皆様こんにちは。ナノレカワです。
だいぶご無沙汰してしまいましたが、、ようやく林道へ行く余裕が出来ました。前回、入会線に行ってから丸々3ヶ月が経ち、気づけば10月も後半ですよ!一体どうなってんだよ!
で、この時期になると周囲からは各地の紅葉の様子なども伝わってきて、そんな中どこへ走りに行こうとなれば真っ先に挙がるのが、そう!我らが中津川林道ですよ!というわけで、3ヶ月振りの林道ツーリングの行き先は中津川林道に決定!
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というわけで早速奥秩父へとやって来た。現在時刻10:46AM。普段から考えればだいぶ遅い時間だが、つい数日前まで死ぬほど忙しかったせいもあって、どうしても早起きが出来なかったんだもん。それでも、紅葉シーズンだから途中で混んだりしてもうすこし時間掛るかとも思ったけど、なかなかいいペースでここまで来れたな。
現在いるここは県道210号中津川三峰口停車場線。このまま直進して中津川林道を目指す。
で、今回は本当にただ紅葉の中津川に行ってきました、ってだけの内容なので、テキトーに写真を流し見しながらでもご覧頂ければと思います(笑)。
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途中、道路脇の駐車スペースでちょっと停車。周囲の色づきを見る感じでは、中津峡の紅葉のピークは来週辺りってところかな。
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神流川出合で県道210号線と分かれ、いよいよ中津川林道へと入る。ううう〜、これから目の前のあの紅葉の中に入っていくかと思うと、めちゃめちゃ楽しみだぜ!
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そして森林科学館前に立ち寄り、まるで儀式のようにお決まりの一枚を撮る(笑)。さあ行くぞ!秋の中津川林道へ!
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そう勢い込んで走り出すと、いきなり目の前に広がるこの景色!まだ舗装区間を抜けてもいないのに早速停車しております(笑)。
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そしてダート区間に入り、いよいよ中津川林道の真髄へと向かって奥へ奥へと進んでいく。
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今年は夏の林道は端から諦めてはいたけれど、本当は時間的な余裕が出来るまでこんなに長くかかるはずではなかったんだよなあ。でも、何とか中津川の紅葉には間に合って本当に良かった。これすらも逃してしまったらもう泣くに泣けないよ(笑)。
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色合い的にはまだ緑を残しつつも、日の光を受けて輝く木々の葉が実に美しい。
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天気も申し分なく、これ以上ないくらい爽快な気分。やっぱり紅葉は青空の下で見てこそナンボだよ!
この先で、中津川へ来ると大抵立ち寄る、旧タイプ標識でおなじみ(?)の林道大山沢線があるのだが、今回はまあ寄らなくてもいいかな、なんて思ってそのまま走り抜けようと思っていたところ、その大山沢線の起点前でカメラを構えながらこちらに向かって大きく手を振ってる人がいる。んん、誰だ?・・・あ!
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何とTKさんでした。どうも御無沙汰しております!こんなところで遭遇するなんて何という偶然・・・いや、この時期の中津川なら、じゅうぶん有り得る話か(笑)。
今日は車で来ているとのことで、残念ながらご一緒することは出来ないけれど、そのうちまたどっか走りにでも行きましょう。
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で、折角立ち寄ったのでやっぱり撮っていこう。紅葉の中に佇む林道大山沢線の旧タイプ標識。どうですか、素晴らしいですよねえ〜。ね?
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大山沢線を後にして更に奥へと進んでいくと、周囲の葉は赤味を増し、いよいよ秋の中津川の真価を発揮する。
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おおお!どうだこの色彩!これだよ!これが秋の中津川だよ!この景色が見たかったんだよ!
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去年の秋も中津川には来ていたんだけど、BAJAで来た時は紅葉にはまだ早く、その次の時は自転車で奥秩父林道に行っただけだったので、こんなにじっくりと中津川林道本線の紅葉を味わうのは本当に久しぶりだ。
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おおっと、ここは最近お気に入りの地点だ。たまたまなのか、この周囲は紅葉の進み具合がちょっと遅いようだけど、陽の光を反射してきらきらと輝く水面が実に綺麗だ。
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どうだいBAJA君、紅葉の中津川は最高だねえ。
実は、今朝起きられなかったら今日は走りに出るのをやめようか、何てことも薄っすらと考えてはいたのだが、やはり頑張って出てきて良かった!
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突然だがここは大河俣林道の起点だ。去年、奥秩父林道の帰りに歩いて立ち寄って見たのだが、その時は時刻も既に昼を回り、この道沿いもすっかり日陰になってしまっていた。幸い今日はまだこの先が陽に照らされているようなので、今のうちにちょっとだけ入ってみよう。
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おおお!そうそう、これだよ!去年見せたかった景色は!
この先にある中津・西沢の大カツラへと向かう一部の登山者以外、ほぼ人の立ち入ることの無いと思われるこの道は、その路上一面を秋色の落ち葉で覆い尽くされ、物静かな佇まいを見せている。
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道に沿って流れる金蔵沢は、限りなく透明な水を湛え、その水面に黄金色の落ち葉を漂わせている。
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足元を覆い尽くす落ち葉を踏み締める音だけが響く道をゆっくりと進む。ようやくこんな時間を過ごせるようになったんだなあと、この静かな山の中、一人その幸せを噛み締めるナノレカワなのであった(笑)。
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ここからはいよいよ中津川と離れ、峠へと向けて高度を上げていく。
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標高を上げるにつれ、次第に視界が開ける場所が増えてくる。
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目の前には、鮮やかな秋色に染まった山肌が聳えている。一年のうちでも、秋の僅かな期間にしか味わえないこの景色の中を、こんなにいい天気の下で走ることが出来るなんて、何という喜びだろう。
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そして、周囲を木々に囲まれた区間に入れば、この見事な紅葉のトンネル!本当に素晴らしい以外に言葉が出ない。今日は比較的気温も高く、そんな中、文字通り温かみのある景色の中を進んでいけるのが嬉しくて仕方がない。
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ちょっと日向に出たところで、路肩に落ち葉が降り積もった場所があったのでBAJA君を停めて撮影。んふふ〜、BAJA君カッチョイイよBAJA君。んふふ〜。
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頭上では、黄金色に眩しく光るモミジが路上へと覆い被さる。
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徐々に標高を上げていくと、白樺など既に葉を落としきった木々も目立ってくる。
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この掘り割りも中津川林道の中で特に好きな地点のひとつだ。路肩から射す、路上の落ち葉を照らす日差しと、掘り割りが路上に落とす影とのコントラストが見事なまでに美しい。
あー、やっぱり中津川林道好きすぎるな、俺。「中津川大好きっ子」に改名しようかなあ(しないけど)。
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秋の色彩だけが支配する静かな空気の中を、峠へ向けてゆっくりと走っていく。こんな景色の中を走るたびに思うんだけど、音のしないエンジンが欲しい(笑)。
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中津川林道の中でも特に印象的な、絶壁に沿って延びる地点。このまま空へと向かって飛び出してしまいそうなここからの眺めも、やはり青空の下で見ると実に絶品だ。
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そしてここは、初めて中津川を訪れたときから必ず写真を撮るようにしている場所だ。この時期に来ると路上はすっかり山の影に隠れてしまい、BAJAもシルエットになるのだが、その奥に見える山々とのコントラストがまたいい感じなんだ(笑)。
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この遥か彼方まで続く、秋色に染まった奥秩父の山々。この景色を包み込む空間の全てを体に染み込ませていこう。
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ここも、今回はいいかなと思いつつも結局立ち寄ってしまった(笑)。
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道のカーブに沿って林立する冬枯れた白樺の向こうに見える、どこまでも澄んだ青空。空気がクリアになっていくこれからの季節ならではの美しい景色についつい見とれてしまう。
中津川沿いを離れると一気に標高を稼いでいくので、峠までの区間において様々な季節の表情を楽しむことが出来るのもこの中津川林道の魅力のひとつだ。
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既に周囲の山々を全て見下ろす高さまで上がってきているので、目の前の空は格段に広くなっている。何と爽快な景色だろう。
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そこから程なくして、標高1,740m、三国峠に到着。現在時刻12:35PM、紅葉の景色を堪能しながら走ってきたら、神流川出合を発ってから実に1時間半が経過していた。バイクなのに・・・。
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峠の切り通しを超えて長野県へと入る。今日はここに多数の車が止まっていたが、何とか隙間を見つけてBAJAを停める。
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おお、何と美しい・・・。一面を橙色に染め尽くす落葉松の景色が見られるのも、この季節ならではの醍醐味だ。
そして、あの落葉松の森の中には、林道相木川上線が延びている。この季節の相木川上線の景色は、筆舌に尽くし難いほど素晴らしいんだよなあ。ああ、またあの中を走りたいなあ。
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今日は残念ながら長野側へは下らずにここで引き返すけど、せっかくここまで来て中津川だけで帰ったんではあまりに寂しいので、戻りがてらあともう一本寄り道をしていこう。
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Aへ続く。
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