@はこちら。
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登山開始から約2時間、山頂手前の広場に到着した。この写真では分からないと思うが、実際のこの場所は多くの人でごった返していた。
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武甲山御嶽神社に到着だ!木製の鳥居が厳かな雰囲気を醸してとても良い!
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社殿向かって右手のこちらが阿形。身体に対して頭を90度曲げた姿勢で前方を見据えている。あばらの造形もしっかりと成されている。
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特徴的なのがこの頭部の造形で、目が上方向を見るように頭部の上面に彫られている。また、鼻もまるで人間のそれのように鼻筋が盛り上がった造形となっている。牙も鋸のようなギザギザの形状を剥き出しにし、からりの迫力を感じる。
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社殿向かって左手のこちらが吽形。阿形と対となる姿勢をしている。
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頭部のテイストも基本的には阿形と同様だが、こちらの目元はやや前方に向かっている。口を閉じている造形で阿形よりもだいぶ穏やかな表情に感じる。
台座には大正拾年と書かれていた。かなり年季の入ったお犬さまだ。
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と、夢中になってお犬さまの写真を撮っていたら、いつの間にか2人が山頂へ向けて歩き出していたらしく、姿が見えなくなっていたので慌てて追いかけてきた(笑)。
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標高1,304m、武甲山山頂だ!
この柵のある山頂の景色はウェブなどでも見たことはあったが、実際にこの場に立ってみて、こんなに狭い場所だったのかと驚いた。
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ここからの景色を眺める。空気はやや霞んでいるものの、開けた景色がよく見渡せる。いやあ、いい眺めだなあ。
この後、神社の前まで戻り休憩を取ったのだが、そこでのまあもさんの抱腹絶倒エピソードがタマチャリンさんのブログで綴られているので是非観に行って欲しいッ!(俺は何故かそこでの写真を1枚も撮っていなかった・・・笑。)
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で、ここでの昼飯はさすがに時間が早いということで、少々の休憩を取り、次の目的地である子持山を目指して歩き出す。隣の山へ行くということで、ここからは一旦下りの道となる。
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その下りの道というのが、また結構な急勾配で、この後の登り返しを考えると若干憂鬱になる・・・(笑)。
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やがて一旦斜度が落ち着く区間に入ったが、明るく陽の差し込むこの稜線上の雰囲気がとても良かった。
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この周囲にはカラマツが生えていた。秋に来たらさぞ綺麗だろうな。まあ、さすがにここ「だけ」のためには来れないけど・・・(笑)。
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下りとなる道から水平に前方を見ると、次に向かう子持山が見えていた。このまま水平に移動したい・・・。
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武甲山から下り始めて約20分(あれ?そんなもんだった?)でシラジクボに到着。
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ここは武甲山と子持山の間の鞍部となっている地点で、標高は1,088m、200m強を下ってきたことになる。
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そしてここからは、V字状に子持山山頂へ向けて登り返していく・・・。
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この辺りはわりと穏やかな区間だが、その分標高は稼げていないということだ・・・。
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な、なんだこれは?根元だけやけに太く、1mほどの高さで急に半分ほどの太さになってそのまま伸びている。どういう条件でこのような状態になるのだろう、不思議だ・・・。
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さて、ここから先は急斜面を一気に登り詰めるスパルタンな区間になる。
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ここなんて、どこが道か分からねーじゃん!なんか、この辺りはずっとしんどいしんどい言いながら歩いてた気がする・・・(笑)。
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そんな道をヒーヒー言いながら登り続け、シラジクボから45分ほどで子持山山頂に到着。
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標高は1,269m。武甲山から白地久保まで下った分をほぼ登り返してきたことになる。
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振り返れば武甲山の山頂がくっきりと見えていた。だ、誰かこの山頂の間に橋を架けてくれ・・・(笑)!
で、だいぶ腹も減ってきていたので、本当は子持山に着いた時点で昼飯にしたかったのだが、日当たりのいいこの場所はやたらとハエが飛び回っていて、落ち着いて飯に出来る状況ではなかった!
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なので、山頂での休憩もそこそこに、空腹に耐えながらもう少しだけ前進することにしたんだ我々はッ!
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続いての目的地である大持山へ向かって、再度山頂から下っていく。道沿いには所々でツツジの花が咲き、微かな癒しを与えてくれる。新緑の中に浮かぶ淡い朱色の色彩が綺麗だ・・・。
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これは落雷によるものだろうか、杉の幹が中ほどでぼっきりと折れてしまっていた。
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この辺りは道幅も狭く、やたらと急斜面を下るような場所が頻繁に現れる。ここなんてもはや崖かよ、って言うね・・・。
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途中、少し景色が開けた場所があったのだが、ここも道が狭くて腰掛けて飯に出来るような場所ではなかったので、もうちょっと進みますか・・・。
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道が鞍部に差し掛かったところで、道の脇に少しスペースが開けたところを見つけた。
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平坦ではないけど、腰掛けることはできそうだ。よし、ここで昼飯じゃあ!
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だぁーっ!腹減ったー!さすがに大持山の山頂まではもう腹が持たなかったぞ!
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と、俺がいつも通りカップ麺を作っている横で、2人は何やら調理を始めたぞ!まあもさんは強もホットサンドで、タマチャリンさんは何と、チャーハンにサバの実をほぐして炒めた鯖チャーハンを作っていた!がはは!2人ともこんなもの持ってきていたのか!
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ようやく腹も落ち着いたところで、再び前進開始。つーか、この区間はこんな岩場を下ったり、なかなか荒っぽい地点が多いな。
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山頂へ向けて登り返し、途中こんな感じの「おや、山頂か!?」というようなニセ山頂を見ては、その奥にさらに登りが待っているということを何度も繰り返し、ここもニセ山頂か、と思っていると・・・。
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ここはほんの僅かのスペースなのだが、外側に視界が開けていて抜群の眺望が待っていた。
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その眺めがこれだ!遠くの山肌の中腹に、そこに沿うように渡っていく送電鉄塔が見えている。この光景、めちゃめちゃ好きなんだよなあ。
ちなみに、この写真の下に見切れている岩の向こう側は断崖絶壁となっている。この景色はその賜物でもあるのだが、この高さではさすがに怖すぎてとてもギリギリまでは近寄れないんだぜ!
空は薄曇りだが、今日の登山ではこのくらいの天気がちょうど良かったかもしれない。剥き出しの太陽に照らされてたら途中でくたばってたかも・・・。
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そして、っこからもう目と鼻の先に大持山の山頂が見えている。あと少し・・・あと少しだ!
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ただ、位置的には目と鼻の先と言っても、ここから先にはまたしても下りが待っている。も、もう勘弁してくれえ!
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ここはタマチャリンさんが「デブの門番」と呼ぶ、岩の隙間を通る地点。確かに狭い隙間だし、さらにその向こうが下りになっていてなかなか通るのに気を遣う場所だったが、改めてこの写真を見ると、もしかして岩の間を削って最低限の幅の道を通したのか?
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とにかく険しい登り返しの区間が多く、途中はひたすらしんどい思いをしていた記憶があるが、そのせいか、あまり写真を撮っていなかった。そんな道を登り続けていると、道の先が明るくなってきた。
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子持山山頂から1時間20分を要して(昼飯休憩も含む)、大持山山頂に到着!
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標高は1,294m。武甲山と子持山、大持山ってほとんど標高が同じくらいなのね。ここへ至るまで、何度山頂間が平坦だったらと思ったことか(笑)。
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Bへ続く。
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