新緑の御荷鉾スーパー林道へ!
2019/05/25 群馬県藤岡市〜下仁田町・御荷鉾スーパー林道-@
 
 5月も下旬になって、山の方でもだいぶ新緑が芽吹いてくる時期になってきましたね。各地の林道の冬季閉鎖もぼちぼち開け始める頃で、少し前には群馬の万沢林道の冬季閉鎖も解除となったので、次の林道ツーリングは秋鹿大影〜万沢のコースもいいかな、なんて思っていたのだけれど、ここ最近やたらと新緑の御荷鉾スーパー林道の様子を目にするんですよ。そんなのを見せられたら俺も走りたくなっちゃうじゃないですか・・・。
 
 というわけで、やって来ちゃいました!御荷鉾スーパー林道
 
 今日は天気も上々!新緑に包まれた景色にも気体が高まるぜ!それじゃ、1年半ぶりとなる御荷鉾スーパー林道、行ってみよう!
 
 県道46号線からの分岐に入り、100m程でダートとなるのは変わらず。そしてさっそく陽の光を浴びた新緑が美しすぎる!
 
 ダートに入って程なく、左手に山の神展望台への入り口がある。今日のこの天気なら、かなりの絶景が望めそうだ。
 で、ここへ立ち寄っている間、俺とBAJAの姿を誰かに目撃されていたようなのだが・・・?
 
 それはともかく、斜面を登り始めるとすぐに展望台が見えてくる。
 
 オッケー!最高!文句なしだ(笑)!雲ひとつ無い青空が視界いっぱいに広がって、今日のこれからの景色も存分に楽しめそうだ!
 
 林道に復帰して先へと進む。前半は見ての通り、非の打ち所の無い超絶フラットダートが続いている。
 
 この地点も、御荷鉾らしさを感じる地点のひとつだ。
 
 太陽の光をたっぷりと蓄えて、自ら発光しているかのような新緑と、木々の隙間から覗く青空の色彩に心が満たされていくのが分かる。こんなに絶好の天気の日に来ることが出来て本っ当に良かった!
 
 ここも御荷鉾のなかで印象的な地点だが、まだ時間が早い所為か、路上に落ちる木々の影がやや多い。どうせ今日は往復するつもりなので、ここはまた後で立ち寄ろう。
 
 で、そんなこんなでいつものように頻繁に停車して写真を撮りまくっていたわけだが、そんなとき、後方からやって来たひとりのライダーに「ナノレカワさんですか?」と声を掛けられた。
 
 なんでも、まあもさんとよくやり取りをしているとのことで、お名前を伺うと、なんとmakiさんでした!言われて見れば、このフォグランプの付いたセローには確かに見覚えがある!で、こちらのことは、トリコロールタンクのBAJAに、ナンバーで確信したのだそうだ(笑)。
 ここで、この後の予定のことなどを少し話しそれぞれ出発したのだが、お互いに写真を撮りながらの走行なので、しばらくは抜きつ抜かれつの状態で進むことに(笑)。
 
 ちなみに、後から連絡が来て判明したのだが、この日はまあもさんもこの御荷鉾スーパー林道に来ていたとのことだった!まあもさんが御荷鉾に入ったのが午後からだったそうなので、残念ながら会うことは出来なかったが、上手く時間が合っていれば奇跡のスリーショットが撮れたかも(笑)。
 
 路肩の木々が途切れるこの場所も定番の撮影スポットだよね。遠くまで連なる山々が空気に霞んで淡いグラデーションを描き出している。
 
 そして再び森の中に入れば、周囲は新緑の色素が溶け込んだかのような柔らかな空気に包まれる。
 
 うはははは!もう最高すぎて走りながら変な笑いが出てくるよ!
 
 御荷鉾スーパー林道の良さのひとつとして、全般的に稜線に沿って道が延びているために、ところどころで道の両側に開放感を感じる景色があることが挙げられる。このようなシチュエーションの林道は、関東近郊ではなかなか目にすることが無いと思う。
 
 稜線に沿っている道なので、極端な勾配のアップダウンも無く、オフロード初心者にはうってつけの林道だと思う。そのうえこんなに最高な景色が広がっているとあれば、もし周囲に林道にはまらせたいと思っている人がいるのならば、まずはここに連れてくるのがいいかも(笑)。
 
 これはツツジかな。森林公園管理棟の辺りも含め、御荷鉾といえばこの花が印象的だよね。
 
 あー、やっぱり最高だ御荷鉾スーパー林道。もう褒め称える言葉すらも出てこないよ(笑)。
 
 ダート区間もそろそろ終盤。一旦舗装路に出たところで見えるこの眺め。
 
 地平線の遥か向こうまでもう山しか無いんじゃないかと錯覚するほどのこの景色。なんて美しいんだ・・・。
 
 叶山鉱山もこんなにクッキリと見えてるぜ!
 
 いやー、楽しい。天気も道も景色も本当に最高のコンディション!
 
 カーブの先に次々と現れる景色がどれも最高すぎて、頻繁に停車してシャッターを切りまくるもんだから、僅か12km程のダートが一向に進まないのだ(笑)。
 
 それでも、ようやく下仁田方面への分岐に合流する舗装区間に到着した。このまま直進して、あの場所へ立ち寄って行こう。
 
 八倉峠の崩落地点だ。ここも御荷鉾に来たときは必ず立ち寄って写真を撮っていく場所だ。
 ちょうど俺がここに着くと、先に到着していたmakiさんが入れ替わりで出発していった。またどこかで!
 
 相変わらずの絶景だ。ここからは、新緑に包まれた山並に加え、今日はまだ雪の残る山の姿も遠くに見えている。
 
 BAJAの後方に見える、あの冠雪した山。あれはどこの山なんだろう。
 
 そんなことを考えながら周囲をぐるっと見回していると、ここから浅間山の姿が見えることにも、今日始めて気づいた。また外輪山歩きたいなー。
 
 八倉峠を後にして更に進むと、このスーパー林道展望台への入り口が現れる。こんないい天気の日は寄っていくしかないっしょ!
 
 急勾配のコンクリ舗装の道を上って行くと、展望台の向こうに、無線やらキャンプやらの先客がいたので、今日はそこまで上らずにここで写真を撮ることにしよう。
 
 って!いやいやいや!全然ここでいい!ってか、ここがいい!
 何なんだここからの景色は!もう最高以外の言葉が出て来ねえじゃねえか(笑)!
 
 ここから広がるパノラマに見惚れて、BAJAをあの一箇所に停めたまま、あちこちと角度を変えて何度もシャッターを切った。にも関わらず、この絶景から離れるのが何だか惜しくて、しばらくここからの景色を眺めた。
 
 八倉峠を後にして先へと進む。今日はあちこちで、伐採した丸太が詰まれた場所があった。そのおかげで、見晴らしのいい場所が多くあったし、これがあると香しい気の匂いが周囲に立ちこめて気持ちがいいんだよね。
 
 よくある写真だけど、つい撮っちゃう(笑)。
 
 さて、それじゃあ下仁田の町へ向けて下って行こう。今日はこの後、前回訪れたときにも行った、下仁田の「一番」へ向かうのだ!1年半ぶりの、あの餃子がもう待ち遠しくて仕方ないのだ!
 
 下仁田の町へ向かう途中で見かけた看板。少年、貫禄ありすぎだろ・・・!
 
 そしてこの交通安全の看板!前回来たときも目にしていたのに、周りの人の目を気にして素通りしてしまったやつ!今日はバッチリ撮ってきたぞ!やったー!めっちゃ嬉しい(笑)!
 
 「子供を守りましょう」とは書いてあるけど、2人とも・・・。
 
 ・・・いい大人ですよね?
 
 さあ、こんな寄り道しててもまだ時間は余ってるけど、いよいよ一番へ向かうぞ!
 
Aへ続く。