@はこちら。
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そういえば、せっかく桐生市に来たなら、次の林道へ行くついでに1ヶ所寄り道をして行こうと思い、上毛電気鉄道上毛線の富士山下駅へやってきた。
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この駅のすぐ脇には上毛線第104号踏切があり、そこには電鈴式(打鐘式)警報器というものが設置されていて、打鐘式独特の「カンカンカン・・・」という素朴な音色が聞けるため、今日もその音を聴いていこうと思ってやって来た・・・のだが・・・以前来た時と何か様子が違う・・・。
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ああっ!踏切が閉鎖されている!ぱっと見で、来る場所を間違えたのかと思うくらいの違和感を感じたのはこの所為だったか!
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以前はここに電鈴式警報器が立っていて、静かな景色の中にその素朴な音色を鳴らしていたんだよなあ。まさか無くなってしまうとは思わなかった。前回来たのは2年前だったけど、この目と耳で体験することが出来て良かった・・・。
ちなみに前回ここに来た時のことを、警報機の動画も含めてその日の日記に書いてあるので興味があれば是非見て欲しい。
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線路の向こう側にあるこの「フヂヤマパン」の看板も好きだったんだけど、これでもう見納めだなあ。
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次の目的地へ向けて県道を走っていると、その道沿いに見慣れた看板があることに気づいた。おおっ!?まといリスだ!こんな人里の県道沿いにあるなんてずいぶんと珍しいな。
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さて、続いてやってきたのは林道忍山線。とはいえ、ここはまだ林道起点に至る前の未舗装区間だ。
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この忍山線は、2年前に桐生に来た時に走っているが、この起点手前の沢沿い区間の雰囲気がとても良くて、またいつか来たいと思っていた。
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特にこのゴルジュになった地形の中を流れる沢がとても印象に残っていた。たまたまここを通過するときに陽が翳ってしまったのが惜しい・・・。
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そんな沢沿いの道を気持ちよく走っていると、ふと道のすぐ脇に建つ廃墟があることに気づいた。
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これは前回走ったときの記憶に全くなかったけど、気づいていなかったのか、全くスルーしていただけなのか・・・でも、見てしまった以上、ちょっと覗きたくなるのが人情ってもんだよね・・・?
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いやー、でもさすがにここまでだわ!これ以上は無理!
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ということでさらに先へ進み、ようやく林道忍山線の起点に到着した。ただ、あくまでもここが林道の起点ということで、ここまでもダート区間がそれなりに続いているうえ、前述のように綺麗な沢に沿って走るのでなかなか楽しめるのではないかと思う。
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そこから少しすると、右手にカーブして続く忍山線本線と、直進方向に延びる林道梅田小平線との分岐に着く。まずは忍山線を進み、後ほど梅田小平線を走ってみよう。
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そういえば、ちょうど今この山域の伐採が進められているようで、前回来た時には無かったような気がするが、結構な数の作業道が分岐していた。
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斜面の下にも、どこまで続いているのか分からない作業道が見える。たぶんふっかふかで走りづらそうな気がするけど・・・(笑)。
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起点から1.9kmほどで再び分岐が現れる。ちょうどこの地点が林道忍山線の終点となっていて、ここから右手に国有林林道の忍山林道が道なりに続いているが、200m先でチェーンゲートに行き着く。
そして、直進方向は恐らく作業道だと思うが、前回来た時にこのすぐ先で見た景色が何故だかとても印象に残っていた。
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そして、前回とほぼ同じ位置から撮ったのがこちら。前回来たのは4月の上旬で、そのときはまだ緑が芽吹く前で、路上に燦々と陽が落ちる明るい景色がとても良かったのだが、今日は周囲の木々も力強い緑に覆われ、だいぶ鬱蒼とした印象になっている。当たり前だが、山の中ではたった2か月の移り変わりがこれだけ景色を変えてしまうんだな。
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そのままそこそこ斜度のある道を進んでくると、少し広くなった地点に出る。
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道は一旦、ここで交差する沢を跨いでさらに奥へと続いているが、この先はここまでとは比較にならないほどの急勾配となり、前回少し進んでみたものの途中で引き返していた。なので今日はここで止めておくよ(笑)。
それはそうと、さすがにそろそろ腹も減ってきたな・・・。
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というわけで、今日はこの沢と道が交差する場所でラーメンタイムだ!やっぱり沢の流れる音を聴きながらのメシは格別だぜ。一応路肩ではあるけど、今日は日曜だから作業も無いだろうし、林道ツーリングでもこんなところまでそうそう人は来ないだろう(笑)。
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で、メシを食っているときに、ふと目の前の木にこんな貼紙があるのに気づいた。もしかして俺がラーメンすすってるところも写っちゃったりしたかな?
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さーて、腹ごなしも済んだし、そろそろ次へ行ってみようか。
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忍山線を引き返して、続いて林道梅田小平線へ。ここは前回数百m進んだだけで引き返してしまったものの、この先がどこへ出るかは検討が付いているのだが、今日はその場所まで通り抜けてみよう。
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この梅田小平線、普段から車通りが全く無いのか、路上は鹿のパラダイスと化していた。そのまま路上を走り去る鹿や、斜面を駆け上がって逃げていく鹿など、全部で6頭くらい見たかな。
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その先でトンネルがあった。忍山トンネルというらしいが、この手の林道のトンネルにありがちな、照明の全くないトンネルで、内部でカーブしているため先は見通せないが、銘板によれば長さは253mとのこと、一気に走り抜けてしまおう。
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トンネルを超えてしばらく進むと、見覚えのある橋に出た。鳴神大橋というその橋を渡った先で十字路になっているのだが、以前桐生に来た時に、ここからだと左手になる麓から延びる道を上ってここまで来ていた。
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その十字路から山側には高沢林道が延びているのだが、このすぐ先でチェーンゲートとなっている。前回はそれを知らずにここまで上ってきてスゴスゴと引き返したっけ・・・。
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そして、この地点から先にも梅田小平線は続いているのだが、ここから先はずいぶんと立入禁止の圧が強い・・・。
(ちなみにここから先を進めば恐らく林道赤柴線の終点に着くはずだが、そこまで行ったところで恐らく抜けられない 笑。)
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まあ、ここまでの区間を走れればとりえず満足だったので、大人しくここから麓へ下って行こう。
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ここも2年前にいちど走っているが、その時に見た、木漏れ日の降り注ぐ道の景色がとても印象的で、また走りたいと思っていた。
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前回見た景色よりもだいぶ緑は色濃くなっているが、それでも日差しの降り注ぐ明るい景色は、以前走ったときの印象そのままだ。
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路面は超が付くほどのフラットダートで、ついつい速度を上げてしまいたくなるが、そんな路面の所為か意外と4輪が走っていたりするので要注意だ。
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そんなフラットダートを気分よく走っていると、あっという間にゲート地点に着いた。起点からの距離を見ると僅か1.7km。あれ、ここってこんなに短かったっけ。
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まあ、それは別に良くて、そのゲート地点から脇に入って沢に下りてみよう。ここは前回来た時にメシにしたほど気に入った場所だった。
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堰堤の上を歩き、対岸まで渡ってみようと思ったものの、この上を流れる水流が、長い年月によってコンクリートを抉るほどの激しい勢いで流れているために、ここを通過するのは断念した。写真でこの勢いが伝わるだろうか。
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やっぱりこの水流を伝えたくて動画も撮ってみた(笑)。
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まあ、対岸に渡る必要は特になくて(笑)、再びこの景色が見れただけで満足だよ。ここでアイスコーヒーを飲んでしばらく涼んだ後、林道を引き返すことにした。
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いやー、しかし梅雨明け前だってのに今日は暑かったなー。晴れたのは良かったけど、今からこんな感じじゃ、今年の夏も厳しい暑さが待ってるんだろうなー。まあ、それも夏の楽しみではあるんだけどね。
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