みなさんこんにちは!ナノレカワです!
つい先日まで、いつまで暑いんだよなんて思っていたのに、気づいたら今年も紅葉の季節がやってきましたよ!
今年は色々と慌ただしくて、例年よりも林道へ行く機会が持てなかったんだけど、それでも紅葉の時期だけは逃せないと思い、この時期にスケジュールを確保していた。本当は、一泊で群馬~長野を経由して新潟まで足を延ばすつもりだったのだが、あいにく予定していた日程で目的地方面は雨の予報に・・・。走行ルートを逆に想定したりしてみたものの、2日間のどちらかはやはり走行時に雨にあたってしまいそうだったため、残念ながら今回は予定を変えて、天気の良さそうな地域へ日帰りでのツーリングに変更することにした。泊りでのツーリングに行ける機会なんて滅多にないのに、今回はその千載一遇のチャンスだったんだがなあ・・・。
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ともかく、ツーリング自体は絶対に行ったるかんな!ってことで、今回は目的地を山梨方面に設定し、圏央道~中央道で目的地へと向かうことにした・・・のだが、圏央道を走行中、中央道が八王子JCT〜相模湖まで重大事故のため通行止とかで、八王子で下道に下ろされてしまい、そこからずっと山の中を走ってきたのだが、山間部はめっちゃ寒い・・・。写真はようやく陽の当たる開けた場所に出てきて一息ついているところ・・・。
その後、通行止め区間を超えたので高速に復帰したのだが、今度は急に空が曇ってきてしまい、一時は小雨もパラつく始末。ぬぬぬ、せっかく雨を避けてこっち方面に出てきたのに、大丈夫か・・・?
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韮崎ICで下車し、目的地へ向けて走っていく。高速を走行中に降っていた雨も幸いにすぐに止み、この頃にはまだ若干陽は陰っているものの、青空も見えてきているし、これ以降天気が崩れる心配はないだろう。た、多分・・・。
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そうして、本日最初にやって来たのは林道金ヶ岳線。ここはこれまでも何度か訪れているが、紅葉の時期に来るのは初めてだ。こちら方面の天気予報が良かったことに加え、そのこともあって本日の目的地にしてみた。幸いなことに、ここに至る頃には空からも日差しが降り注ぐようになってきた!さあ、秋の金ヶ岳線、どんな景色を見せてくれるのか、さっそく行ってみよう!
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走り出して間もなく、背後に八ヶ岳連峰を見渡せるいつもの地点で。
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今日は稜線に沿うように、部分的に雲に覆われているが、この景色もなかなか綺麗で素敵じゃないか。それに、山頂付近にはもう雪を纏い始めているようだ。本当にこの時期の季節の移り変わりは忙しないねえ・・・。
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そして、さらに進むと今度は天狗岳を見晴らせるポイントへ。こちらでも山頂付近が冠雪している様子が見える。青空に浮かぶ白い雲もいいアクセントになっていて、いやあ、初っ端からたまりませんなあ!
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林間を抜ける区間では、紅葉のピークにはまだ若干早い感じのようだが、この先での色づきはどうだろうか。
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金ヶ岳大橋の上から、遠くに連なる山々を見る。紅葉に包まれた山肌と、そこに落ちる雲の影がたまらなく美しいな。
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そんなことを思いつつ、端を渡り切って振り返ってみれば、おお!こっちもかなりいい感じに色づいているじゃないか!いやあ、この先が俄然楽しみになってきたぞ!
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なにより、地域によっては雨予報もあった中、こんなにいい天気の下で林道を走れることが嬉しくてたまらない!日帰り予定とはなってしまったが、今日一日、目いっぱい楽しむぞ!
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始めてこの林道に来たときに一番印象的だった、カーブの向こうに山々の見えるこの地点も、始めて見る暖色に包まれた景色で出迎えてくれた。でも、今この林道で一番のビュースポットは、まだこの先にあるんだよねえ。
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でも、そこへ行く前に、まずは左手に分岐する林道奥山線を進んでいこう。
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奥山線といえばここ!林道に入ってすぐに表れる、天狗岳を真正面に見据えるこの地点!ここでBAJAを停めて写真を撮るのも今日の楽しみの一つだった!
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山頂を覆うように青空に浮かぶ白い雲と、青みを帯びた山肌の襞に沿うように積もる白い雪。紅葉の山並みの向こうに聳えるこの景色、最高だ・・・。やはり今日は目的地を変えて正解だったな。
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前方に見える天狗岳を追いかけながら先へと進んでいく。新緑の季節も良かったが、紅葉に包まれた中を走っていくのもまた素晴らしい。
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道が林間に吸い込まれると、路上一面を落ち葉が覆いつくしている。青空の下で遠くを見晴らせる景色も良いが、こうしたしっとりとした穏やかな風景もまた林道の良さのひとつだ。
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そんな景色を堪能し、舗装の小森川線に接続して奥山線が終了。
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いつもならここから小森川線を経由して、樫山小森川線へ向かうのだが、今日は小森川線が一部区間で通行止めとのことで、ここで奥山線を引き返していく。それに、金ヶ岳線の残りの区間もあるから、そちらを経由して樫山小森川線を目指そう。
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先ほどとは逆向きに奥山線を走っていくと、陽の入り方もあるのか、紅葉の見え方も往きとは違った印象で、心なしか色づいた葉も先ほどよりも鮮やかに見えるような印象だ。
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やや逆光気味になる向きで見ると、光る木々の葉と影のコントラストが美しいな・・・。
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そして、往きには気づけなかったが、道の外に聳える山々も、その表面に暖かな色彩を纏って静かに横たわっている。ひとつの林道でも、向きを変えると全く異なる景色を見ることができるのが往復して走ることの良さだよな。
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って、ぅおい!ちょっと待て、さっきまであんなにクリアに見えていた天狗岳が、いつの間にか重苦しい雲にすっぽりと覆われてしまっているじゃないか!確かに雲は多めだとは思っていたけど、こんな天気になるような雲には見えなかったんだけどなあ?
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とりあえず金ヶ岳線まで戻ってきた。ここから残りの区間を走って行こう。
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そして、現在の金ヶ岳線で一番のビュースポットに来てみると・・・。
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・・・まあ、そうですよね・・・。
先ほどの奥山線から見えていた雲は、当然ここからでも同じように見えるワケで・・・。晴れていればここからも雄大な景色が観られるのだが、あっという間に広がってしまった雲のせいで、とても寒々しい景色となってしまっていますねえ。なにもここに来てこんな天気にならなくたっていいじゃねーかよぅ・・・。
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それでも、そろそろ腹も減って来たので、ここで飯にするんだぜ。ここにいるあいだずっと雲は空を覆ったままだったけど、時折風に流されてうっすらと天狗岳が見えると、雲の隙間から差す光に照らされたその姿がとても美しかった。
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しかし、この景色の寒々しさは、もはや秋を通り越して冬の風情よな・・・。
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そんなこんなで、飯を終えて金ヶ岳線を抜けてきた。ここから舗装の林道観音峠大野山線を経由して、こんどこそ樫山小森川線へと向かう。
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観音峠大野山線を走行していると、空からは再び陽が差しはじめ、道を囲む紅葉が鮮やかに輝いていた。舗装林道とはいえ、秋の色に包まれた景色の中を走っていくのは無上の喜びだ。
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入り口から未舗装となる道を進むと、道沿いには黄葉したカラマツが立ち並んでいた。おお、ここは秋になるとこんな景色になるのか!
カラマツの黄葉は、秋の景色の中でも特に好きなものの一つだが、ここでこんな間近に見ることができるとは!
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さらに先へと進むと、前回来た時よりも斜面の伐採が進んだようで、見晴らしの良い区間に突入した。
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うん、確かに前回はここまで視界が開けた場所は無かったはず。
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金ヶ岳線も含めこのエリアは今現在、積極的に伐採を行っているようで、たまに来るとところどころで見晴らしがよくなっている場所が増えていて楽しいな。
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そして樫山小森川線といえば、個人的に思い出深いのがここ。林道ツーリングを始めてまだ間もなかった頃にここを訪れたとき、この路肩でコーヒーにしたんだよなあ。ここを通過すると今でもそのことを思い出す。
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振り返れば、背後から照らす太陽の光を受けてカラマツが黄金に輝いている。シャッターを切りながらもつい見惚れてしまうよ。
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先ほどの伐採区間を過ぎても、ところどころで木々の間から遠くに連なる山々が見える場所が現れる。
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BAJAから折りて写真を撮りがてら、深まりゆく秋と冬の始まりの交じり合ったこの景色をしばし眺める。いまこの瞬間、この景色のなかに佇んでいられることがたまらなく嬉しい。やっぱり俺には林道がないと駄目なんだよなあ。
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思いがけず爽快に開けた景色を楽しめた樫山小森川線もここで終了。続いて、ここから北上し少し離れた林道へと向かう。そちらの紅葉具合はどんな感じだろうか。
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②へ続く。
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