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おはようございます!
ここは長野県小諸市のチェリーパークライン。これから向かう車坂峠まであと少しの地点で、眼下にはふかふかのベッドのような真っ白な雲海が広がっている。
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で、ついさっきまであの雲海の中を走ってたんスけどね?雲の中にいるってことは当然周囲もどんよりとした曇りになっているわけで、そんな中にいるときは(本日終了・・・)なんて気分にもなったけど、標高を上げて雲海を越えてしまえばこの青空よ!さっきまでの気分はどこへやら、この先の景色も俄然楽しみになってきた!
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この右手からは、浅間外輪山を巡る登山道が延びていて、ここは2017年に歩いている。
➡2017/09/03 浅間外輪山登山
・・・ってか、あれからもう7年も経つのか。強烈に印象に残ってるから、そんなに経ってる気がしてなかった。また歩きたいなあ・・・。
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で、本日まず向かうのは、その登山道の向かいに口を開けている道・・・。
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そう、湯の丸高峰林道だ!今日のメインの目的地は、まだここを抜けた先になるのだが、この湯の丸高峰もずいぶんと久しぶりになるので、メインの目的地の前に走っていくことにした。ちなみに先ほど浅間外輪山を歩いたのが7年前と言ったが、この湯の丸高峰林道を走るのは、なんと13年ぶりとなる。時の経つのが速すぎて恐ろしいよ・・・。
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道がダートになってすぐに現れるのがこの景色!ここは前回走ったときも強く印象に残っていた場所で、今日もこんな青空の下で走ることができることが本当に嬉しい!
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この序盤の区間は高峰マウンテンパークスキー場のゲレンデ内を通っていて、そのおかげで背の高い木や道沿いのガードレールなどもなく、この開放感のある景色が広がっている。久しぶりに来たけど、相変わらず素晴らしい眺望だ!
(ちなみに前回来たときは「アサマ2000パーク」という名前だったのだが、いつの間にか変わってたのね・・・。)
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ゲレンデの先に続く、遠くに青く霞む山々も素晴らしく美しいな。林道に入ってまだ間もないのに、景色に見惚れて全然先に進めなくなってる(笑)。
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その先に経つホテルの奥に、なにやら看板が立っているが・・・。
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お、ここのゲートって毎日閉めているのか。そもそも前回来たときはゲートがあったことにも気づいてなかったが、車で来た観光客とかは結構マジで気を付けないと怖いなこれ。
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稜線を越えて左側に視界が開けると、ここでも先ほどの雲海が見えている。
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いやあ、たまんねーなマジで!初っ端からこんなに空の広い絶景林道にテンションも爆上がりで、ひとりで「サイコー!サイコー!」とかつぶやきながら走ってた(笑)。
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前日までに見ていた今日の長野の天気予報では、確か「曇り時々晴れ」とかだったので、最悪ずっと曇りでたまに陽が差せば御の字くらいかな、程度に思っていた。それでも明日以降の予報がもっと芳しくない感じだったので、行くなら今日だと思いやって来たんだけど、ここまでの快晴に恵まれるとはいい意味で予想外だった。
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それにしても、相変わらず超絶フラットな路面が続いている。
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この写真の前方にも対向車が写っているが、ここは普通に乗用車も利用する道なので、それもあって路面が荒れたとしてもすぐに補修がされるのかもしれない。それに、道に極端な勾配もないので、もともと洗堀などが出来づらい環境でもあるのだろう。
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そして、スキー場区間からも見えていた、山の岩肌がむき出しになった地点。穏やかな緑の続く景色の中において、異質ともいえる荒涼とした表情が、山岳林道然とした雰囲気を醸してひときわ強いインパクトを放っている。
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ここも、秋になって黄葉したカラマツに囲まれた景色が見事なのだが、前回来たときは黄葉のピークにはやや早い時期だった。今年は秋になったらその景色を見に、もう一度来ようかなあ?
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なんて、周囲の景色にうっとりしながら走っていたら、あっという間にダート区間の終わりとなるゲートに着いてしまった。これが毎日17時に閉まるってゲートか。
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・・・なんで、ちょっとだけ引き返してきた。こんな晴天に恵まれたこの絶景林道を、一回だけで通り抜けてしまうのはあまりにも惜しかった(笑)。
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稜線にほど近い位置をトラバースするため、常に青空に包まれたような感覚で走ることができるこの湯の丸高峰林道。秋も素晴らしいと言ったが、もちろん真夏に見るこの力強い緑に囲まれた景色も素晴らしい。きっとどの季節に訪れても、その季節なりの感動が味わえる、あまりにも美しい山岳林道だ。
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いやあ、最高すぎやしないかい!13年ぶりの湯の丸高峰林道、堪能させてもらったよ!今年は黄葉のピークの時期になったらまた来たいな。
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延長4km強のダート区間を抜けたところに、池の平インフォメーションセンターが建っているのだが、その壁に付けられた看板が目についた。
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おおお!これ、以前ツイッター(現:X)で見たことあるやつだ!こんなところにあったのか!3匹それぞれのリスが発する「いけないのネエ!」「あげようネ」「いるのだよ」の口調が可愛すぎるんだわ!これを写真に収めることができてめっちゃ嬉しい!
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そしてもう1枚。こちらは初見だが、富永一郎テイストに溢れた、昭和臭タップリに描かれたハイカーのキャラクターがとにかく最高!「おいっ 手で取らずに写真で撮れょ!!」というモノホンのオヤジギャグな台詞も完璧!いやあ、良いものが見れた!
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そんな出合もありつつ湯の丸高峰林道を抜けてきた。この後は、ほぼ1時間をかけて本日のメインの目的地へと向かう。
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そんな道すがら、あるものが身について緊急停車!そのあるものとは・・・!
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そう!鋼製スリットダムだ!堤体に付けられた銘板によれば、渋沢川砂防堰堤というらしいこの堰堤、形式はCBBO型と思われるが、この形式としては最小規模になるのではないだろうか。いやあ、ここでも嬉しい発見だった。さあ、引き続き目的地へと向かおう!
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さっさと次の目的地へと向かうつもりだったのに、鋼製スリットダムを見つけるたびに、強力な磁石に引き寄せられるかのように足が止まってしまう(笑)!まあ、嬉しいから全然構わないんだけど。
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名称は「仙仁砂防堰堤」というこの堰堤。この形式は初めて見るもので、それもあってやたらと興奮してしまったんだけど、形式的にはなんてタイプだろう?後でちゃんと調べて図鑑に載せます!
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そして、下流側からも撮ろうと思ったんだけど、後で写真を見返したら、手前の草にピントが合ってて肝心の堰堤はボケてたって言うね(笑)。こんなところそうそう行く場所でもないからしっかり撮りたかったんだけど・・・まあ、このサイズならそんなに気にならないかな・・・。
さあ!今度こそこのまま一気に次の目的地に向かうぞ!
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②へ続く。
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