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皆様ご無沙汰しております。ナノレカワです。
前回妻澤林道に行ってからちょうど3ヶ月、ようやく週末に休みを取れるようにはなってきた。そろそろどこかに出掛けようかな、ということで、先ずは身体を動かしたい!そこで今回は林道ではなく、超近場である日高市の日和田山を歩くことにした。(もっとも、仮に林道へ行こうとしても、しばらくBAJAを放置していたためにバッテリーが上がって動かなかったということはここだけの秘密だ。)
高麗本郷の駐車場脇の登山口から登って行く。
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この日和田山、自宅からもかなりの近距離であるにも関わらず、今まで一度も訪れたことが無かったが、低山でコースタイムも短く、鈍った身体のリハビリにはちょうどいいだろうと思ってやってきた。
序盤はそこらの裏山のような景色のなかを登って行くが、久し振りに緑に囲まれるこの感じはやはり気分が上がる。
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扁額には「金比羅神社」と書かれている。この先に金比羅神社があることは知っていたが、これが一の鳥居というらしい。
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一の鳥居をくぐると、すぐに道の分岐がある。左手が男坂、右手が女坂だ。
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左手の男坂はこの先で岩場が続くらしいが、どうせ登るなら面白そうなほうがいいでしょ。ってことで登りは男坂方面へ。
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道は一旦緩やかな下りに差し掛かるが、その先に分岐が見える。
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男坂へは右手に逸れ、この石の階段を登っていくようだ。左手の「見晴らしの丘」ってのも気になるが、どのみち山頂まで行けば展望も開けているだろう、ってことでここは当然男坂を選択。
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石段を登り切ると、周囲を剥き出しの岩に囲まれた区間に入る。この写真だけ見ると、何処に道があるのかよく分からないと思うが、登山口からほんのわずかな距離でこんな道に出て、そこを辿って行くのがとても楽しい。
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お、「もう少し」だって。もうすぐ山頂、もしくは金比羅神社ってことかな?といっても、登山口からここまでもそれほど距離があったわけではないけど。
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今回、あまり写真を撮って無かったけど、この男坂はずっとこんな感じで岩場の登りが続いている。久々の山歩きで鈍った身体にはちょいキツいけど、同時にだんだん楽しくなってきたぞ(笑)。
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その岩場を抜けると、ふと外側に視界の開ける場所があった。おお、まだほんのちょっとしか登ってないけど、なかなかの見晴らしじゃないか。
そして、この場所からあと少しだけ登ると・・・。
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着いた!金比羅神社だ!登山口からここまで僅か16分の行程だった。そ、そんなに近かったのか!
それにしても今日は本当にいい天気に恵まれたなー。青い空と木製の簡素な鳥居が良い感じにマッチしているぞ。
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鳥居をくぐって振り返ると、眼下には入間市方面へと広がる市街地が見えている。ここからの眺めを見たかったんだー。
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お、あの丸く開けた場所が巾着田だな。そういえば俺、巾着田も行ったことねぇんだよなあ(笑)。
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看板によるとこの場所からは、これらのものを見ることが出来るそうだが、今日は10月とは思えないほどの気温の高さのせいか空気も霞んでいて、スカイツリーなんかは全く気付かなかったな・・・。
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そして、その鳥居から少し上がった場所にあるこの建物が金比羅神社だそうだが・・・あまり神社っぽくない見た目だなあ、なんて思ってしまった。こんな山の上に建つ神社だから、それなりに外壁の強度を持たせる必要もあるんだろう。
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その神社の脇から、更に登山道は伸びている。日和田山の山頂までも本当にあと少しだろう。
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・・・なんてことを言っていたら、もう見えてきちゃったよ・・・。
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標高305m、日和田山山頂だ。金比羅神社を発ってから僅か4分、本当に目と鼻の先なんだな(笑)。
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その山頂は本当に狭いスペースしかなく、そこに多くの登山者が集まっていた。その山頂からは日高の市街地を見下ろすことが出来る。
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お、あれは太平洋セメントの埼玉工場だな。あの工場まで、秩父の武甲山から石灰石を運ぶためのベルトコンベアが延びているっていうんだから驚きだよな。ちなみにこのベルトコンベアは、総延長23km強のうちの約97%が地下を通っているそうだが、何箇所かでは地上に姿を出す地点があり、そのうちの一つが毛呂山の宿谷の滝の手前にあり、道の上を跨ぐベルトコンベアの通る橋を見ることが出来る。
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さて、当初の目的だった日和田山山頂には着いたわけだが、いくらリハビリ目的とはいえ、ここで引き返したのではあまりにも早過ぎる。この先を進むと、次に高指山があるようなので、あともう少しだけ進んでみよう。
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途中、杉林の中を伸びる場所で振り返って撮影。杉の幹の隙間から射す光がとてもいい感じだ。
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掘り割りの道を進んで行く。ここもそうなのだが、今日はここ最近悪天候続きだったせいか、土の路面は至る所で湿ってい、て頻繁に足が滑るために少々歩き辛いことがあった。
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その先で、他の方向から来る道と合流する地点があった。これはこのまま直進でいいんだよな・・・。
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そのまま進んで行くと、前方の木々が途切れ空が明るく見える地点に出たが、斜面の上に何やら見なれたものが・・・。
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・・・出た。突然アスファルト舗装の道と合流し少々驚いたが、ここは一体どこなんだろう?「林道」では無いと思うが・・・。
帰宅後に過去の自分の記録を調べても、やはりここは少なくとも現状では林道ではないようだが、そんなことをしているうちに思い出した。ここは以前BAJAで来たことがあるはずだぞ・・・。
そうだ、もう何年も前、まだ林道清流線が通行出来た頃に、この辺りの道を手当たり次第に走っていた。
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今登山道から出てきた車道との合流地点は流石に覚えていないが、ここへ至る道をストリートビューで見返して、このT自路は何故か強烈に覚えていた。もしかしたら電波塔の手前までは上っていなかったのかもしれないが、何となく当時の事を思い出して懐かしくなった。
本当は今日の登山は、林道にかすりもしなかったのでサイトに上げるのを止めようかともおもったのだけど、そんな懐かしさを感じて、せっかくだから書き記しておこうと思った次第であります(笑)。
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さて、その舗装路は登山道から折り返すように上に向かって延びている。どうやら高指山はここを進めばいいらしいが、山頂まであと僅かのようなので行ってみよう。
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舗装路を上がってくると、すぐにチェーンゲートで道が閉じられている。この右手には登山道の続きが伸びてはいるのだが、その先は下りとなっていて、山のピークへと向かうにはこの舗装路を進まなければならない。まあ、歩行者が入る分には特に問題無いだろうと思い、少し進んで見ることにした。
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この道の先にはアンテナのような建造物が建っている。帰宅後に調べてみたところ、これはNHKの電波塔のようだ。
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ただ、この電波塔自体は常に人の出入りがあるわけではないのか、そこへ至る道はこのような廃れ具合・・・。まあ、こういう廃道っぽい雰囲気は嫌いじゃないけどね(笑)。
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その建物の手前にはゲートがあり、これ以上進むことは出来なくなっていた。とりあえずここは引き返すとするか。
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この施設の手前からは、僅かながら遠くの山の稜線が見えていた。あれはどこの山だろう。名栗のほうかな?
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とりあえず電波塔は見たものの、高指山の山頂がどこなのかがこの時点でははっきりとせず、とりあえず登山道の続きを進んで見ることにした。序盤の区間はガードレールや、路面には轍も残り、まるで林道のような雰囲気だが・・・。
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そんな道もすぐに登山道らしい雰囲気には変わったが、道そのものはどんどん下って行ってしまう。ここで前方から歩いてきた、自分と同世代くらいの女性ハイカーと擦れ違ったが、この奥に高指山があるのだろうか?
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いや、どう考えてもこのままここを進むのは正解ではないだろ・・・。GPSを見ても、山頂地点からどんどん離れていってしまっているので、ここを引き返し先程の電波塔まで引き返していると、先程の女性ハイカーに追いついたが、その人も高指山を目指して一度通り過ぎてしまい引き返してきたところだったのだそうだ。
2人で話をして、結局電波塔の場所が高指山の山頂という結論になり、その人も電波塔の手前まで歩いて確認をしに行っていた。俺は一人でチェーンゲート手前のベンチで休憩をしていると、今度は日和田山のほうから初老の夫婦が登って来たが、やはり高指山山頂を目指して来たようで、どうやらこの先がその山頂のようですよ、と電波塔を指さして伝えると、その夫婦は結局これ以上進むことなくここで引き返していった。
結局、山頂を示すようなものは何一つなかったが、とりあえず山頂地点までは到達したということでここを引き返そう。
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あっという間に金比羅神社まで引き返してきた。そういえば、今日は見なかったが日和田山山頂近くには有名なクライミングスポットがあるようで、次はもう少し寒くなって空気が澄んで来た頃にでもまた訪れて、そのクライミングスポットも見ていくことにしよう。ここなら近場だしいつでも来れるしね。
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金比羅神社から先は、往きに通らなかった女坂を下って帰ろう。
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いやあ、何と穏やかな道だ。これは登りに通っていたら何も書くことなく終わっていたかも(笑)。
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あれ、もう男坂との分岐まで下ってきちゃったよ。まだ昼前っていう早い時間だけど、久し振りに身体を動かしたことだし(ほんのちょっとだけど)、今日はこのまま大人しく帰ってゆっくりするとしよう。
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今日は本当に短時間の山歩きだったけど、久し振りに訪れる山はやっぱり心が洗われるね。このルートも、五常の滝のほうまで足を延ばせはもう少し楽しめるみたいだし、次に訪れるときは是非そっちのほうまで向かってみたいものだ。
っと、次は林道ツーリングだな!
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