| |
 |
みなさんこんばんは、ナノレカワです。
現在時刻、17：12。ここは奥多摩町の林道真名井線の起点でございます。
|
|
 |
何故こんな時間に、こんなところにいるのかというと、いまを遡ること６時間・・・。
|
|
------------------------------
|
 |
|
|
 |
ここ数年、タマチャリンさんたちとは毎年登山に出掛けていた（まあ、登山と言ってもこんなとこだったりこんなとこだったりと、ちょっと変り種的な場所が多いが 笑）。
今年も例に漏れず、秋頃に山歩きの計画を立ててはいたのだが、そんな中、今年はあの悪しき台風１９号によって、各地の登山道も壊滅的な被害を受けている様子がちらほらと流れてくるようになった。今回目的としていた場所もどれだけの被害を受けたのかは判然としていなかったが、あれだけの被害をもたらした台風の直後で、気分的にも山歩きに出掛ける気分にもならず、今回の登山は一旦中止の判断となった。
その代わりと言ってはなんだが、近場でＢＢＱでもしましょうかという話が持ち上がり、今日の開催と相成った。
|
|
 |
受付を通過して斜面を下るとキャンプ場の敷地へと出る。
|
|
 |
沢沿いのキャンプ場なので敷地は谷合となり、この時期には陽射しは届かないが、このひっそりとした雰囲気は悪くはない。こんなにマイナーそうな場所なのに（と言っては失礼かもしれないが）、この日は他に２組ほどがテントを張ってキャンプを愉しんでいた。
|
|
 |
キャンプ場の脇を流れる水根沢沿いには、こじんまりとした水位観測所があった。自然の中にふとこういった人工物のある景色もなかなかに良き。
ちなみに俺は結局見ていないのだが、ここを少し遡って行くと小さな滝があったとタマチャリンさんが言っていた。
|
|
 |
ここから見上げる空は申し分の無い快晴！今日は一日天気の心配はいらないだろう。
|
|
 |
一番最初に到着していたタマチャリンさんが、既にかまどを組んでくれていたので早速火を起こす。
|
|
 |
さあ、焼くぞ！って、うはは、早速696さん持参のウインナー攻めが始まった！とにかく網の上に並べられたものを次々と焼いては平らげていく。
|
|
 |
だいぶ端折ってはいるが、肉もどんどん焼くぞ！つーか、何かやたら肉ばかり焼いてた感じだったけど、少しだけ買ってきたキノコ類のホイル焼きがめちゃめちゃ旨かったなあ。もっと買っていけば良かった。
しかしこうやって焚き火を囲んで肉を焼くって、それだけのことが本当に楽しいな。
|
|
 |
ひたすら食い続けて、みんなそれなりに腹も膨れてきたというタイミングで、タマチャリンさんがナンとカレーを投入してきた！これにはさすがに驚いたが（笑）、直火で焼いたナンがまた意外とイケる！
|
|
 |
そんな最中、コック長まあもさんがなにやら調理を始めた。い、今からまだ作るんですかい！？？
|
|
 |
このタイミングでこのヴォリューム！く、食いきれるのかな・・・（笑）？
|
|
 |
ひとしきり肉を食った後で、まあもさんが「甘いもの、食べたい？」と言ってきた。食べたい！と即答したものの、何が出てくるのかと思ったら、なんとバナナを直火に突っ込んで焼き始めた！このあと皮を剥いて砂糖とシナモンパウダーを振り掛けて食べたのだが、これがめちゃめちゃ旨かった！
今回のＢＢＱも、ぶっちゃけまあもさんがいれば何とかなるやろ、とか思ってたけど、ここまでやるとは！ってか、どんだけ食料持ってきたのよ（笑）。
|
|
 |
もう胃袋には何も入らん、というところまで食べ続け、あとは残りの薪と炭が燃え尽きるまで、ただ焚き火を囲んでのんびりと過ごした。
|
|
 |
そんなＢＢＱをひとしきり愉しんで、現地で解散となった。いつもの山歩きのような、緊張感もこれといった達成感（笑）も無いけれど、たまにはこういう気軽な集まりもいいもんだなー。またやりましょう！
というわけで、ＢＢＱ自体は終わったんだけど、せっかく奥多摩まで来たので林道の１本も走って帰りたいな。このキャンプ場からあと少しだけ上って行くと林道水根沢線に至るのだが、それほど長くも無い林道なので、どうせなら国道を引き返した途中で寄り道をしようかな。タマチャリンさんと696さんによると、林道大丹波線は奥多摩ビジターセンターのWebサイトに通行止めとの情報が出ていたそうだが、林道真名井線については特に触れられていなかったそうだ。じゃあ、せっかくならその真名井線に行ってみるか・・・。
|
|
------------------------------
|
 |
という訳で真名井線までやって来たのだが・・・。
キャンプ場を出たのが既に16時半過ぎ、その時点ではまだ空は明るさが残っていたのだが、この時期の山の中は、17時を過ぎればもうこんなに真っ暗になってしまう。写真はやや明るさを補正しているが、実際はＢＡＪＡのライトが照らしたポイントだけしか見えないような闇の中。試しに一旦エンジンを切ってみたのだが、この世にこんな闇があるのかと思うくらいの暗闇に包まれてしまった。そりゃそうだ、他に明かりなんてどこにも無いんだから・・・。
|
|
 |
起点標識のすぐ先にはＡ型バリケードが置かれていたが、そこには「台風接近につき通行止」と書かれていた。これは恐らく、台風19号の接近に伴って設置されたものだろうと思うが、それ以降林道の状況の確認などはなされていないのだろうか。
|
|
 |
。少なくともその台風が通過した現在では、この張り紙の効力は既に失われていると解釈し、ＢＡＪＡで少し進んでみることにした。ただ、この写真でも分かると思うが、路面は既にこの地点から洗掘が続き、この暗闇の中を進むコンディションとしてはかなり悪い・・・。
|
|
 |
それでも、そこから２００ｍほどは進んでみたのだが、路面の洗掘は途切れることが無く、さらに溝の中には大粒の石くれが転がり、状況は悪化する一方なので、ここで無理をしてもしょうがないと思い、これで引き返すことにした。なので、大した内容も無いが、どんな些細なことでも林道を走った記録は記しておくのがこのサイトの方針なので、一応残しておきますね（笑）。
というわけで、ＢＢＱ楽しかったというお話でした！それではまた！
|
|
 |