前回の飯能アルプス登山からちょうど一ヶ月、ここのところ思う様に時間が取れなかったり、天気が悪かったりでなかなか出掛けられなかったが、今日は久しぶりのソロ活動だ。
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本日やって来たのは小川町。ここはR254の旧道沿いで、この分岐にある「いし本食品工業」を目印に町道へと入る。
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その町道を道なりに進んでも良いのだが、途中で右手に枝分れする道を進むとやがてこの未舗装路に辿り着く。まずはこの道が走りたくてこちら側から来たのだが、道沿いに置いてある告知看板によると、どうやらこの先で道路工事をしているらしい。まあ、進んでも大丈夫だとは思うが・・・。
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その未舗装路を進むと、進行方向右手に折れる分岐が現れる。ここが本日の目的地、官倉林道だ(現在地はここ)。
ちなみに、今進んできた道(町道207号線というらしい)は道路改良工事の真っ最中だった。ここも舗装されちゃうのかなあ?
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うぬぅ〜、またしてもブレてしまったが、官倉林道開設記念碑だ(ブレてない写真はこちらをご覧ください・・・)。
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起点から400m程で、道の脇に駐車スペースがあり、その手前には登山届を出すポストも設置されている(ちゃんと出しましたよ)。今日はここにBAJAを停めて、ここから先は歩いていく。それじゃBAJA君、ちょっとここで待っててね。
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路面には、いくつもの排水溝が横切っている。道沿いには沢も流れているが、この辺りは湧きでる水が多いのかも知れない。
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延長九00米の林道を上り切ると、ここで車道の終点となる。
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そして、ここからは官ノ倉山へと続く登山道が延びている。
先ほど見た林道記念碑の裏面には、受益者一同の発起により開設されたこの林道の、維持管理の万全を祈念するという内容の碑文が記されている。開設当初の林道としての機能は既に全うしたとも思えるが、北向不動や、この登山口があることで、「林道の維持管理」という発起者の願いは今なお叶えられていると言えるだろう。
そして、以前初めてこの地を訪れたときにこの登山口を見て、その当日のレポに、
「いつの日になるかは分らないけれど、自分もいずれはここを歩いて登ってみたいものだ。」
と書いていた。あれから4年と2月・・・遂にここを歩いて登るときがやって来たぞ!前回の飯能アルプス登山の後、次はどこへ行こうかと考えたときに、実は真っ先に頭に思い浮かんだのがここだった。
今日はこの先の「ある目的地」まで行き、再びここへ戻ってくる予定だ。そんなに距離も無いはずだし、長めに見積もってもも4〜5時間もあれば戻って来られるだろう。現在時刻9:23AM、スタート!
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さっそく登山道へと歩き出す。周囲の斜面はシダが覆い尽くし、この辺りの林道の終点付近でもよく見られる光景が広がっている。
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それにしても、ずいぶんと穏やかで歩きやすい道だなー。
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木の根っこ階段来たー!
でも、この根っこ階段って好きなんだ!テンション上がるぜ(笑)!
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その根っ子階段を過ぎるとすぐに、今度はくさり場が現れる。
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事前に軽く下調べをしていたのでこのくさり場の存在は知っていたが、登る分にはくさりを使う必要は無さそうだな・・・。
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くさり場を過ぎると今度は尾根を通る穏やかな道となる。まだ歩き始めてちょっとしか経ってないけど、道の表情がコロコロ変わってなかなか面白いな。
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ちょっとした登りの先に空が広がって来た。もしかして・・・。
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標高344.2m、石尊山に到着!登山口から登り始めて僅か13分!近っ!
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生憎空は霞んできてしまっているが、低山とはいえ、平野に向かって視界が開けているのでなかなかの眺め。
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山頂は誰一人いなくて休憩にはもってこいだが、さすがに休憩には早すぎる(笑)。写真を撮ったらすぐにこのまま先へ進もう。
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山頂から少し進むと、一気に急激な下りとなる。立ち枯れした木の幹に赤ペンキで「キケン」と書かれているが、実際かなり滑りやすいので注意して下ろう。
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左手は「外秩父七峰縦走ハイキングコース」となっている。なるほど、官倉林道に入ってからずっと案内されていたハイキングコースとここで分かれるわけだな。そして、これから目指す官ノ倉山方面はこの直進ルートを上っていく。
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ここも結構急な登りとなっている。木の根っこを足掛かりに着実に進んでいこう。
登っていくと道の脇には視界が開け、奥武蔵の山々が姿を現した。そしてこのすぐ先で・・・。
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標高344.7m、官ノ倉山山頂に到着!
・・・って、あれ?さっきの石尊山との標高差・・・何と僅か50cm(笑)!確かに一度下ってまた登って来るけど、本当にひと跨ぎ分しか違わないのね。
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そんなワケで、さっき石尊山で見た景色と大して変わり映えもないですがご覧ください(笑)。一応、ずっと歩いてきた身にしてみればそれなりに満足感はあるんだけどね。
そういえば、ここでやはりソロの方が休憩していたのだが、その所為かうっかり山頂の様子を撮り忘れてしまった。まあ、あとでもう一度戻ってくるからその時でいいかあ・・・。
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官ノ倉山には着いたが、今日の本当の目的地はまだこの先にある。
そして、山頂を過ぎるということはやはり下るというワケでございまして。ここはかなりゴツゴツした岩も露出しているので、躓いたりしないように気をつけねば。
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道は再び尾根を通る。普段の林道ツーリングだと、尾根上を走ることってめったにあることでは無いので、こういう道を通るのが自分のような登山初心者には実に新鮮だ。
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やがて、周囲が平坦な地形となっている場所に着いた。
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地図によると、官ノ倉峠っていうのかな?峠と言うか、鞍部のようにも見えるが・・・。
この先は道が三方向に分かれている。
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まず、左右に分岐する道はそれぞれ、安戸バス停方面と東部竹沢駅に下る道になっている。しかし、俺が進もうとしているのはこのどちらでも無く、もうひとつの直進方向に延びる道なのだが・・・。
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Aへ続く。
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