行ってみるか。
 
 おお、そうそう、ここ!
 
 うーん、さっきの切通しよりも視界は格段に広い!ここで飯にすれば良かったかなあ!?とは言っても、ここには店開きできるような平面が無いんだけど(笑)。
 
 とりあえずこの岩の突端に立って周囲を見回していると、左手の下方に勝呂方面の道の続きが見えた。
 
 うあ・・・あんな先まで舗装されてる・・・入山側は下ってみるつもりだったけど、勝呂側はこの感じだと行くまでもないかな・・・。
 
 とりあえず、当初の予定通りに入山側区間を下ってみるか・・・。
 
Aへ続く。