赤BAJA3台、富士を行く!
2017/11/03 山梨県 道志〜富士山周辺の林道-@
 
 こんにちは、ナノレカワです。本日は道志〜富士山方面へのツーリングです。
 
 朝6時半に、みやさんといつものコンビニで待ち合わせて、国道16号経由で神奈川へと向かう。みやさんとは7月にも房総の林道をご一緒したばかりだが、これだけの短期間で再び一緒に走りに行けるのは実に貴重だ。
 こうしてBAJAが2台並ぶと、それだけでかなりの迫力だが、今日はもうひとりご一緒する方がいるのだ。これからその方との待ち合わせ場所へと向かう。
 
どーん!
 
 見てくれ!XR BAJAが3台並んだこの大迫力の光景を!
 今日はペ☆ヤングさんも含めた3台でのツーリングだ。ペ☆ヤングさんは、このBAJAの他にもアフリカツインなど多くのバイクを所有されている。ペ☆ヤングさんとご一緒するのは今回が初めてだが、今回はBAJAでの参戦ということで、赤BAJAが3台揃うということをずっと楽しみにしていたのだ。
 そして、例によってキング・オブ・ぼんくらのナノレカワは、本日のルートをこのお二方にまる投げ状態なので、本日は先導、よろしくお願いします(笑)!
 
 国道413号道志みちを富士山方面に進み、道志川に掛かる橋を越えて、本日1発目の林道へとアプローチ。
 
 思わずBAJAと道志川を一緒に撮ってみるも、橋の上だと距離が近すぎて思ったようにいい感じには撮れない(笑)。
 
 振り返って上流方面を。ここから見る限り、この辺りの紅葉はまだまだって感じかな。
 
 さあ、いよいよやって来たぞ。本日最初の目的地、林道越路線だ。話に聞くと、この先は結構荒れているところもあるようだが、どんなもんだか早速進んでみよう。
 
 標識の地点から1km程も進んでくると、道は未舗装へと変わる。路面には落ち葉が降り積もり、紅葉の始まりかけた木々の葉は、陽の光を吸い込んで自らを眩しく輝かせる。
 
 ここで写真を撮っていると、後方からぺ☆ヤングさん登場!ガッツポーズで軽快に走り抜けて行く!
 
 道は沢沿いに延びていて良い雰囲気。もう少しして紅葉の盛りともなれば、さぞ素晴らしい景色になるのだろうな。
 
 と、そんな道をしばらく進むと、突如洗い越しが現れた!うおおおお!林道の洗い越し、ちょっと前から見たくて仕方なかったやつや!これはテンション上がるぜえ!!この写真では分かりづらいとは思うが、思わず水の流れの真ん中にBAJAを停めて撮ってやったぜ!
 
 ただ、その洗い越しを過ぎた地点から道の斜度が上がり、路面に深い洗掘が出来ていた。BAJAに乗ったままここを進むのを躊躇してしまい、先ずは歩いて先の様子を偵察に行く。
 
 少し進めば荒れ具合も治まるように見えるのだが、なにぶんそこに至るまでの溝が深い上に、溝の中に流れる川のような水に怯んでしまい、ペ☆ヤングさんと2人、半ばこの先を進むことを断念するつもりで引き返してきた。
 
 そんな2人を、後から来たみやさんが撮ってくれていましたよ・・・(笑)。
 
 ・・・というわけで、入ってまだ僅かだけど、越路線を引き返すことに。ぬうー、ここはいずれリベンジに来るぞ!
 林道で並ぶBAJA3台、めっちゃカッコいいけど、パッと見どれが誰のだか分かり辛いな(笑)。
 
 一旦R413に引き返して更に西へと進み、次にやって来たのは、道志の森キャンプ場の先にある林道西沢線。こちらも眩しい木漏れ日に包まれた、沢沿いの雰囲気の良い林道だ。
 
 おっと、その先に見える橋の上で、みやさんがBAJAを停めて撮影しているぞ!
 
 そのみやさんが撮った写真がこちら。沢もバッチリ見えていてなかなか良い感じ。
 
 もう1枚。各々思い思いに写真を撮ってます。
 
 陽のあたる区間に出ると、沢との高低差も少なく、ほんのり色づいた紅葉に囲まれた景色が実に素晴らしい!
 
 そんな道を気分良く進んでくると、ここでも洗い越し登場!
 
 うおおおお!いいじゃんいいじゃん!平に均したコンクリートの上を、斜面から流れてくる沢水がさらさらと流れていく。
 
 いやあ、素晴らしいな洗い越し。紅葉を透かして来た光を反射して、きらきらと輝く水面が美しすぎる。
 
 洗い越しにいるところをペ☆ヤングさんに撮っていただきました。静かに佇んでいるように見えるかもしれないけど、ナノレカワ、いまめっちゃテンション上がっております(笑)。
 
 この季節ならではの、柔らかな暖色に包まれたダートを進んでいくのは本当に楽しくて、何とも言えず満ち足りた気分になる。
 
 今日は紅葉についてはそれほど期待していた訳ではないんだけれど、思った以上に素敵な景色を見ることが出来てもう大満足だよ。
 
 なんて思っていると、またしても洗い越し登場!いいぞいいぞ、楽しいぞ西沢線!
 
 次々現れる洗い越しに興奮して、先行する2人にだいぶ遅れを取ってしまったが、ようやく2人が停車しているところに追いついた。
 この地点で、直進方向に伸びる道と、沢を渡って左手に進む道とに分かれているのだが、その左手の道を覗いてみると・・・。
 
 何と!洗い越しで沢を渡っているではないか!しかも、ここまでにあった洗い越しのように、斜面から注ぐ沢水を流すようなものではなく、沢の本流を橋では無く洗い越しで渡しているではないか!ぬおおおおお!こいつはテンション上がるぜ!
 
 先にみやさんがこの場所にBAJAを停めて写真を撮ってたんだけど、みやさんが移動するのを待って俺も即この場に移動(笑)。やべえ、楽しすぎる!
 
 写真でどこまで伝わっているか分からないけど、沢の斜度に合わせるように斜めに造られたコンクリートの路面の上を、大量の水が結構な勢いで流れていく。枯れることなく流れ続けている所為か、水の流れている箇所では、足元に若干ぬるっとした感触を感じる。こんなところでうっかりコケようものなら一大事だ(笑)。
 
 タイヤの周りに出来た飛沫で何となく分かると思うが、見た目以上にそこそこ深さもあって、ここに停車するために足を着いたら、あっという間にブーツの中に浸水してしまい、この後しばらく足を湿らせたままのツーリングとなってしまったが、後悔はしていない(笑)。
 
 そして、沢沿いの道から左手に沢を渡って延びるこの道が、西山線の本線なのだそうだ。みやさんによれば、この奥で先程の越路線や、その他この周辺の多くの林道が繋がっているのだそうだ。残念ながらチェーンで閉じられているが、ぬうう、行ってみたい・・・!
 
 さて、このみやさん、一体何をしているところでしょうか?
 正解は、「前日に届いたばかりのGoProをメットにマウントしてきたものの、それで写真を撮るのにいちいちマウントから外すのが面倒なので、そのままメット越しに撮影しているの図」でした!
 
 そして、分岐から直進方向に伸びる道も、すぐ先でチェーン閉鎖されているが、この周辺は一体どれだけの林道が張り巡らされているのだろう?雰囲気も良さそうだし、もしかしてこの先にも洗い越しがあったりもするのだろうか。ううう、気になる・・・。
 
 まあでも、こんな僅かな区間の中で、たくさんの洗い越しを見ることも出来たし、この西山線もとても楽しかった!
 
 それでは再び国道へ出て、次の目的地に向かうよ!
 
 次の目的地へと向かう途中、山中湖の湖畔から富士山を見張らせるところがあったので、立ち寄って赤BAJA3台で記念撮影!
 
 富士山の周囲に僅かに雲が掛かっているが、頭上の空は雲ひとつ無い、抜けるような青空!
 ほんの数日前まで、この週末の天気は芳しくないという予報が出ていたので、当日になってのこの快晴は本当に嬉しい!ここで3人、思い思いに写真を撮りまくった(笑)。
 
 それにしてもこの3台、1台たりともオリジナルの外装がいないってのがまた(笑)。しかも全員赤だし。そもそもオリジナルのBAJAには赤のカラバリは無かったんだよな(「ワイン」ってのは有ったが)。
 
 山中湖畔を走行中、先頭を行くペ☆ヤングさんが後方を撮ってくれていた。
 
 なので、こちらもお返しとばかりに撮り返す。素晴らしい秋晴れの下で聳える富士山の姿が実に美しい!
 さて、次に向かう目的地は、通れるかどうか、状況がちょっと不明瞭ではあるのだが・・・とりあえず行ってみよう!
 
Aへ続く。