@はこちら。
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三国峠を越えて、カラマツの林の中を延びる道を下って行く。
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キャベツ畑の中から見上げる廻り目平の奇岩群。ここから写真を撮るのもずいぶんと久しぶりだな。
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さあ、やって来たぞ!この分岐を左手に入り川上牧丘林道へと向かう。
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川上牧丘へのエントランスとなるこの舗装区間も、紅葉の時期に来るとこんなにも美しい色彩で出迎えてくれる。
そういえば、川上牧丘に来るのもずいぶんと久しぶりのような気がしてたけど、よく考えてみたら直近では去年の6月に通ってるんだよな。そうそう、あのときはここから更にクリスタルラインを走って行ったんだっけ。あそこからの帰り道はものすげー遠かったなあ(笑)。
ちなみに紅葉の時期で言うと2010年以来、実に4年振りとなる。そりゃ久しぶりな気がするワケだ・・・。
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更に先へと進むと、眼下には金峰山川の素晴らしく澄んだ水がさらさらと流れている。
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そして、その金峰山川を渡る橋を境に、道はダートへと変わる。何度訪れても、この地点に立つときのワクワクは格別だ。
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ダートに入ると、こんなにも素敵な景色がお出迎え!陽の光を浴びて柔らかに光る木々の葉と、林立する幹のシルエットが素晴らしく美しい。紅葉のピークにはまだ早いかな、と思って来たんだけど、黄色と緑の適度に入り混じったこの色彩も、これはこれで見ごたえのある景色だ。
そういえば、ダートが始まってからこの地点までシャッターを押さずに端折っちゃったけど、この区間ってこんなに荒れてたっけ、って思うほど凄まじくガレてたな。
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普段あまりシャッターを押さない地点シリーズ・・・なだけあって、特に大したことない景色かな(笑)。まあでも、森の中を延びる蛇行する砂利道って、それだけで萌えるでしょ?
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キツめのヘアピンを幾つも繰り返し、少しずつ標高を上げていく。そして、このカーブのピークにはここを訪れると必ず立ち寄る場所がある。
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見てくれ、この眩しく煌めくカラマツの林!やはりここは文句無しに素晴らしい!
で、過去の写真を見返すと、いつも紅葉の時期に来る時は既にカラマツの葉は全て落葉していたっぽくて、ここまで鮮やかな葉を保っている姿を写真に収めたのは実は初めてかもしれない(ちなみにこちらは2010/11/03のもの)。やはり今日ここまで来て良かったなあ。
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落葉したカラマツの葉が路面を埋め尽くすあの景色も素晴らしいが、今日の景色もそれとはまた違った良さがある。紅葉の時期は季節の変化が目まぐるしいから、やはり紅葉のシーズン中にもう一度来ておきたいなあ。
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おお、こちらも良い感じに色付いてるじゃないの。ほんのりと橙色に染まった山肌と、澄んだ青空が実にマッチしている。今日はここまで紅葉を見ることが出来ると思わずに来たので、この景色に包まれながら走れるのが本当に嬉しい。
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ここは川上牧丘の全区間の中でも、特に好きな場所だ。今日は峠でまたこっちへ引き返してくるので、帰りにまた立ち寄ろう。
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今日は空が本当に綺麗だ。白い路面と白い幹がこれ以上無いくらいに良く映える。
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ここも毎回シャッターを押す場所。サラサラの砂地の斜面が印象的。
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柔らかな色に彩られた景色を見ていると、木々が放つ秋色の光がこちらの身体の隅々にまで行き渡るようだ。
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この道沿いでは珍しく紅く色付いたこの木も、この川上牧丘の景色の中でいいアクセントになっている。
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この時期は目に留まる景色が現れる度についつい停車してしまうので、なかなか前に進まない(笑)。で、そんなことをしていれば当然腹も減ってくるワケで。どうにも空腹に耐えかねて、峠まではあと僅かの地点にある、路肩が広場のようになっているこの場所でランチタイムに。
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久々にゆっくり出来たこの時を実感しながら飯を食い、木々の隙間から覗く空を仰ぎ見る。全ての人にとって、ってことは決して無いんだろうけど、少なくとも俺にとってはこういう時間が必要なんだよなあ。
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なんて一人飯を食っていたら、峠の方からずいぶんゆっくりと下ってくるバイクの音が聞こえてきた。いったいどんなバイクだろうと思っていると、2台のバイクがこの広場で停車したのだが・・・車種は分からないけど、右のはフルカウルのレーサーか?す、凄ぇな!もう片方も負けじと凄いけど(笑)。この日はここまでの地点でもZRXを見かけておおっ、と思ってたんだけど、更にそれ以上の衝撃を受けるとは思わなかった。でも、2人とも顔を見合せながら楽しそうに笑ってたよ。近付いて声でも掛けてみようかとも思ったけど、2人はバイクから降りる間もなくまたすぐに下って行った。下の方は更にガレてるところもあるから気を付けてね・・・。
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峠に近付くと、カラマツの紅葉具合もだいぶ進んで、鮮やかな並木道となっている。
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路肩の木が開けた地点からは、川上村を見下ろすことが出来る。眼下に見えるあの山肌も、あと少しすれば全て橙色に覆い尽くされるんだよな。やっぱり紅葉シーズン中にもう一度来ておきたいなあ。
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ふと飛行機雲を見つけて思わず停車。これ、今回かなりお気に入りの一枚!
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こんなにいい天気の中を走りに来ることが出来て本当に良かった。明日の夜には台風が上陸するかもしれないというのが信じられないくらいだが、何事も無く通り過ぎてくれよ・・・。
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やはり写真ではいまひとつ伝わり辛いけど、トドメと言わんばかりに峠の手前で再び路面がガレてくる。でもそんなのもまた楽しくて、残る距離を一気に走り抜ける(って、停まって写真撮ってるけど)。
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ずいぶんとのんびりしちゃったけど、ようやく三国峠に到着。相変わらずここは登山者の車の量が半端じゃないな。とりあえず今日は峠そのものには特に用も無いのですぐに引き返そうと思い、トイレだけ済ませて戻ってくると、BAJAを眺めている方が一人・・・BBSにも書き込みして下さったPORTさんでした。昔パリダカに乗っていたので懐かしくて見てみたら、良く見ればXLじゃなくてXRだった、もしかしてHPやってませんか?と。何と、このサイトを見てくださっていたようでした。自分のサイトを見てくれてる人に林道で出会うなんて、本当に久しぶりだったからなんだか嬉しくなっちゃった(笑)。
俺は来た道を、PORTさんは山梨方面へとそれぞれ下って行くので、お互いの無事を祈って再び出発をした。
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さあ戻るぞ!それにしても相変わらず凄い路駐の数だな(笑)。
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その駐車の列が途絶えると、谷側に開けた場所が目に飛び込んできた。往きに見えなかった景色に気付くことが出来るのが、往復することの楽しさだよな。
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・・・あれ?いま写真を編集しながら気付いたけどここ、さっき往きにも撮った場所じゃねーか。まあ、いいんだけどさ・・・。
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ここもさっき撮ったけど、ここは意図してもう一度撮ってみた。
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この辺り一帯は、所々でこのような岩の埋まった砂地が露出しているのが特徴的だけど、そういえば鶏冠山のほうでもこんな地質が分布してたっけな。この地質の由来って何なんだろうと思ってちょっと検索したら、環境庁の秩父多摩甲斐国立公園に関する資料が引っ掛かったんで読んでみた。だけど、難しくてよく分からなかったのはここだけの秘密だ。
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ここは往きにも停まって、帰りにも撮ろうって言っていた場所。
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ここは道の周囲が湿地のようになっていて、川上牧丘の区間の中でも独特の景観となっている。見てよこの景色。白樺の幹もいいアクセントになっていて、ホント好きなんだよなーここ。
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時間はまだまだ早いけど、路上に長く落ちる影がほんのりと物淋しさを感じさせる秋の午後。
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こんなところをのんびりと走ることが出来るって、実はめちゃめちゃ贅沢なことだよなあ。
ちなみにこの場所、スマホでも撮っておこうと思って見てみたら、普通に電波が届いててびっくり。R140だって大血川の辺りはサッパリ入らないってのに、川上牧丘すげえな。
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川上牧丘を下り切って金峰山川まで戻って来た。この後は中津川を下って、往きと全く同じルートを通って帰ろう。
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路上はすっかり日陰になったが、そこから見える奥秩父の山々は、もうすっかり秋めいた空気を纏っている。
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西日を浴びて輝く、微かに紅葉を纏い始めた木々もまた堪らなく美しい。帰りはさっさと通過しようと思っていても、やはりついついシャッターを押してしまう。
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おっと、今日は帰る前に、この奥秩父林道の紅葉の様子をちょっと覗いていこう。
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・・・うん、まあそりゃそうだよね(笑)。特にここだけ紅葉が進んでるなんてことも無い訳で、木々の色付きは周囲と変わらない様子だ。
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この辺りも、あと2週間程もすればいい感じの景色に変わってくるのかな。ここを紅葉のピークに訪れたらとてつもなく素晴らしい景色を見ることが出来そうだ。
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あれ?でもここってこんなに路面が掘られてたっけ?まあ、序盤だけだとは思うが・・・。
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というわけで森林科学館前まで一気に戻って来た。朝撮った時に高感度モードだったので、悔しくて改めて撮ってしまった(笑)。
今日はいきなり思い立ったツーリングで、ルートを何も考えないまま中津川〜川上牧丘というド定番ルートを走って来たけど、定番であるが故にやはり素晴らしい景色を楽しむことが出来た。特に川上牧丘での紅葉具合が思いの外綺麗で、いつも訪れる時期からあえて外して来てみるのもいいもんだな、と改めて気付かされた。
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さて、それじゃ今日はもう寄り道しないでおうちに帰ろう。暗くなると寒ぃーし怖ぇーしな。
おや?あの雲、なんか埴輪っぽくない?こういうヤツ。
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