オオカミを神の使い「眷属」として祀るオオカミ信仰は、江戸時代に四足除、火盗除などを目的に広まったとされ、
その信仰はいまも全国で見ることが出来ます。
　

　
ナノレカワの地元である埼玉県においては、秩父山地を中心に、三峯神社を総本山とする三峯講など、
オオカミ信仰の神社が密集し、全国的にも特に珍しい地域となっているようです。
そしてオオカミ信仰の神社には、「お犬さま」などの名で呼ばれる像が置かれていますが、
多くの神社で見られる獅子狛犬のような特定の様式を持たないその姿は、
奉納されたそれぞれの神社ごとに独自の姿を見せています。
ここでは、主に埼玉県内の神社を中心に、バリエーション豊かな「お犬さま」の姿を紹介していきたいと思います。
参詣次第随時追加更新します。
　

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